現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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help リーダーに追加 RSS がんの最新治療K―中皮腫に対する新治療法、まもなく臨床試験の予定。薬剤と手術の併用。

<<   作成日時 : 2007/12/30 19:05   >>

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前回の*続きです。12月25日の日本経済新聞・夕刊に、悪性胸膜中皮腫とその治療法についての記事がありました。

*前回の記事はこちら。
  • がんの最新治療J―子宮頸がんの原因「ヒトパピローマウイルス」の予防ワクチン承認へ。

    記事によりますと、

    〈悪性胸膜中皮腫はアスベスト(石綿)が原因で発症するがんで、年間1000人以上が命を落とす。苦しむ患者や家族は多い。今年から治療薬「アリムタ(一般名ペメトレキセド)」が使えるようになった。外科手術と組み合わせた新しい治療法でも国内で臨床試験がまもなく始まる予定だ。〉

    とのことです。

    …悪性胸膜中皮腫という病気は、2005年に新聞・TV等で報道されたいわゆる「アスベスト問題」で取り上げられていました。ご記憶の方も多いかと存じます。

    この悪性胸膜中皮腫は、早期発見の方法が見出されていないため、進行症例で発見されることが多いらしく、生存率はかなり低いようです。時事通信社「家庭の医学」の健康医学情報には、

    〈悪性中皮腫の症例が多い横須賀共済病院呼吸器科で54例を検討したところ、発症から死亡までの期間の中央値は15ヶ月(最短1ヶ月、最長167ヶ月)であり、発症2年後の生存率は約30%、5年後の生存率は約3.7%と実に深刻な結果です。〉

    と、ありました。

    05年のアスベスト問題報道でご記憶の方もいらっしゃると思いますが、悪性中皮腫はアスベストを大量に吸引してから20年〜50年という長い時間を経て発症します。

    建築資材として重用されたアスベストは、1974年が輸入のピークだったため、悪性中皮腫の患者はこれから増加するといわれております。

    今後どれだけの人がこの病を発症するのか…想像しただけでも恐ろしくなります。

    【記事の内容】

    以下、記事の内容です。

    【がん治療最前線D中皮腫、どこまで克服可能?―薬剤と手術の併用、臨床試験へ。早期発見が重要。体力的な負担も】
     悪性胸膜中皮腫はアスベスト(石綿)が原因で発症するがんで、年間1000人以上が命を落とす。苦しむ患者や家族は多い。今年から治療薬「アリムタ(一般名ペメトレキセド)」が使えるようになった。外科手術と組み合わせた新しい治療法でも国内で臨床試験がまもなく始まる予定だ。

     「自覚症状はなかったが、石綿健康診断で引っかかった。早期で見つかったのが幸いだった」。岡山氏に住む50代の鈴木重徳さん(仮名)は、こう振り返る。鈴木さんは造船関係の職場で長年働いてきた。アスベストを取り扱う業務に就いていた経験もある。

     アスベストを扱っていた経験を持つ人は一定の条件を満たせば、石綿健康管理手帳の交付を経て健康診断を受けられる。鈴木さんも会社や家族の勧めで、岡山労災病院で胸膜の精密検査を受け、早期の中皮腫であることが分かった。

     胸のレントゲン検査で左胸膜が部分的に厚くなっていた。胸腔(きょうくう)鏡という器具を使い組織の一部を採って詳しく調べたところ、中皮腫が見つかった。

     外科手術で左肺・胸膜を全摘、アリムタとシスプラチンという2種類の抗がん剤投与を受けた。治療後約10ヵ月たったが、再発していない。

     アリムタは肺がんや中皮腫患者を対象に開発された抗がん剤。国内でも1月に国の承認を得て使えるようになった。

     欧米のデータによると、アリムタとシスプラチンを併用して使った場合の生存期間は約12〜13ヵ月で、シスプラチン単独使用に比べて約3ヵ月延びた。

     中皮腫患者へは2剤投与が標準的治療になっている。鈴木さんのような手術の対象になるのは早期がんのケース。岡山労災病院の岸本卓巳副院長は「外科手術は、がんがリンパ節や周囲に広がっておらず、片側の胸膜や肺の一部にとどまっていれば可能」と話す。

     病状が進行し、手術に適さないケースは抗がん剤だけで治療する。ただアリムタとシスプラチンの併用は「吐き気や食欲不振などを招きやすい。75歳以上になると体力的に厳しいケースもある」(岸本副院長)。

     2剤併用でも完治することはできない。そこで大事なのが早期発見だ。中皮腫患者の多くは胸に水がたまる。胸膜が部分的に厚くなるケースもある。このタイミングで中皮腫に詳しい医師の診察を受ければ、早期発見できる可能性が高まり、外科手術の適用にもなる。

     兵庫医科大学の中野孝司教授らは欧米で実施されている抗がん剤と、胸膜と肺を摘出する手術、放射線の3つを組み合わせる治療法の有効性を検証する研究に取り組んでいる。

     生存期間を5年以上に延ばす可能性を持つ半面、大掛かりな手術では体力的な負担は重いという指摘もある。

     国立がんセンターなど21施設が参加し来年1月にも臨床試験がスタートする。まず抗がん剤と外科手術を組み合わせた治療法の有効性などを約2年かけて検討。さらに放射線治療も実施し、延命効果を見極める計画だ。

     中皮腫治療は発展途上の段階で、東京大学と慶応大学の共同研究チームや大阪府立成人病センターなどで、がん細胞の増殖を抑える抗体やウイルスの開発も相次ぐ。臨床研究の計画もあり、新たな治療法を実用化する期待が高まっている。


    以上です。今回でがんの最新治療についての連載はひとまず終了です。ありがとうございました。何か情報をキャッチしたら連載を再開します。

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    コメント(2件)

    内 容 ニックネーム/日時
    変わらず綿密な情報紹介流石です。
    私はいつも思います。保険の販売者は、単に保険情報お得情報などを配信するのではなく、消費者・利用者にとって生活全般に係わる知識の情宣が必要だと思います。それが消費者関与に付随して消費者成熟度を高めることとなり、販売者・消費者双方にとってよいことだと思います。今年は大変お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いしますね。
    goodday
    URL
    2007/12/31 09:57
    gooddayさん、こんばんは。
    一番コメントありがとうございます。
    …そうですね。そういったいわゆる付加価値を提供することは、とても大事なことだと思います。
    今年も今日が最後…来年もよろしくお願い申し上げます。
    現役保険営業マン
    2007/12/31 17:24

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