…本題に入る前に、私事の報告を。本日の午前中に、管理人の兄夫婦に第2子 が誕生しました!!やったー!! 今度は男の子です。体重は3380グラムでした…強く逞しい子に育って欲しいものです。さて、ここから本題です。 今回は、4月21日に発売された週刊東洋経済の生保・損保の特集記事「保険の裏側」についての感想などを述べてまいります。 …結論から申しますと、 「つかみはOK。でも、肝心の本題はがっかりだなぁ…『保険の裏側』という見出しで期待させておいて、『20種類のモデルケースに対する保険会社ごとの提案比較』かよ。下手をすると保険料のみの比較になりかねないぞ。東洋経済ともあろう雑誌がなんてグダグダな特集を…。まぁ、週刊金剛石(仮名)よりはまともかなぁ」 ―というのが記事全般に対する管理人の感想です。 1.つかみはOKの理由 同誌はP36で 〈 あなたが保険を選ぶ基準は難ですか。保険料の安さ、十分な保障?それとも……。 世の中には医療保険、がん保険、終身保険など、単品だけの商品比較があふれている。だが、それら一つひとつを組み合わせても、実はあなたの人生を守る“盾”は見えてこない。どんなに安い、どんなに保障の大きな商品でも、個人が置かれた環境によって必要か否かは決まる。保険に入るということは、実はトータルで自分の人生を考えることと等しいのだ。〉 ―と述べています。 これは、コンサルティング営業の基本です。いざというときに役に立つ保険契約を行うには、まずはお客様に自身や家族の人生をトータルで考えていただくことからスタートします。 表面的な情報で、一般消費者を振り回しがちな他の経済誌(週刊金剛石(仮名))や新聞(N本経済新聞)において、保険のプランニングとは何か、といったことを考えさせるこんなまともな記述は見られないですよ。 ゆえに、つかみはOKと感じたのです。 2.本題はがっかり…の理由 同誌は、P39の上段において 〈 年収、既往症、個人の性格など実際の人物さながらにプロファイルした20種類の“バーチャル人格”に、生保21社が最適の商品プランを提案した。自分に近いケースをみれば、各社がどのような提案をしているかが一目瞭然。 編集部で設定した20の人物像に生保各社がどのような提案を行うかアンケートを行い、各社が最適と考える商品、保険料、保障期間、保障額を回答してもらった。 保険料が高いプランは保障内容も手厚い。貯蓄額や玄関貯蓄目標を勘案して、貯蓄タイプの保険を提案に含めるのも各社の自由だ。商品ごとの比較よりも実態に即していると同時に、保険料の安さを競うを従来の企画では読み取れない、保険本来の機能の違いが歴然とするはずだ。 まずは自分にあった販売チャネルが提案している商品間で比較、さらに他のチャネルが提案する商品も比較すれば、自分にふさわしい商品は必ず見つかるはずだ。…〉 と述べております。しかし、プロファイル情報と格好いいフレーズをつけているものの、保険のプランニングに提供された情報は、肝心なリスクの洗い出しと評価といった重要な情報が欠落している表面的なものばかり。 思わず、書店で立ち読みしながら …こんな表面的な情報*で、「最適な」保険プランを出せというのか?ずいぶんと無茶なことを要求するなぁ…インパスを使わずにピラミッドの宝箱(人食い箱含む)の中から、本物の宝箱だけを開けろといっているようなものだぞ(…ん?ちょっと違うか!?)。 とぼやいてしまいました。 肝心な情報がないために、ほとんど保険会社側の推測に基づいて作成されたモデルケースプランが、一体どれほど参考になるのでしょうか? 管理人はほとんど参考にならないと思っております。なぜなら、自分と家族にとって適切な保険契約を結ぶには、個々にライフプランニング・マネープランニングを行い、営業パーソンとの会話を通じて、自身が気づいていない本当の必要性(潜在ニード)に気づいた上で保険を選択するしかないからです。 また、提案内容の比較をすることで「保険本来の機能の違いが歴然とするはずだ」と考えているようですが、これはちょっと違うのではないかと思います。 管理人は、 提案内容の比較をして分かるのは、保障内容の違いや保険料の違いといったことくらいである。保険本来の機能の違いが分かるのは約款を比較したときである。 と考えています。なぜなら、約款こそが保険金や給付金を支払うべきケース(支払事由)や支払わないケース(免責事由)、保障の対象となる手術など、保険本来の機能を記載した唯一のものだからです。 ゆえに、管理人は同誌の本題にがっかりしたのです。 *管理人が表面的な情報だけと感じた「プロファイル情報」。 ここで、管理人が表面的な情報だけと感じた「プロファイル情報」を全ケース(20ケース)記載してまいります。個人的には、どう考えても、これで最適な保険プランを作成するのは無理があるかと思います。 ケース1.20代前半【22歳・男・独身】…就職したばかりで保険知識ゼロ 20のモデルケースのトップバッターは22歳男性で、就職したばかりの会社員だ。年収は320万円。日々の仕事をこなすのが精一杯で、彼女をつくる余裕もない。賃貸住まいで家賃は月6.5万円。持ち家購入も全く念頭にない。ただ2〜3年以内に車を購入する意向。貯蓄をしたいと思っているが、日々の出費が多く、貯金ができても月額3000円が限度だ。このため貯蓄額はほぼゼロである。就職したての新入社員のため保険の知識は乏しく、保険料についても「どのくらいが妥当か見当もつかない状況」。喫煙歴はないこの男性に、生保各社はどのような提案をしたのか。 ケース2.20代前半【22歳・女・独身】…実家暮らしで貯蓄好き30歳ぐらいで結婚 続いてのケースは22歳独身女性、就職したばかりの会社員だ。年収は290万円。親と同居で住居費はかからない。毎月の給料は全部自由になる。衣服を買うのが好きで、いろいろなデザインのものを毎月買っている。一応、月5万円の貯金もしており、現在の貯蓄額は50万円。30歳くらいまでには結婚したいと漠然と考えている。持ち家購入は考えていない。保険料についてもどのくらいが妥当な額か見当もつかない様子で、「何から何まで面倒を見てもらいたい」という性格の持ち主のようだ。… ケース3.20代後半【27歳・男・独身】…半年後に結婚予定。子供は2人欲しい 半年後に結婚を控えた幸せいっぱいの27歳男性、会社員。年収は380万円。賃貸住まいで家賃は月8万円だ。婚約者も会社員で年収は300万円。将来は、結婚後2〜3年で持ち家を購入。子供は2人欲しいなど夢は膨らむ。ただし貯蓄額は150万円しかなく、ちょっとした披露宴や新婚旅行で吹っ飛んでしまう。毎月の貯蓄もわずか4万円。結婚後の生活プランを充実させたいところだ。「ずぼらで人任せ」という性格の持ち主で、「保険料をどのくらい払ったらよいのか見当もつかない」という。因みに喫煙歴は7年だが、1年前の婚約者との出会いを機に禁煙中だ。 ケース4.20代後半【28歳・男・既婚・共働き】…子どもが生まれた!貯蓄は500万円 結婚して4年の28歳男性、会社員。年収は440万円。今月第一子が生まれたばかりで喜びもひとしお。妻も会社員で年収は420万円。現在は産休中だ。賃貸住まいで家賃は月15万円。2〜3年先には持ち家を購入したいという希望があり、毎月15万円を貯蓄に回す。現在の貯蓄額は500万円まで増えた。「煩わしいことは嫌い」という性格の持ち主で、「保険料も安いほうがよい」。喫煙歴8年。1日2箱吸うヘビースモーカーである。 ケース5.30代前半【31歳・男・既婚・共働き】…子が成長したら家を買い替えたい 2歳というかわいい盛りの1人息子がいる31歳男性、会社員。年収550万円で、OLの妻も年収470万円。持ち家を購入したばかりで、ローン返済額は月18万円。60歳完済予定だ。10年後くらいには広い家に買い替えたいと思っており、毎月8万円を貯蓄している。現在の貯蓄額は300万円だ。保険については、「安いに越したことはないが、保障も重視したい」という。「自分のことは自分で」という性格の持ち主に、生保各社はどのような提案をしたのだろうか。ちなみに喫煙歴はない。 ケース6.30代前半【32歳・男・既婚・子供2人】…ハワイ旅行が年中行事、出費が痛い 32歳の会社員。年収は580万円で妻は専業主婦。4歳と0歳の子供がいる。一戸建てを購入したばかりで、住宅ローン返済額は月13万円。完済は35年も先の話だ。にもかかわらず、大きな出費が多い。2〜3年後に車を購入したいと考えており、しかも、毎年の家族でのハワイ旅行は恒例行事だ。預貯金は300万円あり、毎月4万円ずつ貯金している。保険はシンプルなものを希望しており、月2万円くらいなら払ってもよいと思っている。ちなみに喫煙歴はない。 ケース7.30代後半【35歳・女・既婚・共働き】…半年後に第一子を出産予定 半年後に初めての子供を出産予定という35歳の女性。本人はOLで年収420万円。夫も会社員で500万円の年収がある。賃貸住宅に住み、家賃の支払は月16万円。貯蓄も1000万円あり、これを頭金にしてマンションを購入したいと考えている(予算4000万円)。ライフプランニングはしっかりやっており、毎月18万円を貯蓄に回している。子供は小学校から私立に通わせたいという。保険については「徹底的に調べたい。安いほうがよい」という考えだ。 ケース8.30代後半【38歳・男・既婚・共働き】…お受験家庭、息子が私立に通います 今年4月に私立小学校に入学した長男を抱える38歳男性会社員。年収は650万円。共働きで妻の年収は610万円だ。賃貸住宅暮らしで家賃は月15万円。子供の成長もあり、間取りの広いマンション(予算は4500万円程度)を購入したいと思っている。毎月20万円を貯蓄しており預貯金は1300万円あるが、マンションの頭金で一気に減りそう。長男は中学も私立に通わせたい意向で出費はかさむ一方だ。しかし、保険については掛け金に安さよりも保障内容を重視したい。「気になることは徹底的に調べる」という性格の持ち主だ。 ケース9.30代後半【37歳・女・独身】…せっせと蓄財。老後は外国暮らし 37歳独身女性。年収600万円のキャリアウーマンで、結婚については未定だ。実家に住んでいるので住居費はかからない。毎月15万円の貯金をしており、現在の貯蓄額は700万円。老後は海外で暮らすのが夢だ。喫煙歴は3年だが5年前に禁煙した。性格は「シンプルなものが好きで、基本的に人任せ」。保険料は「安いほうがいい。1万円くらいまでという希望を持つ彼女への各社の提案は―。 ケース10.40代前半【40歳・男・独身】…離婚したので生活設計を見直し中 40歳独身会社員。独身といっても実はこの春に離婚したばかり。元妻が親権を取った私立中学生の息子の養育費が月15万円。持ち家のローンも月20万円、完済まで後15年残っている。それなりの金額だった財産も慰謝料清算後はわずか100万円に減ってしまった。当面は再婚の予定もなく、持ち家はいずれ処分して実家に戻ろうかと考えている。年収800万円のエリート会社員だが、懐事情は厳しいのだ。「煩わしいことが嫌い」という性格の持ち主。 ケース11.40代前半【43歳・男・既婚】…賃貸暮らしだがいずれ実家へ 「健康には自信あり」と言う43歳男性の会社員。年収1000万円で妻は専業主婦。1人息子は今年4月に公立中学校に入学したばかり。現在は家賃16万円の賃貸住宅に入居しているが、持ち家を取得する予定はない。将来は実家を継承する予定だ。資産は預貯金1100万円。毎月8万円の貯金をしている。既往症はなし、喫煙歴なし、「保険にはやや懐疑的だが、気になることは徹底的に調べる」という性格の持ち主に、各社はどんな提案をしたのだろうか。 ケース12.40代後半【45歳・男・独身】…喫煙20年で既往症。長いローン返済 45歳男性。結婚する気はあるのだが独身である。年収は900万円。持ち家の住宅ローンの返済額は月16万円。63歳で完済予定だ。毎月10万円貯金しており、現在の預貯金額は1000万円ある。今後1〜2年以内に車を買い替えたいと思っている。1年前に急性胃炎を患い、喫煙歴は20年。 ケース13.40代後半【45歳・男・既婚・共働き】…収入多いが教育費もピーク 45歳男性。夫婦ともに教員である。年収は夫が780万円、妻が720万円。夫婦で合算すれば、かなり裕福だ。ただし子どもは3人。それぞれ国立大1年、公立校3年、公立中3年で、これから教育費がどんどん増える。持ち家だが住宅ローン返済額は月20万円と厳しい(58歳まで)。1年前に胃潰瘍を患い服薬中。当面の夢は、子どもが皆独立した後に夫婦で海外旅行をすることだ。保険は「安いほうがいいが、保障も重視したい」という姿勢だ。 ケース14.40代後半【47歳・男・既婚】…金融資産2500万円。既往症あり 「気になることは徹底的に調べる」という性格の47歳男性は、貯蓄2500万円という人もうらやむ財産を持つ、ただ、1人息子は私立校2年で教育費がかさみ、土地に不信感があるのか生涯賃金主義を貫く。家賃は月16万円。糖尿病の持病もある。 ケース15.50代前半【50歳・女・既婚・共働き】…次男への仕送りきつくローン完済まで10年 50歳の女性。会社員で年収740万円。夫の年収も760万円あるので、夫婦での収入は人並み以上。ただ長男は独立したが次男は大学生で別居しており、仕送りがきつい。月20万円の住宅ローンも完済まであと10年あり、負担が重くのしかかる。早期退職を検討中で、退職金は割増を含めて2000万円出る予定。保障額は一体どのくらいあればよいのだろうか。 ケース16.50代前半【51歳・男・既婚】…子どもは独立。住宅ローンも完済 住宅ローンも完済、次男も今年就職で独立し、やっと肩の荷が下りた51歳男性。妻のパート収入と合わせると年収は960万円。長年の不摂生がたたっか、痛風で服薬中。預貯金は600万円程度にもかかわらず、毎月の貯蓄目標は6万円前後で老後資金にはやや不安がある。しかも目下の楽しみは夫婦での海外旅行だ。 ケース17.50代後半【55歳・女・主婦(パート)】…主婦の保障はいくら必要か? 55歳主婦。夫は年収730万円の会社員。自分はパート勤めで年200万円の収入を得ている。一人息子は就職したが、当面は同居の予定。給料の一部を食費として家に入れてもらえば、負担は減る。持ち家のローン返済額は月17万円。支払いはあと10年残っている。現預金は800万円あり、さらに老後資金として毎月10万円ずつ貯金している。長男も独立し、近所の仲間と日本各地の温泉巡りでもしようかと考えている。保険については自分がどの程度必要なのかさっぱり分からない。何事も人任せという性格もあり、専門家のアドバイスが欲しいと思っている。 ケース18.50代後半【58歳・男・既婚】…定年後は沖縄暮らし。既往症あり 定年後は沖縄に移住してセカンドライフを過ごすのが夢という、58歳男性の会社員。現在の年収は1100万円で、妻は専業主婦。長女はすでに結婚して別居。次女も年内に結婚して別居予定だ。預貯金は1000万円。持ち家のローンは60歳で完済、その後はあこがれの沖縄暮らしが待っている。ただ、4年前に患った胃潰瘍(すでに完治)が気掛かりだ。「保険は保障内容を重視」と考えるこの男性に、生保各社はどんな提案をするか。 ケース19.60代前半【60歳・男・既婚】…山登りが趣味だが高血圧 再雇用制で65歳まで働く予定の60歳男性。年収は現役時の3分の2の580万円に減ったが、長男・次男とも結婚し、妻もパートに出ているので生活面での不安はない。貯蓄も1200万円ある。山登りが趣味だが高血圧が悩みの種だ。 ケース20.60代前半【60歳・男・会社役員】…持ち家・財産あり。相続税対策も 最後のケースは60歳男性。会社役員で年収1800万円。妻は専業主婦で、長男、長女とも独立している。持ち家は住宅ローンの返済も終わった。役職定年の65歳以降も関連会社に出向予定で、趣味は夫婦で年2回の海外旅行という悠々自適の生活だ。貯蓄9000万円を含む資産1億4000万円の相続税対策が目下の課題。糖尿病と高血圧の持病がある。 3.保険の裏側というからには… 最後に、管理人の個人的な要求を述べます。 保険の裏側、というからには提案内容の比較などといった特集ではなく、入院・手術・通院の定義、高度障害・所定の身体障害状態の定義―など約款に記載されているにもかかわらず、契約者に理解されていない重要事項の特集を組んで欲しいものです。 その方がよっぽどためになると思うのですが。 以上です…ふうε=(-.-;)。 人気ランキングは、4月28日22:30現在で18位…横ばい 状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。![]() 人気ブログランキングへ マネポケランキングは、現在37位…ちょっと下がって しまいました。目指せベスト20!! 皆様のワンクリックをお待ちしております。![]() マネポケ金融投資ブログランキング!
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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う・・ん。このところ経済誌などは、比較情報に積極的にアプローチしようという切り口ですね。でもまだまだ不十分ですね。結局のところ尻つぼみです。あれでは読者は誤解しますよね。また保険会社の選びについても、規模のみ評価軸においた評論家さんがいましたが、いまどき何いってるんだ?って感じでがっかりです。 |
goodday URL 2008/04/29 01:02 |
gooddayさん、こんにちは。 |
現役保険営業マン 2008/04/29 11:09 |
新聞広告を見て、私も雑誌を買い読みました。 |
はまつひろみ 2008/04/29 11:40 |
はまつひろみさん、こんにちは。 |
現役保険営業マン 2008/04/29 12:01 |
こんばんは。 |
とことこママ URL 2008/04/29 23:07 |
とことこママさん、こんばんは。 |
現役保険営業マン 2008/04/29 23:19 |
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