現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 医療保険・契約件数が1668万件に…「定期付終身保険」を抜く。

<<   作成日時 : 2007/01/15 18:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 10 / コメント 10

1月15日の日本経済新聞・朝刊に、医療保険についての記事がありました。

記事によりますと、医療保険の保有契約件数が昨年9月末時点で1668万件に達し、長く生保商品の代表格だった定期付終身保険を約80万件上回った、とのことです。

…日経は、医療保険の保有契約件数が定期保険特約付終身保険(「定期付終身保険」。以下同じ)の保有契約件数を上回ったことを、「生保商品の主役交代」という見出しで報じておりますが、本当にそうなのでしょうか?

管理人はそうは考えておりません。

確かに、定期付終身保険の保有契約件数は年々減少し続けております。

ただ、それは医療保険に押されたというよりも、

@第一生命保険、住友生命保険、明治安田生命保険、三井生命保険、朝日生命保険などが2000年ごろを境に、定期付終身保険の新規契約を中止して、利率変動型積立終身保険(「アカウント型保険」。以下同じ)にシフトした。

A既に契約をしている顧客の定期付終身保険をアカウント型保険に乗り換え(転換)させた。

B結婚した後もしばらくは子供を生まずに共働きをするなど、ライフスタイルが変化したことで死亡保障保険に対するニードが潜在化した。

といったことが原因であると管理人は考えております。

それに、いくら定期付終身保険を上回ったとはいえ、アカウント型保険や単体の終身保険も合わせた保有契約件数と比べると、依然、終身保険の保有契約件数が上回っております。

これに、定期保険の保有契約件数を加えた死亡保障保険全体と比較すれば、まだまだ差があるものと考えられます。

また、医療保険は@標準発生率などの統計データが整備されていない、A保障対象を疾病と不慮の事故にしているため、給付金支払の長期予測が困難である―といった問題をはらんでおります。

そのため、管理人は今後も生命保険の主力は終身保険や定期保険といった死亡保障保険であると考えております。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

【医療保険の契約1668万件・「定期付き終身」抜く:生保商品の主役交代】
 生命保険会社が扱う医療保険が、長く生保商品の代表格だった「定期付き終身保険」を契約件数で初めて抜いた。高齢化の進展で病気にかかった場合の備えに関心が高まっているためで、生保会社の保有契約件数(昨年9月末)は合計1668万件となり、定期付き終身保険を約80万件上回った。各社は医療保険を中心とする「第三分野」が今後も成長するとみており、商品やサービスも多様化している。

 生命保険協会によると、生保38社が保有する医療保険の契約(昨年9月末時点)は件数ベースで同3月末に比べ5%増えた。定期付き終身は同じ期間に4%減って約1592万件となり、初めて医療保険に逆転された。

 定期付き終身は一定額の死亡保障が一生続くとともに、子育て世代などの一定期間は保険金を増額できるようにした商品。働き盛りで死亡した場合に遺族に高額な保険金をのこせるため、1970年代以降人気を集めた。ピークの97年には契約が約3000万件、保険金ベースの契約高は1000兆円近くに達した。

 一方、医療保険は入院した日数に応じて日額5000、1万円といった給付金が受け取れるほか、手術を受ければ数十万円の一時金ももらえる。病気にかかった場合の経済的負担を軽くするのが主な目的だ。

 医療保険が好調なのは寿命が延びたことに伴い、老後の医療費などがかさむ「長生きするリスク」に関心が集まっているためだ。公的社会保障の負担増や給付削減が懸念されるなか、民間の保険で医療費の自己負担分や差額ベッド代を賄おうとする人が増えている。

 住友生命保険や明治安田生命保険などは定期付き終身の販売を中止し、保障内容をより柔軟に設計できる新型の終身保険に切り替えた。こうした新商品を含めても、終身保険全体の契約件数はじりじりと減少し、昨年9月末は3743万件だった。

 一方、医療保険にがん保険と傷害保険を加えた「第三分野」全体の契約件数は9月末で3495万件。定期付き以外も加えた終身保険全体と第三分野の差は2002年度末に1000万件以上あったが、約250万件にまで縮まっている。

 ◇「第3」の分野が急成長・医療保険の多様化進む
 医療保険など「第三分野」といわれる保険商品は1980年代ごろから徐々に普及した。米AIG系のアリコジャパンなど外資が先行し、対米関係に配慮する旧大蔵省の方針で、国内大手には2001年になって全面解禁された。「第三分野」は死亡保険の第一、モノにかける第二分野以外の保険の意味で使われるが、第一の分野に並ぶ規模に成長。各社が商品開発にしのぎを削り、現在は100種類以上が売られている。

 最もヒットしたのはアメリカンファミリー生命保険(アフラック)の「EVER」シリーズで、02年の発売から約270万件売れた。保障内容を入院費給付と手術費給付に抑え、保険料も比較的安くした。

 かつては大病をした人は保険に入れないのが常識だったが、最近では病歴があっても加入できる医療保険も増えている。住友生命保険は、保険料を健康な人より平均3割高くする代わりに糖尿病治療中の人が契約できるなど加入条件を緩くした商品を扱っている。

 がんなど日本人に多い病気を重点的に保障するタイプや先進医療に手厚いタイプ、保険料の払い込みが終わるときに生きていれば支払った全額が戻ってくるタイプなども登場している。

 ただ一部の会社で保険金の不払いが発覚し、生保各社は過去の契約で不払いがなかったか再点検している。第三分野は支払い条件が死亡保険より複雑になりがちで、契約者も注意が必要になる。


以上です…ふうε=(-.-;)。

皆様の一票をお待ちしております。
人気blogランキングへ

設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(10件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
東京海上日動あんしん生命
東京海上日動あんしん生命 ...続きを見る
東京海上日動あんしん生命
2007/01/16 05:42
生命保険とは
生命保険とは、死亡やケガ病気など生活に中で起こりうるリスクを回避するための保険です。生命保険では、死亡するまで または一定の年齢まで設定された金額を支払うことを条件として契約を行います。 ...続きを見る
生命保険でがっちり保障 生命保険情報
2007/01/20 23:53
終身保険はいくら必要なのか?
この命題に関しましては、正直なところかなり悩みましたが、悩んだ挙句の記述をしました。それでは検証してまいりましょう。 ...続きを見る
生命保険の真実を伝える
2007/01/24 10:28
友人や知人に保険営業をしてはいけません。
生命保険の営業は、もはや友人、知人だけのマーケットでは成功できません。まず、ほとんどの人に断られます。 ...続きを見る
あなたも保険営業でトップになれる
2007/01/24 17:18
老後に夫と同居→妻の死亡確率2倍
老後に夫婦が同居していると、妻の死亡確率が2倍になるという今日の記事より。 (引用記事は、下部に掲載) ...続きを見る
総合情報ニュース徒然草
2007/01/29 11:07
終身医療保険
終身医療保険は、保障期間が一生涯なので安心です。 ここでは、代表的な終身医療保険をいくつか挙げて... ...続きを見る
医療保険比較と終身保険
2007/02/11 20:19
専業主婦です。
Q.専業主婦の生命保険は不要?A.保険は、万一のときに家計にかかる経済的負担を補うものです。 もし、あなたが病気やけがで入院したり、あるいは亡くなったとき、 あなたの家庭に不安はないでしょうか? 主婦が入院すると、医療費の負担もさることながら、 時にはヘルパーを雇ったり、外食費が増えたり、 何かと費用がかさみます。 そのためにも、医療保障に重点を置いた保険がいいでしょう。 特に、子供に手のかかるうちは、ある程度の保障は 確保しておきたいもにです。 死亡保障に関しては、主婦は... ...続きを見る
生命保険得々ガイド お得な生命保険納得サ...
2007/02/12 15:30
医療・がん保険を自分でゆっくり選ぶなら
医療保険の検討なら、その場で各社の保険料が見られる保険モール ...続きを見る
保険見直しガイド
2007/02/14 19:56
積立終身保険 情報 01
利率変動型積立終身保険|保険種類から選択|明治安田生命... 生命保険商品 &g... ...続きを見る
積立終身保険 情報
2007/07/27 00:44
積立終身保険 情報 02
利率変動型積立終身保険|保険種類から選択|明治安田生命... 生命保険商品 &g... ...続きを見る
積立終身保険 情報
2007/07/27 07:05

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは

保険の主役が何か..なんていう話は本当はどうでも良いことかもしれませんね。

そういったことは、募集人のすべてが、お客様一人ひとりが必要とする保障について、しっかりニーズに合ったものを提案できる様になってから評価したのでなければ、意味がないし..

日経新聞へのツッコミシリーズ、また期待しております(^^)
てつお 
URL
2007/01/15 18:41
てつおさん、一番コメントありがとうございます。
…確かにそうですね。本当は顧客ひとりひとりのライフプランに応じた保障を提案することが大事なことでしょう。
…はい、わかりました。これからもツッコミし続けます(爆)。
現役保険営業マン
2007/01/15 21:27
こんばんは。

そうですね。

あひるさんメインの私が言うのもなんですが、私も「生命保険」のメインは死亡保障だと思います。

医療保険などは、保険金(給付金)受取人=被保険者本人です。
死亡保障は、受取人を指定します。(被保険者は死亡しているため)
自分が困るから保険に入る、では無く、心から愛する誰かを例え死んでも守り続けるため、保険に入る。
そういうのが本来の形だと思っています。
(もちろん、ニーズが第一ですが)
佐藤
URL
2007/01/15 23:13
佐藤さん、コメントありがとうございます。
>自分が困るから保険に入る、では無く、心から愛する誰かを例え死んでも守り続けるため、保険に入る。
そういうのが本来の形だと思っています。
(もちろん、ニーズが第一ですが)
>>おっしゃるとおりだと思います。
現役保険営業マン
2007/01/15 23:30
おはようございます!

単純に件数だけの比較をしても意味が無いと思います…
医療保険が一体型から単品型に主流が移ったことで、一家族を例にしても、ご主人様の定期付終身、ご家族型がん保険、ご夫婦とお子様二人の医療保険で、定期付終身1件、医療保険5件ですからね。
ともさか保険事務所
URL
2007/01/16 09:54
ともさか保険事務所さん、コメントありがとうございます。
…確かにそうかもしれません。保有契約件数のからくりを考えると、数字だけで優劣を比較することにはあまり意味はないでしょうね。
現役保険営業マン
2007/01/16 10:41
こんにちわ!

このニュースは朝の朝礼で聞きました。
時代の変化とともに、終身なのでしょうか。
ますおさん
2007/01/16 16:21
ますおさん、コメントありがとうございます。

…う〜ん、どうでしょうか?管理人は時代の流れというよりは、かつての定期付終身と同様に当面の保険料収入確保を優先した、保険会社が作り上げたブームであるとにらんでおります。
現役保険営業マン
2007/01/16 18:26
そうですね!
この先またどんな商品が出てくるかも
わかりませんしね!!
自分はお客様に何を進めていけばいいのでしょうか…。
と思う日々が多々あります。
ますおさん
2007/01/17 14:05
ますおさん、コメントありがとうございます。
>自分はお客様に何を進めていけばいいのでしょうか…。
と思う日々が多々あります。
>>管理人もそういう時があります。ただ、経験上…そういう時でもお客様と話し合っていくうちに結論が出ます。
常にお客様と課題解決をすることを心がけていれば、大丈夫ではないかと思っております。
現役保険営業マン
2007/01/17 14:47

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文