「健康状態の告知」について

今年の2月に明治安田生命が不当な保険金・給付金の支払拒否を行っていたことで、久々に「健康状態の告知」がクローズアップされました。

ただ、残念ながら正しい認識がされているとは言いかねる状況です。
今回は、告知義務違反についてお話します。

よく、告知義務違反は保険の契約成立から2年間黙っていれば、あるいは2年間保険会社に発覚しなければ「時効」となり、問題なくお金が支払われると“認識”されていますが、完全な誤解です。

実際には告知義務違反に「時効」というのは存在しません。

よく取りざたされている「2年で時効」というのは、保険会社が保険の契約を一方的に解除できる期限のことです。告知義務違反が消えるというわけではありません。


保険契約解除の期限は以下のとおりです。

①約款上の保険契約の解除可能の期間は契約成立から2年を経過するまで。

②商法上の保険契約の解除可能の期間は契約成立から5年を経過するまで。


なお、悪質な告知義務違反(肝硬変・肝炎・ガンの罹患歴を隠すなど)が発覚した場合は、保険の契約成立から何年経過していても、保険金・給付金の支払を拒否します。

明治安田生命の不祥事は、保険募集人(いわゆるセールスレディ)がウソの告知をさせていたという(例えばカゼの通院歴などを「そのくらいは書かなくて大丈夫」といって正しい告知をさせなかったなど)事情があります。

告知をする際は、過去5年以内の入院歴や通院歴などを必ず告知する義務があります。保険募集人が「そのくらいは書かなくて大丈夫」といっても決してウソの告知をしてはいけません。

皆様の一票をお待ちしております。
人気blogランキングへ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック