現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 日経さん、生命保険は「資産を増やす金融商品」ではありません。

<<   作成日時 : 2013/07/11 22:54   >>

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7月10日の日本経済新聞・朝刊に、生命保険についての記事がありました。

【管理人の感想】
はっきり申しまして、呆れました。

「貯蓄型保険どう選ぶ」という見出しに始まり、記事中では

< 長引く低金利で、加入時に将来の受取額があらかじめ決まっている定額保険の魅力が薄れている。4月から多くの生命保険会社が契約者に約束する運用利回り(予定利率)を引き下げ、定額保険では資産を増やすことが一段と難しくなった。…

 …

 保険は大きく分けると、死亡したり病気にかかったりしなければ保険料が戻ってこない掛け捨て型と、保険料に応じて満期保険金などが受け取れる貯蓄型がある。日本人はこれまで貯蓄型を好む傾向があった。

 バブル期には予定利率が5%を超えるいわゆる「お宝保険」が一般的で、保険で資産を増やすという言葉にも説得力があった。しかし、今はその魅力は大きく下がっている。保険本来の目的に立ち返り、死亡や病気への備えは掛け捨て型の保険で済ませ、資産運用は投資信託や個人向け社債など他の金融商品を含めて総合的に検討するのが得策だろう。

 保険で資産を増やすことにこだわるなら、変額保険という選択肢もある。…>


―などと安定の日経クオリティを炸裂させています。

過去記事で何度も申しましましたが、生命保険は定額保険であろうと変額保険であろうと、本来の目的は死亡・高度障害、生存、死亡・高度障害及び生存、疾病・傷害等の保障を提供することです。

確かに変額保険は定額保険とは、異なり積極的に株式などでの運用効果を求めるようになっています。

しかし、それは保険金の実質的な目減りを回避するための機能です。それなのに変額保険を「資産を増やすための保険商品」であるかのように取り上げるのは問題です。

バブル時代に利殖性商品として取り扱われ、本来の目的である保障の提供から逸脱し、バブル崩壊後に問題となったのですがねぇ…。

日経は、「低金利時代の保険選びの注意点を探った」などと書いていますが、悪い冗談にもほどがあります。保険選びの参考になりません。保険選びの邪魔になるだけです。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2013年7月10日朝刊―

【貯蓄型保険どう選ぶ】

 長引く低金利で、加入時に将来の受取額があらかじめ決まっている定額保険の魅力が薄れている。4月から多くの生命保険会社が契約者に約束する運用利回り(予定利率)を引き下げ、定額保険では資産を増やすことが一段と難しくなった。一方、保険の中には株価や為替相場で受取額が変動するタイプもある。「低金利時代の保険選びの注意点を探った。

 「やっぱり契約はやめておきます」。東京と在住の男性、Aさん(35)は5月、ある生保の個人年金保険への加入を検討したが、営業担当者に断りを入れた。月2万円近い保険料を数十年間支払っても、受け取る年金額は保険料の4%程度しか増えないことがわかったからだ。「預貯金よりはましかもしれないが、もう少し資産を増やせる金融商品があるはず」と話す。

◇「定額」魅力薄れる
 生命保険会社の多くは4月から定額保険の予定利率を引き下げた。これに伴って個人年金保険、一時払終身保険、学資保険などで保険料が上がったり、受け取る保険金や年金額が減ったりした。

 生保各社が保険料などの改定を迫られたのは、保険会社を監督する金融庁が4月から予定利率の基準となる「標準利率」を1.5%から1%に下げたためだ。引き下げは2001年以来12年ぶりだ。

 4月の改定をにらみ、3月には駆け込み契約が増えた。生命保険協会によると、3月の個人年金保険の新規契約件数は約26万1000件と前年同月の2倍となった。4月は反動で同13%減の9万6000件に落ち込んだ。

 資産運用相談サービスを手がける「住まいと保険の資産管理」の白鳥光良社長は今後の保険選びについて「保険の持つ保障性と貯蓄性を切り分けて考えるのが一つの方法だ」とアドバイスする。

 保険は大きく分けると、死亡したり病気にかかったりしなければ保険料が戻ってこない掛け捨て型と、保険料に応じて満期保険金などが受け取れる貯蓄型がある。日本人はこれまで貯蓄型を好む傾向があった。

 バブル期には予定利率が5%を超えるいわゆる「お宝保険」が一般的で、保険で資産を増やすという言葉にも説得力があった。しかし、今はその魅力は大きく下がっている。保険本来の目的に立ち返り、死亡や病気への備えは掛け捨て型の保険で済ませ、資産運用は投資信託や個人向け社債など他の金融商品を含めて総合的に検討するのが得策だろう。

 保険で資産を増やすことにこだわるなら、変額保険という選択肢もある。運用次第で受け取る保険金が変わる商品だ。定額保険が国債中心で運用されるのに対し、変額保険は主に株式など価格変動が大きい資産で運用される。死亡した際の最低保険金額は保証されており、運用成績がよければさらに多くの保険金や解約返戻金が受け取れる。

 加えて将来のインフレへの備えになるという側面もある。

◇インフレに強く
 日銀が目指す2%の物価上昇が20年続くと仮定しよう。物価は約1.5倍になり、お金の価値は3分の2に目減りしてしまう。それでも定額保険の受取額は変わらない。

 一方、物価が緩やかに上昇する場合は経済が成長し、株価も上昇していくことが多い。インフレになれば変額保険は受取額が増える可能性が高く、資産の目減りを防ぐことにつながる。

 注意したいのは解約返戻金に最低保険金の保証がない点だ。相場が下がった際に解約すると返戻金が元本を下回る場合がある。また、満期まで待っても、満期保険金は運用成績次第だ。運用成績が良い時期を見切って解約するなどの工夫が必要だ。

 他にも運用利回りが良い保険としては外貨建保険がある。最近はオーストラリアドル建の保険商品が増えている。利回りが良いのは高金利の豪州国債を中心に運用するためだ。

 例えば第一フロンティア生命保険が販売している豪ドル建て個人年金保険の場合、積立利率が10年で3.74%と円建ての予定利率の3倍近い。三井生命保険も4月から豪ドル建てで月払いができる終身保険を発売した。

 外貨建保険の最大のデメリットは為替が円高に振れると、円で受け取る保険金が目減りしてしまう点だ。高い利回りで増えた分が帳消しになり、元本割れに陥る可能性もあることには注意したい。


以上です。

画像
↑、吸水行動中のアオスジアゲハ(5月撮影)。

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