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zoom RSS 免疫チェックポイント阻害剤の登場でがん治療の現場は一変。

<<   作成日時 : 2017/07/24 22:53   >>

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7月17日の日本経済新聞・朝刊に、抗がん剤のひとつ「免疫チェックポイント阻害剤」に関する記事がありました。

記事によりますと、

< がんの免疫薬「オプジーボ」が約3年前に登場してから、がんの治療現場は一変した。治療の手立てがなかった進行がんの患者でも、がんが劇的に縮小した報告が相次ぎ、効果の出る患者では長期生存の期待が高まる。上手に使えば治療現場に革命をもたらす可能性を秘めているが、重大な副作用を避けるため、適正使用に気を配る必要がある。>

とのことです。

従来の抗がん剤(「細胞障害性抗がん剤」、「分子標的薬」)ががん細胞に直接作用するのに対して、「免疫チェックポイント阻害剤」は、がん細胞が持つ、攻撃系免疫細胞の活動を抑止する機能を妨げることで、攻撃系免疫細胞ががん細胞を叩けるようにするのが大きな特徴です。

夢の新薬とまで言われている免疫チェックポイント阻害剤ですが、最近、がん細胞がこの薬剤に対する耐性を獲得することが判明しています。

がん細胞の遺伝子変異力は本当に厄介ですね。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2017年7月17日朝刊―

【がん免疫薬 見えてきた実像】

 がんの免疫薬「オプジーボ」が約3年前に登場してから、がんの治療現場は一変した。治療の手立てがなかった進行がんの患者でも、がんが劇的に縮小した報告が相次ぎ、効果の出る患者では長期生存の期待が高まる。上手に使えば治療現場に革命をもたらす可能性を秘めているが、重大な副作用を避けるため、適正使用に気を配る必要がある。

 「がんと闘う新たな武器が加わり、治療の可能性は広がった」と国立がん研究センター中央病院の山本昇先端医療科長は免疫薬の効果に一定の期待を寄せる。

 免疫薬が初めて発売されたのは2014年9月。オプジーボが皮膚がんの一種、悪性黒色腫に対して認められた。今年2月にはキイトルーダが発売された。

 免疫薬は従来の抗がん剤のようにがん細胞自体を攻撃するのではなく、病原体やがん細胞などの異物を除くため生体にもともと備わる免疫の力を利用する。がん細胞を見つけて殺す免疫細胞の攻撃力を高める働きをする。効果の出るがんの種類が多いのが特徴だ。

◇10種が最終段階
 オプジーボは既に5種類のがんで承認を得た。20種類以上で効果が期待されている。キイトルーダは悪性黒色腫と非小細胞は胃がんで承認済み。血液がんのホジキンリンパ腫と尿路上皮内がんで承認申請中だ。治療の手立てがなくなった胃がん、乳がん、大腸がんなど10種類で開発が最終段階を迎えている。製薬各社は開発に力を入れており、今後、「アテゾリスマブ」「デュバルマブ」「アベルマブ」など様々な免疫薬の承認が見込まれる。

 利用が進んで実力も明らかになって来た。オプジーボなどは効果の出る患者が2割強に限られるが、山本科長は「効果がある患者では長期生存も期待できる」と指摘する。4月の米がん学会では、進行した非小細胞肺がん患者へのオプジーボの臨床試験で、参加した129人の5年生存率のデータが公表されて注目を集めた。これまで5年生存率は5%未満とされていたが、16%もあったからだ。

 ただ一方で、薬が効かなくなった例も見つかった。九州大学病院で従来の抗がん剤など計7種類を投与した後、治療の選択肢がなくなった70歳代の女性にオプジーボを投与したところ、約1年で効果がなくなった。中西洋一・副院長は「一定の割合で薬に耐性が生じる」と指摘する。

 かつて「夢の新薬」と、もてはやされたがんの分子標的薬も市販後、耐性が生じることが分かった。免疫薬も耐性が生じるメカニズムの解明やその対策が必要になりそうだ。

◇正常細胞攻撃も
 免疫薬とは一般的に、従来の抗がん剤に比べて副作用が少ないのも特徴だ。ただ、免疫細胞が暴走すると正常細胞を攻撃し、重大な副作用が出る恐れもある。劇症1型糖尿病や甲状腺の機能障害、肝臓の機能障害、下痢などがある。中西副院長は「命にかかわる副作用で最も心配なのは間質性肺炎だ。当院でも2人亡くなった」と目を光らせる。

 九大病院は16年1月に免疫チェックポイント阻害剤適正使用委員会を立ち上げた。ほぼ毎月開くこの委員会は横断的な組織で、様々な診療科の医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどが参加する。

 がんの薬物治療の経験が乏しい診療科が免疫薬を使うと、副作用を見落とす恐れがある。そこで委員会で各診療科のスタッフが勉強し副作用の情報を共有することで、どの診療科でも副作用に同じ対応ができるようにしている。副作用の症状別に使う薬も統一した。

 副作用はいつ、どこで起きるかわからないが、早期に発見すれば、助かる可能性は高い。副作用の初期症状が出たら、患者や家族がすぐに病院に連絡できるように、副作用確認シートを作成して患者に渡している。

 免疫薬は諸刃の剣だ。適正に使えば、一部の患者では長期的な効果も期待できる。米国では免疫薬を含め240種類以上の免疫療法が開発中だ。がんの免疫療法はこれからが本番といえる。


以上です。

画像
↑、吸水中のナガサキアゲハ・オス(5月撮影)。

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