現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

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zoom RSS 最近の医療保険の特長、「健康年齢による保険料計算」「還付金で実質負担軽減」「重症化予防」。

<<   作成日時 : 2016/12/20 00:56   >>

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12月17日の日本経済新聞・朝刊に、今年登場した新しい医療保険の中で、特色あるものが取り上げられていました。

記事によりますと、

< 生活習慣病による入院などに備える医療保険で、健康増進に取り組むと保険料が割安になったり、還付金が受け取れたりする商品が登場している。加入者にとっては生活習慣を継続的に改善することで病気を予防しようという意識につなげやすい。一方で、加入後に健康状態が悪化すると、保険料負担が増すこともある。商品の仕組みを知って自分に合った保険かどうか考えたい。>

とのことです。

【管理人の感想】
今回の記事が取り上げているのは、ネオファースト生命の「カラダ革命」、メディケア生命の「メディフィットリターン」、アクサ生命の「重症化予防支援保険(無解約返戻金型)」―の3つです。

3つの保険商品にはそれぞれ次のような特長があります(いずれも各社プレスリリースより抜粋・転載)。

1.「カラダ革命」の特長
◆契約時は被保険者の実年齢に基づき保険料を設定。

◆3年ごとの更新後の保険料は、被保険者の更新時(健康年齢判定日)の実年齢と健康診断結果等をもとに健康年齢を判定し、更新後の保険料を算出。健康年齢には上限を設けており、健康年齢判定日の実年齢+5歳が上限となる。

更新時に健康診断結果等のご提出がない場合は、健康年齢の上限である更新時の実年齢+5歳が適用となる。

◆健康状態が維持・改善された場合でも実年齢の上昇により更新後の保険料が高くなることがある。

◆更新後の保険期間は、更新前の保険期間(3年)と同一になる。ただし、更新後の保険期間満了日の翌日の被保険者の実年齢が71歳以上となる場合は、更新後の保険期間満了日の翌日の被保険者の年齢が70歳となる短期の保険期間に変更して更新する。

◆更新日における被保険者の実年齢が70歳となる場合は、保険期間及び保険料払込期間を終身として更新。この場合、更新後の保険料は実年齢である70歳に対応した保険料となる。

◆7大生活習慣病(「がん(上皮内がんを含む)」、「心・血管疾患」、「脳血管疾患」、「腎疾患」、「肝疾患」、「糖尿病」、「高血圧疾患」)で治療のために1日以上入院(日帰り入院を含む)した場合、入院一時金100万円を給付。入院一時金は1年に1回の受け取りを限度とし、通算10回まで給付。

2.メディフィットリターンの特長
◆給付限度の型は60日型のみ。疾病入院給付金の特則は3大疾病入院無制限給付特則のみ。

◆日帰り入院から保障。7大生活習慣病による入院は1回の入院の支払い限度を60日延長。3大疾病による入院の支払い日数は無制限。

◆入院・外来問わず約1000種類の公的医療保険制度対象の手術を保障。最高で基本給付金額の40倍を保障。

◆病気・ケガによる放射線治療を保障。病気による骨髄移植を保障。

◆被保険者が健康還付給付金支払日まで生存していたら、健康還付給付金を支給。健康還付給付金割合は105%・100%から選択可能。ただし、105%の割合を選択できるのは被保険者が55歳以下の場合まで。

健康還付給付金割合105%を選択し、かつ主契約の給付金の受け取りがない状態で健康還付給付金支払日に生存していたら、健康還付給付金によりそれまでの保険料の実質負担を0にすることも可能。

◆保険期間・保険料払込期間ともに終身のみなので、健康還付給付金を受け取った後も保険料を支払う必要がある。

3.重症化予防支援保険(無解約返戻金型)の特長
◆上皮内新生物、悪性新生物、糖尿病、骨粗しょう症など所定の重度予防疾患に罹患したら、入院・手術をしなくても、一時金や見舞金を給付。

◆上皮内新生物、悪性新生物、糖尿病、骨粗しょう症など所定の重度予防疾患で継続30日以上入院した場合も一時金を給付。

◆ほかの医療保険やがん保険とセットで加入。

この中で最も特色があるのはネオファースト生命の保険商品だと思います。

保険会社所定の「無事故条件」を満たした場合に、払込期間中の保険料が安くなるという医療保険がありますが、それとはメカニズムがかなり異なります。

基礎率としてのデータが蓄積されていけば、今後は健康年齢を反映した料率で保険料を算出する定期保険など、死亡保障分野の保険商品も登場するかもしれませんね。

<誤解を招く日経の解説>
日本経済新聞は記事の中で、メディライフ生命の保険商品について

<…保険料が将来、還付されるのが特徴だ。><還付金といっても、自分が払い込んだ保険料が戻る仕組みなので、「貯蓄をして、病気になったら取り崩すのと同じ」との見方もできる。>

―と誤解を招く解説をしています。健康還付給付金は生存保障の一種であり、保険料の還付ではありません。将来自分の保険料が返ってくる、などと誤解しないでくださいね。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2016年12月17日朝刊―

【健康増進なら保険料割引―生活習慣病予防、還付金増加も】

 生活習慣病による入院などに備える医療保険で、健康増進に取り組むと保険料が割安になったり、還付金が受け取れたりする商品が登場している。加入者にとっては生活習慣を継続的に改善することで病気を予防しようという意識につなげやすい。一方で、加入後に健康状態が悪化すると、保険料負担が増すこともある。商品の仕組みを知って自分に合った保険かどうか考えたい。

 ネオファースト生命保険が12月に売り出した「カラダ革命」は心・血管疾患や脳血管疾患、糖尿病など、いわゆる7大生活習慣病になった時に入院一時金100万円を給付する。一般的な医療保険と保障内容に大きな違いはないが、保険料の決め方に特徴がある。

 通常の保険は被保険者の性別のほかは、年齢によって保険料が決まる。これに対して「カラダ革命」の場合、契約当初3年間は年齢に基づくが、その後は基準を変更。独自の方法で判定する「健康年齢」によって3年ごとに保険料を見直す。

 例えば男性が40歳の時に加入する場合、月額保険料は当初3年間は2053円。3年後、43歳の時に健康年齢が「40歳」と、実年齢より若く判定されたとすると、4年目から適用される保険料は1625円。同い年(43歳)の人が加入する際の保険料(2298円)に比べて約29%安い。

◇健康結果で判定
 反対に健康年齢が高めの「46歳」と判定されれば、保険料は2068円と、割安感は薄まる。健康年齢は一般的な健康診断の結果に基づき判定する。男女で若干異なるが、血圧や尿たんぱく、血糖値など、生活習慣病のリスクと関係するとされる7〜8項目を同じ年齢層の平均値と比べる。

 同社が「国民健康・栄養調査」などから分析したところ、健康年齢が実年齢以下になる人は過半数を占めるという。「健康増進に取り組み、健康年齢を若く保てれば保険料の面で恩恵を受けられる」(角田耕二・取締役常務執行役員)という。健康年齢での「若返り」は18歳まで認定。「老ける」ときは実年齢より5歳が上限となる。

 メディケア生命保険が11月に発売した「メディフィットリターン」は、保険料が将来還付されるのが特徴だ。加入した後、基準となる年齢に達した時点で、それまでに支払った保険料相当額の105%(または100%)から、受け取った給付金額を差し引き、残りが戻ってくる。

 長年健康を保つことができれば受取額が大きくなる仕組みだ。同様の商品は2013年から東京海上日動あんしん生命が扱っているが、還付金の受け取りは既保険料払込相当額の100%を基準としている。

◇受け取り年齢を選択
 還付金を受け取る基準年齢は、契約時の年齢によって決まる。たとえば41〜45歳で加入すると70歳、51〜55歳で加入すれば80歳などと定まっている。加入してから還付金を受け取るまで25〜29年かかる計算だ。

 40歳以下の人は受け取り年齢を65歳か70歳のどちらかを選べる。40歳男性が65歳受け取りを選んだ場合の月額保険料は5395円(終身払)。既払込保険料相当額は約162万円だが、健康を維持して給付金支払ゼロなら、還付金額は約170万円になる。

 還付金といっても、自分が払い込んだ保険料が戻る仕組みなので、「貯蓄をして、病気になったら取り崩すのと同じ」との見方もできる。保障内容に放射線治療などが含まれており、重大な病気になったときの備えにはなるが、保険料が割安ながん保険などに入り、余ったお金で貯蓄するという考え方もあるのでよく比較したい。

 健康維持に努めたが、不幸にも病期になってしまった人には、早めに治療を受けて重症化を免れてもらおうという保険もある。アクサ生命保険が9月に発売した「予防・早期治療サポート」は、生活習慣病や関節リウマチなどになった場合に一時金を給付する。入院や手術を受けなくても支払われ、例えば初期糖尿病で通院すると、重症化予防見舞金を受け取れる。

 ネオファースト生命によると、生活習慣病の患者数は約1877万人で、国民の約7人に1人に相当するという。生活習慣病になると金銭的な負担も重くなる。新たに登場してくる保険商品とともに、公的医療保険制度なども参照して、どんな備えが必要なのか調べておくといいかもしれない。


以上です。

画像
↑、翅を開いたクロヒカゲ(5月撮影)。

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