現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

アクセスカウンタ

zoom RSS ライフネット生命、新契約で苦戦。新契約の減少を食い止めるため対面チャネルの強化?

<<   作成日時 : 2016/08/01 23:17   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

8月1日の日本経済新聞・朝刊に、ライフネット生命保険に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 保険業界に新風を吹き込んだライフネット生命保険が壁に突き当たっている。割安な保険料で急成長したネット生保の草分けだが、競合生保の増加で新契約の伸び悩みに直面。保険ショップなどの販路拡大に乗り出した。設立10年目の節目の反転攻勢の機会をうかがうが、手数料が求められる対面販売への傾斜は割安な保険料を阻害しかねず、道は険しい。>

とのことです。

【管理人の感想】
1.保険商品の収益構造を公開?

日経は記事において

< 保険商品の収益構造を公開し、特約を省いた分かりやすさで保険業界に一石を投じたライフネット。>

などと、同社の「功績」を紹介していますが、こんなでたらめを書くのはやめてほしいものです。

同社が開示したのは、契約者が支払う「保険料(正確には「営業保険料」)」の内訳(「純保険料」と「付加保険料」)です。

同社はHPで、設立した経営トップは著書を通じて「純保険料=保険の原価」「付加保険料=人件費など保険会社の経費」などと説明しましたが、これは大きな誤り※です。

最近ではこれに便乗したのか、「付加保険料=消費者の損失」などというトンでもな主張をするFPまで出てきています。

はっきり言って大迷惑です。

※「純保険料」と「付加保険料」について、正しい知識を得たい方はこちらをどうぞ。
  • 「生命保険の原価について」 2010年4月2日坂本 嘉輝(PDF)

    2.新契約の減少は競合他社の出現が大きな原因?
    日経は同社の新契約が減少を続けた大きな原因として、競合他社の出現や既存生保のネット申し込み商品投入などを挙げています。

    個人的には、そうしたこと以外に「割安第一」というニーズが顕在化し、ニーズの喚起をほとんど必要としない層をほぼ取りつくしたことも原因ではないかと思っています。

    今後は、潜在ニーズの掘り起こしと顕在化を代理店をメインとした対面チャネルと通じて行うようですが、代理店では既存の生保以外に、代理店専用の保険商品を開発・提供する生保なども立ちはだかります。

    V字回復とはいかないかもしれません。

    【記事の内容】
    以下、記事の内容です。

    ―日本経済新聞 2016年8月1日朝刊―

    【ネット生保 草分けのライフネットに転機―競合増え契約苦戦。「対面」拡充、効率損なう恐れ】

     保険業界に新風を吹き込んだライフネット生命保険が壁に突き当たっている。割安な保険料で急成長したネット生保の草分けだが、競合生保の増加で新契約の伸び悩みに直面。保険ショップなどの販路拡大に乗り出した。設立10年目の節目の反転攻勢の機会をうかがうが、手数料が求められる対面販売への傾斜は割安な保険料を阻害しかねず、道は険しい。

     保険商品の収益構造を公開し、特約を省いた分かりやすさで保険業界に一石を投じたライフネット。全国に営業職員を張り付ける既存の生保と異なり、人件費や広告宣伝費を抑えた合理的な保険料で子育て世代を中心に高い支持を集めた。

     ところが足元で販売の伸び悩みが顕在化している。原因はネット販売に参入する生保が相次いでいることだ。

     「保険料が割安な保険会社なら、ほかにもあるから」。定期保険への加入を検討する30代の男性はネットで複数の生保の見積もりを比べながら、こう話す。

     例えば、30歳の男性が10年満期の定期保険(保険金1000万円)に入る場合。ライフネットの保険料が月1230円なのに対し、アクサダイレクト生命保険も1240円とほとんど同じ。オリックス生命保険(1310円)や楽天生命保険(1280円)など、割安感を売り物にする後発組が増えるにつれ、ライフネットの存在感が薄れている。新契約から解約・失効を除いた純増数は2015年度が約1万件とピーク時の11年度から8割以上減った。

     失われた勢いを取り戻そうとライフネットが力を入れるのが販路の多様化だ。

     「ネットでは分かりづらいので、スタッフがご説明させていただきます」。都内の保険ショップ「ほけんの窓口」では病気などで働けなくなった際に給付金が出る「就業不能保険」を勧める販売員の声が響く。

     ネット販売と対極の対面販売だが、実はこの商品を全国300店以上で取り扱う。ライフネットの岩瀬大輔社長は「ほかにも店頭で取り扱ってもらえる代理店と協議を進めている」と明かす。足元ではネット販売の比率が7〜8割まで落ちているとみられる。

     だが販路の拡大は諸刃の剣でもある。代理店に販売を委ねるほど、実績に応じた手数料が生じる。販売効率を示す1契約あたりの営業費は15年度で5.1万円程度に上り、11年度よりも1.5万円程度多くなった。ある外資系の証券アナリストは「強みである販売効率が薄れかねない」と警鐘を鳴らす。

     ライフネットは第三者割当増資の引き受けで筆頭株主になったKDDI(au)とも4月からスマートフォンを使った保険のネット販売に乗り出した。18年度が最終年度の中期経営計画では、同年度の新契約を6万件まで伸ばす目標を立てる。手数料負担との両にらみで最適な販路割合の模索が続く。


    以上です。

    画像
    ↑、ツマグロヒョウモン・オスの日向ぼっこ(4月撮影)。

    ↓8月1日23:00現在で4位…アップしました。ありがとうございます。皆様のワンクリックをお待ちしております。
    人気ブログランキングへ

    人気ブログランキングへ

    ↓8月1日23:00現在で9位…アップしました。ありがとうございます。皆様のワンクリックをお待ちしております。
    にほんブログ村 保険へ

    にほんブログ村
  • にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ 人気ブログランキングへ
    ブログサークル
    ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!
    web拍手 by FC2

    テーマ

    注目テーマ 一覧


    月別リンク

    ブログ気持玉

    クリックして気持ちを伝えよう!
    ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
    →ログインへ
    気持玉数 : 1
    ナイス

    トラックバック(0件)

    タイトル (本文) ブログ名/日時

    トラックバック用URL help


    自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

    タイトル
    本 文

    コメント(0件)

    内 容 ニックネーム/日時

    コメントする help

    ニックネーム
    本 文

    管理人への保険相談はこちらをご利用ください

    ライフネット生命、新契約で苦戦。新契約の減少を食い止めるため対面チャネルの強化? 現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる