現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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help RSS 「消費者信用団体生命保険」が自殺誘発の遠因…って根拠があって言ってるの?

<<   作成日時 : 2006/09/10 22:58   >>

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9月8日の日本経済新聞・朝刊に、生命保険協会が加盟している生命保険会社に対し、消費者金融の借り手が被保険者になる「消費者信用団体生命保険」について、加入時の説明や同意確認を義務付ける検討を始めた、という記事がありました。

記事によりますと、〈金融庁の要請を踏まえ、月内にも契約について指針をつくる。借り手が知らぬ間に加入しているケースが多く、「説明不足」との批判が噴出したため、対応を迫られている。〉とのことです。

…つい最近、このことについての記事*を書いたばかりで、再度同じ話題を取り上げることになるとは…。

*詳しくはこちら。
  • 消費者金融(サラ金)の取立て問題が保険業界に飛び火!?

    〈借入申込書の裏面やATMカードの会員規約に加入を知らせる文書が小さく書いてあるだけの場合が多く、「知らないうちに命が担保にとられている」との批判が根強い」〉…確かに契約者・保険金受取人が非人間的行為を平然と行なう業者ですので、被保険者がしっかりと「保険契約の同意確認」を行なえるような仕組みを保険会社が導入しなかったことは批判されてしかるべきでしょう。

    ただ、〈「消費者金融会社が債権回収を優先して過剰な取立てに走り、借り手の自殺を誘発する遠因になっている」との指摘がある。〉とのことですが、この点は納得できないものがあります。

    なぜなら、「消費者信用団体生命保険」が導入されて以降、消費者金融の取立てが厳しくなり、自殺者が著しく増加したという科学的な証明がなされていないからです。

    それに、指摘どおり保険が遠因となって、被保険者の自殺による死亡率が極端に高くなれば、あまりに危険率が高すぎて保険として成り立たず、保険会社はすべて撤退しているはずです。

    【記事の内容】

    以下、記事の内容です。

    【消費者金融借り手の生保加入・意思確認義務付け。】
     生命保険協会は加盟している生保に対し、消費者金融の借り手が被保険者になる生命保険「消費者信用団体生命保険」について、加入時に説明や同意確認を義務付ける検討を始めた。金融庁の要請を踏まえ、月内にも契約について指針をつくる。借り手が知らぬ間に加入しているケースが多く「説明不足」との批判が噴出したため、対応を迫られている。

     消費者信用団体生命保険は消費者金融会社が保険料を支払い、借金をした人が死亡すると、消費者金融会社が保険金を受け取る保険。借入申込書の裏面やATMカードの会員規約に加入を知らせる文書が小さく書いてあるだけの場合が多く、「知らないうちに命が担保に取られている」との批判が根強い。

     指針は借入申込書とは別の申込書をつくるなどの方法で、消費者金融の利用者から加入の同意をとるよう義務付ける。消費者金融会社に対し、契約の内容を説明する「契約概要」と「注意喚起事項」も別の書面で渡すよう要請する。無人契約機は音声で説明したうえで画面に「同意」のボタンを表示し、借り手の意思を確認する手法などの導入を求める方向だ。

     指針の運用を守らない消費者金融会社に対しては、生保が保険の引き受けを断る可能性がある。生保にとっては収益性の低い商品だけに「消費者信用団体生保から撤退する生保があるかもしれない」との見方もある。

     保険金支払いの透明性を確保するため、被保険者が死亡した場合は生保が遺族に知らせ、死亡診断書を確認することも指針に盛り込むもよう。

     出資法(上限29.2%)と利息制限法(同20%)の間の「グレーゾーン金利」は2010年をめどに廃止が固まったが、指針は今秋からグレーゾーン金利分に相当する保険金は支払わないとする案も出ている。

     生保は消費者信用団体生保について「死亡した債務者になる遺族の負担を肩代わりする機能もある」としている。しかし「消費者金融会社が債権回収を優先して過剰な取り立てに走り、借り手の自殺を誘発する遠因になっている」との指摘がある。多重債務者の支援団体はこの保険を問題視。金融庁の懇親会でも議論の対象になった。金融庁は近く、指針づくりを生保業界に正式に求める見通し。

     ただ指針は生保に対するもので、生保は借り手と接する消費者金融会社に協力を要請するにとどまる。どこまで徹底できるかは不透明で、指針の形骸化を防ぐ工夫が課題になる。

     ▼消費者信用団体生命保険 消費者金融会社が保険料を負担する契約者となり、被保険者の借り手が死亡すると保険金を受け取る仕組み。保険金は最大300万円が多い。消費者金融会社はお金を貸す際、同時に加入を求めている。住宅ローンでも契約と同時に、同様の団体信用保険の加入を求められるケースが多い。

     消費者信用団体生保は借り手が万一、死亡した場合に債権回収をしやすくする目的で1993年にできた。生保協によると、3月末時点で利用する消費者金融は27社。被保険者数は2200万人。生保19社が取り扱っており、保有契約高は8兆4000億円。


    以上です…ふうε=(-.-;)。

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    コメント(8件)

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    ご無沙汰です♪と言いつつ毎日、拝見してますよ。
    BOSSの話は如何でした?
    ところで自殺免責にしちゃえばイイと思うのは私だけでしょうか?
    メリー
    2006/09/10 23:25
    キティラーのメリーさん、ご無沙汰&一番コメントありがとうございます。
    …先日のTLC会のことですね?BOSSの話は変額保険や変額年金がどうやって誕生したのか?銀行がなぜ変額年金をやたら売るのかといったいわゆる裏話が中心でした。面白かったですよ。
    …自殺免責とは?ひょっとして永久免責ですか?実現できればいいですが、現実としては金融庁が認可しないのでは…。
    現役保険営業マン
    2006/09/10 23:43
    ですです。永久免責。制度としては悪くないと思うのですよ。
    病死とかでサラ金に負債が残ってうんぬんよりは。で、今のようなナンセンスな叩かれ方をするなら債務保証の団信は永久免責にしちゃえば解決。
    実は私も被保険者に自殺あるんです。そのときに思いました。
    多額の債務をチャラにする手段としての選択でしたから。。。
    Bossのお話は伺いたかったですよ♪
    よろしくお伝えくださいませ。
    メリー
    2006/09/10 23:59
    こんにちは!
    確かにいろいろな問題を抱えているんでしょうが、前回の記事にあるように生保に飛び火するのはお門違いのような気がします…
    ともさか保険事務所
    URL
    2006/09/11 11:17
    メリーさん、再コメントありがとうございます。
    消費者信用団体生命保険のみ自殺は永久免責…ですか。
    まぁ、ひとつの方法ですがそれが認められるかどうかが大きな問題かと…。
    それに、保険が過剰な取り立てによる自殺の遠因という証明がなされていませんから、まずは因果関係の有無の立証をすることが大事かと存じます。
    …了解です。
    現役保険営業マン
    2006/09/11 17:35
    ともさか保険事務所さん、コメントありがとうございます。
    …いやホント、批判されても止むを得ない点は多々ありますが、過剰な取り立てによる自殺の要因というのは、いくらなんでも筋違いではと思っております。
    現役保険営業マン
    2006/09/11 17:37
    こんばんは。

    よくCMなんかで「ストップ借りすぎ」なんてやっていますね。私の感覚からすると、「お金が無いのに借りる」というのが全く理解不能なのですが。
    「自分の資力の範囲内で生活する」、、、こんな簡単で当たり前のことが何で出来ないんでしょう?

    非人間的行為を平然と行なう「悪魔」「畜生」が人間の姿をして“仕事”をしている業者

    、、、とこれは少し言いすぎかなと。
    消費者金融でマジメに働いている方もいらっしゃいますし。
    「多重債務」に陥っても「自己破産すればいいや」なんて安易に考えているほうがよっぽど「鬼畜」であると思います。
    借りたものはやっぱり返すべきです。
    佐藤
    URL
    2006/09/12 18:52
    佐藤さん、コメントありがとうございます。
    …今回はかなり感情的に書いておりますので、お見苦しい点もあります。
    さて、多重債務者の中は安易に自己破産すればいいやと考えている人と周囲に相談することができず、ますます借金地獄に陥ってしまう人の二通りに分けられると思われます。
    前者は論外ですが、後者は救済すべきと考えます。
    また、なぜ彼らは多重債務に陥ったのか…そのことを検証できる仕組みづくりが必要ではないかと存じます。
    現役保険営業マン
    2006/09/12 19:11

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