|
5月13日の日本経済新聞・朝刊に、日生など大手生命保険会社9社の、2010年3月期の見通しに関する記事がありました。 記事によりますと、 < 大手生命保険9社は2010年3月期も、運用利回りが契約者に約した利回り(予定利率)を下回る「逆ざや」になったもようだ。3月末までは株価も回復していたが、保有株式の配当収入が低迷していることが主因だ。全社が逆ざやになるのは2年連続。配当収入の低迷が続けば逆ざや状態も長期化し、生保の収益を圧迫していくことになりそうだ。> とのことです。 …現時点では見通しの段階とはいえ、2年連続で大手生保9社が逆ざやですか…一昨年の3月期時点では日生、第一、大同の3社が逆ざやを解消したのですが、リーマンショックによる市場の悪化や不透明感などもあってなかなかいい状態になりませんね。 個人的には、各社ともあの失われた10年の間に財務体質を強化してきたので、直ちに圧迫されることはないかと思っています。 【記事の内容】 以下、記事の内容です。 【大手生保9社 前期も「逆ざや」―配当収入低迷、解消遠のく】 大手生命保険9社は2010年3月期も、運用利回りが契約者に約した利回り(予定利率)を下回る「逆ざや」になったもようだ。3月末までは株価も回復していたが、保有株式の配当収入が低迷していることが主因だ。全社が逆ざやになるのは2年連続。配当収入の低迷が続けば逆ざや状態も長期化し、生保の収益を圧迫していくことになりそうだ。 生保はあらかじめ予定利率分の運用収益を割り引いて保険料を計算し、契約者からお金を集めている。実際の運用利回りが予定利率を下回れば、集めた保険料では足りなくなる。不足分は保険会社が穴埋めする必要があるため、収益の圧迫要因となる。 各社は1980年代に高い予定利率の保険商品を大量に販売し、多額の逆ざやを抱えている。日本生命保険などは将来の保険金支払いに備えた責任準備金を前倒しで積み増したり、高利回りの投資信託で資金を運用したりするなど解消するための手立てを打ってきた。08年3月期は日本生命、第一生命保険、大同生命保険などが逆ざやを解消していた。 だが、08年の金融危機で運用環境が世界的に悪くなると、想定していた以上に運用利回りが悪化。09年3月期は再び全社が逆ざやに転落した。 10年3月期は株式相場が上昇し、企業年金から受託した一部の団体年金保険の資産などは回復している。だが、企業業績の回復は力強さに欠けており、株式からの配当収入は伸び悩んだ。株価の回復ほど利回りは上昇していない。 日本生命や第一生命など3社は逆ざやが増えたもよう。株式の保有が少ない住友生命保険は配当減の影響が少なく、逆ざやも減少したようだ。前の期に投資信託の売却損を計上して逆ざやが大きく膨らんだ大同生命や三井生命保険も反動で減少し、5社は逆ざやが減ったもようだ。 予定利率が高い保険契約は徐々に減っていくため、逆ざやは中長期間では減少傾向にあるが、解消には時間がかかりそうだ。10年3月期に解消を目指していた明治安田生命保険は11年3月期以降に先送りする。 資本規制の強化で生保は株式など値下がりリスクがある資産を持ちにくくなる。運用は保守的にならざるを得ず、逆ざや解消のため利息・配当収入を短期間で大きく伸ばすのは難しくなっている。 以上です。 人気ランキングは、5月13日17:30現在で11位…横ばい 状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。![]() 人気ブログランキングへ ![]() マネポケランキングは、現在43位…ちょっと下がって しまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。![]() マネポケ金融投資ブログランキング! |
| << 前記事(2010/05/12) | ブログのトップへ | 後記事(2010/05/14) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2010/05/12) | ブログのトップへ | 後記事(2010/05/14) >> |