現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 金融庁が不妊治療を保障する保険商品を容認!?4日の日経・朝刊が報じる。

<<   作成日時 : 2013/04/06 23:11   >>

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4月4日の日本経済新聞・朝刊が、「金融庁は不妊治療の費用を保障する保険商品の販売を認める」と報じました。

記事によりますと、

< 金融庁は不妊治療の費用を保障する保険商品の販売を認める。晩婚や出産年齢の上昇傾向を受け、体外受精など高額の不妊治療への需要が増えていることに対応する。虚偽申告への対策として、給付する保険金額や回数に上限を設けたり、加入から一定期間は保障の対象外としたりする案を検討する。

 4日に開く金融審議会(首相の諮問機関)の作業部会に案を示す。金融審の議論を経て保険業法の改正を目指す。来年の通常国会への提出を視野に入れている。主に若い世代への販売を見込む。実際に商品が登場するのは数年先になりそうだ。>


とのことです。

【管理人の感想】
・「これまでの議論の整理」が行われただけで、現状は容認以前の段階です。

管理人はへそ曲がりなので、日経の「容認」「方針を固めた」という表現は信用していません。ですので、金融庁のHPにUPされる事務局説明資料(PDF)をチェックしてみました。

結論を申しますと、上記資料を見る限りでは

「不妊治療の費用を保障する保険商品」については、これまでの議論の整理が行われただけで、しかも

<原因が特定できない不妊の治療費を保障する保険については、疾病かどうか不明確であるため、その治療費について保険の引受けが可能であるかが不明確である。>

というのが基本的な認識となっており、容認するような段階に到底達していない。


―というのが管理人の感想です。

【事務局説明資料の記載内容】
以下、不妊治療の費用を保障する保険商品についての記載内容です(事務局説明資料・P25〜26より転載)。

【これまでの議論の整理について】

〜不妊治療に関する保険サービス〜

【基本的認識】
 原因が特定できない不妊の治療費を保障する保険については、疾病かどうか不明確であるため、その治療費について保険の引受けが可能であるかが不明確である。

【これまでの主なご意見】


○国全体で少子化対策に取り組まなければいけない中、民間でできることがあれば、難しい仕組みでも認めてもいいのではないか

○モラルリスクに配慮する必要はあるが、複雑かつ難しい保険はトラブルになりやすいので、顧客にわかりやすい商品設計や説明が必要ではないか

モラルリスクや逆選択への対応として、不妊治療の保障を医療保険などの一特約として位置づけることで、不妊治療だけに焦点を当てたモラルハザードを発生しづらくするということや、支払い制限期間などを設定すること、また保険金支払い上限回数に加えて支払い総額の上限を設けることなどが考えられるのではないか。

○保険契約者が治療の有無を偽り保険に加入し、その後、不妊治療を受けて保険金を請求してきた場合に、保険会社が告知義務違反を証明して支払いを拒むのは、非常に難しいのではないか。また、将来の不妊のリスクに備えて保険料を支払う人と、不妊のリスクが顕在化しているのに、告知義務に違反して保険に入る人の間で不公平が生じないような保険設計にする必要がある。

【議論の整理】

○不妊治療については、治療内容によっては高額な費用を要することもあることから、そのような費用を補填するための保険は需要が高く、社会的意義もあると考えられる。

○加えて、

 ・不妊という事由の発生の有無については、偶然性が認められる

 ・治療によっては高額な費用が発生するため、経済的な負担をてん補する必要性が認められる

という点で、保険の成立の前提となる条件を満たしているものと考えられる。

○一方で、不妊治療を受けるかどうかについては、被保険者の意思にゆだねられていることから、モラルリスクや、逆選択などの課題があることも指摘されている。

○このような課題への対応として、例えば、契約締結後の一定の期間は保障の対象外とすることや、保険金の給付回数や給付金額の上限を設けるなどが考えられるが、課題に十分に対処するために、どのような措置が必要となるか、更なる検討の必要がある。

○また、こうした課題に対応する中で、商品が複雑になることへの懸念も指摘されている。

○以上のような点を踏まえれば、

 ・保険会社が不妊治療費を補填する保険を引受け可能とするとともに、

 ・保険会社による実際の引受に当たって当該保険の特性を踏まえた適切な商品設計・リスク管理が行われるようにするための措置について、実務的に検討すること

が適当ではないか。


以上です。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
不妊治療への民間保険参入、実現したら大きな動きがありそうですが、内容見ると難しそうですね・・。少子化対策として不妊治療が浸透するようにすることは大切ですが、健康保険制度のほうで対処するほうが現実的な気がします。
うるめ
2013/04/08 02:13
あ、ふと思ったのですが、不妊治療をしていることが保険加入の障害になってることってあるんでしょうか?
もしそのような現状があるなら、不妊治療をされている方でも加入できる保険というのはあったらよいかもしれないですね。
うるめ
2013/04/08 02:16
うるめさん、お久しぶりです
おっしゃるとおり、まずは公的保険の対象とすべきかと思います。

不妊治療は健康上の告知で引っ掛かるようですね。治療開始後に加入しようとしてもかなり選択肢が狭くなるようです。
現役保険営業マン
2013/04/08 18:52

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