現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 他社生保からの乗り換え契約を巡る裁定事案。

<<   作成日時 : 2016/11/05 18:26   >>

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生命保険協会が取りまとめた、平成28年4〜6月の裁定概要集(PDF)に、他社生保からの乗り換え契約を巡る裁定事案がありました。

裁定概要集によりますと、事案の概要と申立人の主張は以下の通りです。

<事案の概要>
 契約時、他社の生命保険契約(以下、他社保険)と同じ保障内容を要望したにもかかわらず、他社保険で保障されていた疾患が乗換後契約では保障対象とされていなかったことから、他社保険であれば支払われたであろう給付金相当額とその延滞金及び慰謝料を支払いを求めて申立てのあったもの。

<申立人の主張>
 平成26年5月に乗換契約した生前給付保険及び総合医療保険について、以下の理由により、他社保険であれば支払われたであろう給付金相当額とその延滞金及び慰謝料の支払いをしてほしい。

(1)他社保険と同じ保障内容を要望した上で乗換えた後、子宮頸部上皮内がんと診断されたが、他社保険で保障対象であった上皮内がんが、乗換後契約では保障対象ではなかったため、給付金を受け取ることができなかった。

(2)申込前に、子宮がん検診を受けたことを募集人に伝えていたので、募集人から健診結果が判明するまで申込を待つようにとの助言があれば、他社保険を解約せずに給付金を受け取ることができ、募集人の勧誘が不適切であった。

(3)約款を受け取っていない。

…この事案は既に和解が成立しています。

他社契約からの乗換を行うときに避けなければいけないのが、申込謝絶による無保険状態の発生や本事案のようなことです。

事案の内容を読む限り、

申込前に子宮がん検診受診→新規の生前給付保険と医療保険を契約締結→契約成立&他社生保の契約解約→申し込み前に受けた子宮がん検診の結果が判明し、子宮頸部上皮内がんと診断確定

という経過のようです。どうやら、申込前に受けていた子宮頸がん検診は、告知項目に該当していないようです。

受診結果が出るのを待っていたら、申立人は謝絶体となって募集人は成績を挙げることができませんでしたね。

仮に上皮内がんを保障する特約を付加していたら、調査を受けたのちに給付金が支払われたかもしれません。

結果論に過ぎませんが、速やかに給付金を受け取ることができたのは他社生保の契約でしたね。

【事案の内容】

以下、裁定事案の内容です(平成28年4〜6月受付分裁定概要集・P50〜51より転載)。

[事案27-124]損害賠償請求
・平成28年5月2日 和解成立

<事案の概要>
 契約時、他社の生命保険契約(以下、他社保険)と同じ保障内容を要望したにもかかわらず、他社保険で保障されていた疾患が乗換後契約では保障対象とされていなかったことから、他社保険であれば支払われたであろう給付金相当額とその延滞金及び慰謝料を支払いを求めて申立てのあったもの。

<申立人の主張>
 平成26年5月に乗換契約した生前給付保険及び総合医療保険について、以下の理由により、他社保険であれば支払われたであろう給付金相当額とその延滞金及び慰謝料の支払いをしてほしい。

(1)他社保険と同じ保障内容を要望した上で乗換えた後、子宮頸部上皮内がんと診断されたが、他社保険で保障対象であった上皮内がんが、乗換後契約では保障対象ではなかったため、給付金を受け取ることができなかった。

(2)申込前に、子宮がん検診を受けたことを募集人に伝えていたので、募集人から健診結果が判明するまで申込を待つようにとの助言があれば、他社保険を解約せずに給付金を受け取ることができ、募集人の勧誘が不適切であった。

(3)約款を受け取っていない。

<保険会社の主張>
 以下の理由により、申立人の請求に応じることはできない。

(1)申立人より、女性疾病について他社保険と同じようにカバーしてほしいとの要望を受けたが、面談の中で、申立人の保障ニーズを確認した上で本契約を提案しており、上皮内がんが保障対象外になることの説明もしている。

(2)募集人は、申込前に申立人が子宮がん検診を受けたことは聞いていない。

(3)ご契約のしおり・約款(CD-ROM版)は申込時に交付している。

<裁定の概要>
1.裁定手続
 裁定審査会は、当事者から提出された書面にもとづく審理の他、募集人の説明内容に不十分な点があったかどうかなど契約時の状況を把握するため、申立人および申立人配偶者と募集人に対して事情聴取を行なった。

2.裁定結果
 上記手続の結果、他社保険であれば支払われたであろう給付金相当額とその延滞金および慰謝料の支払いは認められないが、募集人は、申立人より女性疾病については他社保険と同じようにカバーしてほしいとの要望を受けたことは認めており、保険会社には、上皮内がんを保障対象とする特約ラインアップがあったとことから、募集人としては、他社保険の内容との対比において、他社保険において保障されていた「上皮内がん」について、同様の保障を希望するか否かを確認するなど丁寧に説明することが望ましかったといえる。そのため、本件は和解により解決を図るのが相当であると判断し、業務規程第34条1項にもとづき、和解案を当事者双方に提示し、その受諾を勧告したところ、同意が得られたので、和解契約書の締結をもって解決した。


以上です。

画像
↑、5月に撮影したイチモンジチョウ・オス。

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