他人事ではない個人情報漏洩

ご存知の方もいらっしゃると存じます。
平成17年10月7日、アメリカンファミリー生命保険の代理店から個人情報が流出したとの発表が新聞やアメリカンファミリー生命保険のHP上でありましました。
今回のケースは過去に発生した業務用パソコンの盗難に伴うものとは異なり、インターネット上のファイル交換ソフトウエア「Winny」を利用した際のウィルス感染が原因とのことです。

以下、アメリカンファミリー生命保険のHPの「ニュースリリース」に掲載された文章の抜粋です。
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)では宮崎県西都市内の当社販売代理店…が所有するパソコンがウィルスに感染したことによって、同代理店が管理する一部のお客様情報がインターネット上に流出したことが、平成17年9月30日に判明しました。

ウィルスは、同代理店が業務上使用するパソコンにおいてファイル交換ソフトウエア「Winny」を利用した際に感染したものです。この結果、同代理店が管理していた564名のお客様情報が平成17年4月4日から9月29日の期間*、インターネット上のWinny利用者間のネットワークに流出しました。
*本事実を確認した9月30日の時点で速やかに本ウィルスの駆除を実施しました。

流出したお客様情報の項目は、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、証券番号、契約内容などであり、お客様によって異なりますが、多くのお客様においては前期項目のうち数項目の情報が流出していることが確認されております。また、2名のお客様については口座情報が、79名のお客様については医的情報が含まれておりました。

…なお、現時点において、お客様情報の不正使用等の事実は確認されておりません。

このケースではいくつかの重大な疑問点があります。
①なぜ、代理店がお客様の口座や健康状態及び過去の病歴といった重大な情報を管理していたのか?
②なぜ、ウィルス感染が報告されている「Winny」を業務上のパソコンで使用したのか?
③なぜ、ウィルス対策を講じていなかったのか?
特に①についてはどのような言い訳も認められないでしょう。金融機関の口座番号や過去の病歴といった情報は保険会社の担当支社や本社の担当部署のみが管理できるものなのです。
今回のケースで情報流出の被害を受けたお客様の怒りと不信感は相当なものでしょう。
代理店や担当支社が失った信用を取り戻すのは並大抵のことではないでしょう。
②、③については、認識があまりにも甘過ぎたのではないでしょうか。

今回のケースは個人情報漏洩が以下に恐ろしい結果をもたらすかを示した教訓といえます。同業者である私にとっても決して他人事は言えません。

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