現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 保険の窓販、手数料開示を巡って金融庁と地銀協会が対立?

<<   作成日時 : 2016/05/21 23:18   >>

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5月21日の日本経済新聞・朝刊に、生命保険の銀行窓販における手数料開示に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 保険商品を窓口で販売してくれた地方銀行に対して保険会社が支払う手数料を巡り、金融庁と地銀界が火花を散らしている。実態が見えづらく割高な点を問題視する金融庁が情報開示を迫っているが、収益源を脅かされると恐れる地銀側はかたくなに拒んでいる。>

とのことです。

【管理人の感想】
結論から申しますと、記事を書いている時点では、全国地方銀行協会のHPにも、金融庁のHPにも意見交換会の概要等は掲載されておりません。

したがって、報道の内容がどこまで正確なのかは不明です。金融庁は開示、開示といっているようですが、代理店手数料の開示を求めるのであれば、その理由をHPに開示すべきではないかと思います。

また、情報開示を拒んでいると報じられている地銀協会も意見を堂々と開示すべきでしょう。

そうしたことがメディアのフィルターを通して報道されるとろくなことがありません。

記事を読む限り、代理店手数料開示を求めている理由は、銀行が手数料目当てで利用客の意向を軽視した保険を提案していると疑われているためのようです。

金融庁がそうした疑いを持った背景は不明ですが、ひょっとしたら、窓販解禁以降、消費者から保険の窓販に対する苦情が寄せられていて、募集ルールの策定・実施後もあまり改善されていないなどの事情があるのかもしれません。

また、今回の記事においても日経は「代理店手数料率」を「手数料」と誤って書いています。誤解を招き、消費者が混乱することを書かないでいただきたいものです。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2016年5月21日朝刊―

【金融庁、保険手数料開示迫る「業務運営、顧客本位に」―動かぬ地銀「販売萎縮、市場冷える】

 保険商品を窓口で販売してくれた地方銀行に対して保険会社が支払う手数料を巡り、金融庁と地銀界が火花を散らしている。実態が見えづらく割高な点を問題視する金融庁が情報開示を迫っているが、収益源を脅かされると恐れる地銀側はかたくなに拒んでいる。

 18日に開かれた金融庁と全国地方銀行協会の意見交換会。「かえって顧客に混乱をもたらす」。地銀側は手数料開示要請に強く反発。20日にも開示に必要な監督指針の改正を発表するという金融庁のシナリオは崩れた。

 銀行が自分のうまみが大きい商品を意図的に勧め、顧客の意向に沿った提案をしていないのでは。こんな金融庁の懸念が開示騒動の発端だ。

 顧客不在の販売姿勢が貯蓄から投資への流れに水を差しかねないだけに、手数料透明化は「顧客本位の業務運営の一丁目一番地」(同庁幹部)。

 当局の度重なる要請にも地銀が動かないのは、マイナス金利政策で利ざやが縮むなか、ドル箱のひとつである保険窓販の手数料引き下げ圧力が強まる懸念があるためだ。

 業界関係者によると銀行側に入る円建て保険の販売手数料は契約額の2〜3%程度*1が一般的だが、外貨建や変額年金は4〜7%程度*2と高め。投信の販売手数料などを上回る。販売手数料が10%程度*3の保険商品もあるといい実態はベールに包まれている。

■管理人補足:*1.2.3は手数料ではなく「手数料率」です。代理店手数料はそんな単純な計算で支払われるものではありません。

 銀行に入る割高な手数料を見れば、契約の意欲をそがれる人が増える恐れがある。約5兆3000億円の銀行窓販市場のうち、外貨建保険と変額年金の販売額は約1兆8000億円と全体の3分の1を占め、存在感は大きい。

 保険会社も「お得意様」である銀行の意向は無視できない。ある外資系生保幹部は「情報開示で手数料が世間の風圧にさらされると販売が萎縮し市場が冷え切ってしまう」と銀行の不安心理を代弁する。

 収益基盤が強いメガバンクなどは地銀とは対照的に金融庁の開示要請には恭順の意を示している。抵抗する地銀界を金融庁は「顧客本位でないことの表れだ」(幹部)と批判し、圧力を強める考え。綱引きの舞台を金融審議会に移し、議論が激しくなりそうだ。


以上です。

画像
↑、ヒメジョオンに佇むマクガタテントウ(昨年8月撮影)。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
度々失礼します。
手の内を明かせさせれば対策になると当局は考えているようですが、心理学者らの実験からはどうも必ずそうなるわけではないようですね。
http://www.tachibana-akira.com/2016/02/7113
Stelvio
2016/05/22 17:09
Stelvioさん、こんばんは。
コメントありがとうございます
手数料の開示をして、それが妥当な額かどうか判断できるのでしょうか?消費者が高すぎると思えば高すぎる、というのであればあまりに乱暴です。

顧客保護というのであれば、まずはこれまでの募集ルールで苦情が減らない、あるいは苦情が出る原因を洗い出して、なおかつ開示してほしいものです。
現役保険営業マン
2016/05/22 18:45

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