介護の問題②

日本経済新聞10月27日夕刊に、家族と暮らしている高齢者が抱える問題点についての記事がありました。
以下、記事の抜粋です。

[浮かび上がる孤食・栄養偏り生活習慣病招く]
 日常の暮らしの状況を反映するのが、食事の風景。各種調査では、家族と同居していても、一人で食べる高齢者の「孤食」の実態が浮き彫りになっている。

 生協総合研究所(東京・千代田)が2004年にまとめた「高齢者の職実態調査」によると、70歳以上の高齢者で、一人暮らしは全体の28%だったのに「食事を一人で食べた」と答えた人が朝食で49%、昼食が44%、夕食でも38%に達した。家族がいても、一人で食事をする高齢者が数字を底上げしていると見られ、家庭内で孤食状態にある高齢者が少なくないことが分かる。

 女子栄養大学(埼玉県坂戸市)教授の足立己幸さんは、「たとえ同居でも、子供世帯とは暮らしも家計も別という高齢者が増え、その結果、高齢者の孤食という現象が起こっている。でも栄養面からは問題が多い」と指摘する。

 足立さんの調査によると、孤食状態の高齢者は、家族や知人など誰かと一緒に食べる「共食」に比べ、主采や副菜といったおかずがそろいにくく、栄養が偏る傾向にある。その結果、共食の高齢者に比べ、治療を受けている生活習慣病の数は、孤食の高齢者のほうが多かった。足立さんは「家族でなくてもよいから、友人や地域の支援活動を利用し、共食の機会を作ってほしい」と話している。

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