現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 医療保険は公的医療保険の自己負担を軽減するためのもの。

<<   作成日時 : 2012/08/16 10:59   >>

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8月14日の日本経済新聞・夕刊に、医療保険についての記事がありました。

記事によりますと、

< 生命保険の特約として勧められることの多い医療保険。民間の医療保険は病気やけがをして入院したり、働けなくなったりした場合の備えとなるが、必要以上に保障を厚くしているケースも多い。医療費の負担を軽減する公的な医療保険も用意されているので、まずは公的保険をしっかり理解したうえで、医療保険も選びたい。>

とのことです。

【管理人の感想】
1.医療保険は特約って…不覚にもコーヒーを吹いた

日経さん、記事冒頭で

<生命保険の特約として勧められることの多い医療保険。…>

などといきなり日経クオリティを出すのは反則です。不覚にもコーヒーを吹いてしまいました。汚れたディスプレイとキーボードの…(以下略)。

医療保険は単体の保険であって、終身保険や定期保険、養老保険に付加するする特約ではありません。単体の保険と特約を混同すると余計に分かりにくくなってしまいます。個人的には

民間の生命保険に中には、病気や怪我による入院・手術などに備えるものがある。終身保険などに付加する入院や手術などの特約(医療保障特約)、死亡保険とは別に加入する単体の医療保険がそれだ。

―というように、特約と単体の保険を明確に分けて書いた方が分かりやすくなったのではないかと思います。

2.医療保険は公的医療保険の自己負担分を軽減するための保険
今回の記事に限らず、医療保険についての記事では

< 医療保険は死亡保険(生命保険)に比べて保険料が安いため、保険会社の営業マンに言われるがまま保障を手厚くしてしまうこともある。だが、ファイナンシャルプランナー(FP)の竹下さくらさんは「公的医療保険でカバーできるケースが多い」と注意を促す。>

―といったFPの意見を必ずといっていいほど目にします。個人的にはこの意見に違和感を感じてしまうのですよね。

と申しますのも、生命保険会社が取り扱っている医療保険の基本的な役割は

公的医療保険の自己負担分を軽減すること

だからです。

ちょっと話が逸れますが…生命保険会社が医療保険の投入を目指したのは今から40年近く前の話です。そのことについて、昭和51年9月2日の日本経済新聞は

< 大蔵省は52(1977)年度予算でも財政難から国の社会保障費の大幅増大は困難とみて、今後は公的保障補完のための生命保険、損害保険の民間保険制度を拡充するよう新対策を打ち出す方針である。

 …

 大蔵省が「国の社会保障政策の補完」として民間保険制度の活用を考えているのは、特に年金や医療保険の分野である。厚生年金、国民年金などの各種年金や国民健康保険、政府管掌健康保険などの医療保険は今後、人口の老齢化が進むのに伴い加入者保険料(掛け金)負担が急速に増えていくことが予想される。その上、例えば医療保険への国庫補助が社会保障予算の約3割(51年度)に達するなど財政面でも大きな圧迫要因になりつつある。特に「赤字財政からの脱出」を目標にする今後数年間は財政事情から年金や医療保険の給付の大幅な拡大は困難と判断している。このため大蔵省は公的な年金や医療保険の現在の給付で不足を感じる人には「自己負担、任意加入」を原則とする民間保険で補ってもらう方針で、民間保険制度の拡充を目指すことになった。

 …>


―と報じています(※「保険批判管見3」より)。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

【保険の掛け方(下)・医療保険、選ぶ前に公的制度チェック】
 生命保険の特約として勧められることの多い医療保険。民間の医療保険は病気やけがをして入院したり、働けなくなったりした場合の備えとなるが、必要以上に保障を厚くしているケースも多い。医療費の負担を軽減する公的な医療保険も用意されているので、まずは公的保険をしっかり理解したうえで、医療保険も選びたい。

 生命保険は主契約と特約でできていることが多い。例えば、主契約を生涯保障の終身保険とし、一定期間を保障する定期保険、病気やケガに備える医療保険を特約として組み合わせる。

 ◇戻ってくる超過分
 医療保険は死亡保険(生命保険)に比べて保険料が安いため、保険の営業マンに言われるがまま保障を手厚くしてしまうこともある。だが、ファイナンシャルプランナーの竹下さくらさんは「公的医療保険でカバーできるケースが多い」と注意を促す。

 民間の医療保険に入る前に確認したいのが、健康保険など公的医療保険の「高額療養費制度」だ。自己負担する1ヵ月当たりの医療費の限度金額が決められている。病院の会計で支払った合計金額が限度額を超えた場合、申請すれば超過分が戻ってくる仕組みだ。

 例えば、一般的な所得のある人が入院や手術で1ヵ月の医療費が100万円となり、窓口で30万円支払った場合を想定してみよう。病院での支払い後に手続きをすれば後日、21万円程度が高額療養費として支給され、実際の自己負担額は9万円程度に圧縮される。健保の範囲内の医療であれば、「医療費が膨大になってしまうのでは」という過度な心配は不要といっていい。

 自己負担額が大きくなりそうだと入院前に分かっているならば、加入している健康保険から「限度額適用認定証」を取り寄せて病院へ提示しよう。こうしておけば1ヵ月当たりの医療費がどれだけかかっても、病院の会計で限度額までを支払えばよいことになる。

 ではどんな場合に医療保険が必要になるのか。「健康保険以外にかかるお金が意外に多いのが現実。それに備える」と竹下さんは説明する。先進医療や実験段階の治療を利用するケースなどでは公的保険が適用されず、全額自己負担になるという。先進医療では費用が数百万円もかかる場合もある。

 入院時に複数の患者と相部屋になる大部屋ではなく、個室を希望したときには差額ベッド代が1日7000円以上必用になるという調査結果もある。さらにパジャマや洗面用具、電話代、貸しテレビ、快気祝いなどの出費もかさむ。生命保険文化センターによれば、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均で1万6000円となっている。

 毎月の医療費に上限が設けられているとはいえ、入院が長期間になる場合、家計への負担は重くなる。そこで、民間の医療保険で負担を減らすという選択肢も浮上してくる。万一の死亡時に備える終身保険などの主契約に医療関係の特約を付ける方法のほか、主契約として医療保障を主な目的とする医療保険を契約する方法がある。特約には先進医療に該当する治療を受けた際に給付金が受け取れる先進医療特約などもある。

 ◇貯蓄のつなぎ
 さらに検討したいのががん保険だ。日本人の2人に1人ががんを患うといわれている。早期の発見や治療で、がんは治る時代になったといわれるが、入院や手術費用などの経済的負担は大きい。がん保険のニーズに対応し、保険会社も商品を拡充している。通院治療の増加を受けて、抗がん剤治療による通院の日数を無制限にする保険や、がんになったことがある人でも申し込める保険も登場している。

 注意したいのは、民間の医療保険は基本的に入院や手術をしないと給付金がもらえないということ。過去には入院が必要だった病気でも医療技術の進歩や医療費削減のために、通院治療で対応するようになっている。外来での医療費の負担が増える傾向にあるが、民間の医療保険の保障対象外となることに気をつけたい。

 最近は平均入院日数が短縮傾向にあることも、医療保険を選ぶ際には考慮する必用がある。入院する期間が短い場合は、ある程度の貯蓄があれば、保険による保障に頼らずに費用を捻出することができる。

 「万一の病気への備えとして、100〜200万円の貯蓄があればよい。その貯蓄ができるまでの“つなぎ”として医療保険を考えたい」とFPの内藤真弓さんは助言する。さらに内藤さんは女性の場合、出産の際に切迫流産などトラブルに見舞われるケースが多いため、「安くてシンプルな保険に入っておくと安心」と助言する。


以上です。

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↑、先月撮影した蝶です。1枚目はイチモンジセセリ。2枚目はダイミョウセセリです。

↓8月16日10:30現在で8位…アップしました。ありがとうございます。皆様のワンクリックをお待ちしております。
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