現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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help リーダーに追加 RSS 生保各社が注力する保険商品のキーワードは「生前給付」。

<<   作成日時 : 2007/02/28 12:10   >>

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2月27日の日経金融新聞に、生命保険会社が注力する保険商品についての記事がありました。

記事によりますと、〈生命保険会社が医療保険などの「第三分野」や銀行窓販向けの商品開発に力を入れている。国内大手は死亡保障を重視し、第三分野は外資系生保が中心というのが業界地図だったが、死亡保障型の不振や窓販の拡大を受けて国内勢も転換を迫られた。特定分野に新商品がひしめき、パイの奪い合いが過熱しそうだ。〉とのことです。

…死亡保障保険の新規契約が以前のように伸びない今、確かに生前給付型の保険は貴重な成長分野といえるでしょう。

ただ、気がかりなことがあります。それは、生前給付型の保険、特に医療保険や介護保障保険は@将来の支払い予測が非常に困難であるA疾病の罹患率といった基礎率が不安定―という点です。

管理人は、医療保険や介護保障保険などいわゆる第三分野の保険商品が、本当の意味で主力商品となるには、標準発生率の導入による責任準備金の積立といった、適正なリスク管理体制の構築が全社ベースで確立されることが必要不可欠であると考えております。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

【大手生保ここに注力―第三分野・銀行窓販、「生前給付」が人気。】
 生命保険会社が医療保険などの「第三分野」や銀行窓販向けの商品開発に力を入れている。国内大手は死亡保障を重視し、第三分野は外資系生保が中心というのがこれまでの業界地図だったが、死亡保障型の不振や窓販の拡大を受けて国内勢も転換を迫られた。特定分野に新商品がひしめき、パイの奪い合いが過熱しそうだ。

 日本、第一、住友、明治安田の大手4社が2006年度に発売した新商品は、大半が第三分野か窓販向け。どちらにも当てはまらないのは住友生命が既存の終身保険を改定した商品と、明治安田生命が出した定額年金のふたつだけだ。

 ◇利率見直しや男性専用
 日本生命は今年度、窓販向けの個人年金「マイドリームプラス」を投入した。市中金利に合わせて月に2回、予定利率を見直すのが特徴で、これまでに約150億円を販売している。

 第一生命が第三分野の主力と位置づけて売り出したのは、医療保険「これぞ真打ち」。15歳から44歳の男性向けで、がんになったらそれ以降の保険料を払わなくて済む仕組みにした。

 明治安田生命は、契約後半になるほど保険金が増える銀行窓販向けの一時払い終身保険を発売した。行政処分の影響で窓販は出遅れたが、現在は変額年金での新商品を開発中。年内に売り出す考えだ。

◇外資も相次ぎ新商品
 外資系なども第三分野と窓販に的を絞って新商品を投入している。アリコジャパンは昨年、過去に病気にかかった人でも入れるよう基準を緩くした医療保険は発売。死亡保障商品が中心だったプルデンシャル生命保険は、営業職員向けの変額年金を初めて売り出した。

 同じく死亡保障中心のソニー生命保険も、第三分野の介護保障保険と収入保障保険を昨年10月に投入している。

 新商品の構成変化は、長寿社会を映して「長生きするリスク」への消費者の関心が高まっていることが大きい。第三分野は老後に病気になった時に医療費の自己負担分をカバーでき、窓販で扱う個人年金は公的年金の不足を補える。いずれも「生前給付型」の商品で、顧客ニーズの高い分野になっている。

 死亡保障商品は市場縮小が続いている。銀行経由の保険販売は伸びが続いており、「第三分野」と「窓販」のふたつの分野で各社がしのぎを削る構図は今後も続きそうだ。


以上です。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは!

確かに第三分野商品は保険料も高額にならないので“販売しやすい”“加入しやすい”と思います。

がっ!しかし、やはり生命保険の基本は“死亡保障(遺族保障)”だと思います!第三分野の単品売りではなく、第一分野を含めたコンサル提案を今後もしていきたいと思います。
ともさか保険事務所
URL
2007/02/28 16:11
ともさか保険事務所さん、一番コメントありがとうございます。
…おっしゃるとおり第三分野、特に医療保険はお客様のニードが既に顕在化しているので契約に結びつきやすいと思われます。ただ、そこにばかり力を注ぐとお客様自身がまだ気付いていないニード(潜在ニード)を探り当てることができなくなり、結果として本当に必要な分野の保障を提供できなくなる恐れがあると思います。
現役保険営業マン
2007/02/28 18:14
初めてお目にかかります。
第三分野の支払い予測に関する文面、なるほど〜です。保険の販売員も相談員も、ややもすると保険の入口ばかりに目が行きがちですが、出口や将来についての情報も関連付けてアドバイスできるとほんとによいな、と思いました。
はまつ ひろみ
2007/03/04 11:45
はまつ ひろみさん、初コメントありがとうございます。
…はい、多くの相談員や営業パーソンが「保険料」の安さを優先しすぎております。
管理人は、保険は給付金を適切に支払ってなんぼと考えております。
そのためにも、適正な責任準備金を積み立てるリスク管理体制を構築してほしいものです。
今後とも当Blogをよろしくお願い申し上げます。
現役保険営業マン
2007/03/04 12:16

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