現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 生命保険の保有契約高が19年ぶりに前年比で増加に転じたそうです。

<<   作成日時 : 2016/03/01 22:54   >>

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3月1日の日本経済新聞・朝刊に、生命保険協会が発表した平成27年度の第3四半期における生命保険事業概況に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 個人で契約する生命保険の総契約高が2015年通年で19年ぶりに前年の実績を上回ったようだ。銀行窓口で取り扱う一時払終身保険が好調で全体の伸びを牽引した。ただ足元では日銀のマイナス金利政策で長期金利が低下、運用利回りの確保が難しくなった生保は保険料の引き上げや販売を抑える動きを見せている。16年は再び減少に転じる可能性がある。

 15年12月末時点の契約高は、前年同月より約1兆6000億円多い858兆6000億円程度だったようだ。1日に生命保険協会が発表する。>


とのことです。

【管理人の感想】
日経が記事に取り上げている「858兆6000億円程度」というのは、生命保険協会がHP上にUPしている、平成27年度第3四半期における生命保険事業概況の保険種類別契約高を構成している「保有契約種類別統計表」に計上されている、個人保険(終身保険・定期保険など)の保有契約高を指しているようです。

日経は保有契約高を押し上げた要因として、銀行窓口で取扱っている一時払終身保険をあげていますが、個人的には無理があると思います。

上記統計表を見ますと、個人保険の前年対比は100.2%と微増です。

個人保険の構成を見ますと、「死亡保険」「生死混合保険」「生存保険」の3つであることがわかります。

個人保険におけるそれぞれの構成比を見ますと「死亡保険…85.8%」「生死混合保険…13.3%」「生存保険…0.9%」となっており、死亡保険が圧倒的なウエイトを占めていることがわかります。

また、それぞれの前年対比を見ますと「死亡保険…100.6%」「生死混合保険…96.8%」「生存保険…117.4%」となっています。

では、「死亡保険」を構成している保険種類の前年対比などを見ていきますと、

◇終身保険
・金額…165兆1737億円

・構成比…19.2%

・前年対比…106.3%


◇定期付終身保険
・金額…141兆1389億円

・構成比…16.4%

・前年対比…88.8%


◇利率変動型積立終身保険
・金額…83兆3706億円

・構成比…9.7%

・前年対比…88%


◇定期保険
・金額…248兆1297億円

・構成比…28.9%

・前年対比…106.5%


◇変額保険(終身型)
・金額…9兆8388億円

・構成比…1.1%

・前年対比…115%


◇変額保険(定期型)
・金額…4038億円

・構成比…0.0%

・前年対比…93%


◇その他の保険
・金額…88兆7401億円

・構成比…10.3%

・前年対比…109.1%


―となっていました。

こうしてみると、一時払終身保険は「終身保険」の保有契約高を押し上げた一つの要因ではあると考えられるものの、「個人保険」の保有契約高を牽引するだけの影響力を持っているとは考えられません。

それどころか、「死亡保険」の保有契約高を押し上げるだけの影響力があるかどうかも微妙ではないかと思われます。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2016年3月1日朝刊―

【生保契約、昨年19年ぶり増。一時払が好調】

 個人で契約する生命保険の総契約高が2015年通年で19年ぶりに前年の実績を上回ったようだ。銀行窓口で取り扱う一時払終身保険が好調で全体の伸びを牽引した。ただ足元では日銀のマイナス金利政策で長期金利が低下、運用利回りの確保が難しくなった生保は保険料の引き上げや販売を抑える動きを見せている。16年は再び減少に転じる可能性がある。

 15年12月末時点の契約高は、前年同月より約1兆6000億円多い858兆6000億円程度だったようだ。1日に生命保険協会が発表する。

 全体を押し上げたのは、まとまった退職金の運用先として人気がある一時払終身保険。円建だけでなく、豪ドルなど比較的高い利回りが見込める外貨建の販売が伸びた。外貨建が主力の第一フロンティア生命保険では、15年4〜12月に獲得した契約数が前年同期より29%増加。昨年夏に取り扱いを始めた日本生命保険も好調だった。

 個人保険の契約高は1996年の1945兆円を最後に減り続け、ピーク時の約6割の水準まで減った。契約時にまとめて保険料を払う「一時払」と、月々決まった保険料を納める「平準払」を合わせた終身保険の平均保険金額は500万円前後。90年代前半には1000万円を超えていたが、所得の伸び悩みで保険料の支払いを抑える家計がなお多い。


以上です。

画像
↑、道路脇に生える草の間に隠れながら鳴いているキリギリス・オス(昨年7月撮影)。

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