保険販売・契約者から確認書。金融庁がルール改正。

2月8日の日本経済新聞の朝刊7面に、金融庁は保険会社の販売員が、顧客の必要としない保険商品を売りつけるのを防ぐルールを設ける、という記事が出ていました。

なんでも、保障水準や保険料などニーズに沿った保険商品を勧めたことを契約時に顧客が確認するよう義務付け、顧客が「確認書」に署名しなければ契約できないようにする。とのことです。

この記事を読んで私は、

「…でもねぇ、そんなの欧米では当たり前のことなんですけどね。何でこんな初歩的な仕組みを今まで導入しなかったの?まだまだ、顧客保護が遅れているなぁ…」

と心の中でつぶやいておりました。

以下、記事の内容です。

【保険販売・契約者から確認書:金融庁ルール改正へ、加入トラブル防止】
 金融庁は保険会社の販売員が顧客の必要としない商品を売りつけるのを防ぐルールを設ける。保障水準や保険料などニーズに沿った商品を勧めたことを契約時に顧客が「確認書」に署名しなければ契約できないようにする。トラブルが耐えない不透明な保険販売に歯止めをかける狙いがある。

 現在は保険の販売時に口頭で顧客ニーズを確認している。顧客は不完全な理解のまま契約し、求める保障が得られなかった時に「言った言わない」の水掛け論になる例も少なくないとされる。

 金融庁は販売員の説明責任を明確にするため、春にも保険会社向けの監督指針(ガイドライン)を改正し確認書のルールを導入。販売員が確認書に虚偽の内容を書いて強引に商品を売りつけた場合はその保険会社を行政処分する方向だ。

 対象商品は契約期間が5年以上あり、契約者の将来設計に大きな影響を及ぼしかねない生損保商品。保険金が上下する変額年金や外貨建て保険も想定している。

 新ルールではまず販売員が加入している保険や求める保障範囲、支払い可能な保険料など基本情報をチェックリストに従って聞く。変額年金保険を勧める場合は投資経験も確認する。そのうえで販売員は商品の特質で要望に応えている点とそうでない点を列挙した確認書を顧客に渡す。顧客は納得できれば署名する。

 ただ、第三者からみると不当な販売に見えても確認書への署名を得ているなどとして正当化される恐れもある。ルールの実効性をあげるには、当局の検査・監督の徹底が欠かせない。


…検査・監督の徹底もそうですが、まず、チェックリストを複写式にして、お客様にその控えを渡す仕組みにすべきではないでしょうか。

もちろん控えを渡したことを証明するための署名と受領印をいただくようにするべきです。確認書も複写式にしてお客様に控えを渡すべきです。

このような仕組みが普及することで「押し売り営業」「嘘つき営業」がなくなることを望みます。


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この記事へのコメント

とことこママ
2006年02月08日 22:31
3回連続一番乗りだと、何かお祝いありますか?さて、それはさておき・・・
「確認書」の署名も、「あ~、ここに名前かいといて」と、いい加減にならないことを祈ります。
金融庁、CMの事といい、保険に対するチェックを厳しくしている様子ですね。
現役保険営業マン
2006年02月08日 23:21
とことこママさん、史上3人目の3連覇です。お祝いは国内温泉旅行の無料招待です…ってあるかいΣ( ̄口 ̄)!!
…一通りインチキ関西ギャクをやったところでまじめにコメント(^_^;。
>「確認書」の署名も、「あ~、ここに名前かいといて」と、いい加減にならないことを祈ります。
>>いえ、そういうことは起こり得ます。いかにルールが制定されても大概は形骸化してしまいますから(特に大手生保はそういったことに長けた人間がいっぱい)。
>金融庁、CMの事といい、保険に対するチェックを厳しくしている様子ですね。
>>明治安田生命の一件でようやく本腰を入れたといった感じですね。
2006年02月09日 00:41
こんばんは。
復帰早々「一番コメント」狙ったのに・・・。さすがに日付が変わった後では無理っすね。
私もこの記事見ましたよぉ~。
率直に言って、「形骸化」するのが目に見えてるような・・・。重要事項説明もそうでしたけどね。
損保代理店マン
2006年02月09日 07:37
はじめまして。
私は、某損保&損保系生保を扱っている代理店役員です。参考になる内容で、色々斜め読みさせていただいたんですが、素朴な疑問が…?
・現役保険営業マンさんは『第一生命』に対して、やけに特別な思い入れがあるようで…(苦笑)

私からすると、ココの商品が悪いわけでなく、セールス自体に問題がある会社が多いと思うんですが。。。見てると第一生命の商品が悪いんだと読めますよ。どうなんでしょうか?
《保険に、良い、悪いはありません!!加入される方に合っているかどうかではないでしょうか???》
業界のクオリティーを上げたいと日々考えております。
現役保険営業マン
2006年02月09日 19:11
たいちょーさん、コメントありがとうございます。
古豪復活とはいかなかったですね(爆)。
…やはりたいちょーさんも危惧してらっしゃいますね。業界の「実態」を知っているからどうしてもネガティブに考えてしまいますねぇ。
現役保険営業マン
2006年02月09日 19:22
損保代理店マンさん、初コメントありがとうございます。
>現役保険営業マンさんは『第一生命』に対して、やけに特別な思い入れがあるようで…(苦笑)
>>いいえ~。特別な思い入れはないですよ。証券分析をした結果たまたま第一生命保険ばかりだったというだけです。
>見てると第一生命の商品が悪いんだと読めますよ。どうなんでしょうか?
>>そうですね。個人的には「悪い保険商品」だと思っております。
>《保険に、良い、悪いはありません!!加入される方に合っているかどうかではないでしょうか???》
>>実際にはあります。「悪い保険商品」が…それは変額個人年金保険です。
今後とも当Blogをよろしくお願い申し上げます。



損保代理店マン その2
2006年02月09日 23:33
今日も一日お疲れ様です。

>。「悪い保険商品」が…それは変額個人年金保険です。
とありますが、私の考えでは、『リスクを全て承知!』とご理解されている方にはもってこいの商品だと思いますが…?
ちなみにリスクを説明していないケースが多すぎて悪い商品となってしまうのが実状ですね!

正直言うと、SJの代理店で

DLも取り扱っております。
私自身、他セールスの売ったDL商品を解約したコト何度もあります。→DLに『提携してるじゃないですか~』って言われるんですが、契約者の希望に合ってないから解約する→結果的にお客さんには早く気づいて良かった☆と喜ばれる。
※要は(現役保険営業マンの言う通り)セールスの成績ありきで売ってる方がいるんですね。これはドコの会社であっても見受けられます。 ジックリ検討してDLで納得されている方もおられますよ♪
現役保険営業マン
2006年02月10日 00:04
損保代理店マンさん、再コメントありがとうございます。
変額年金保険がなぜ「悪い保険商品」かと申しますと、「手数料がやたら高い!!もっとましな資産運用方法がある」が最大の理由です。
でも…とお考えなら以下の書籍をお勧めします。
「金融広告を読め」(光文社新書:吉本 佳生著) 
むう
2006年03月21日 12:21
またまた、ひっぱりだしました。
これこれこの書類、必要ですよね。不動産(三万円の賃貸アパート)だって、とっくの昔からやってますよ。二部作って両方にサイン捺印。言った言わないの世界、いい加減に辞めましょう。
春から改善って、もう春ですよね。
個人的に私も第一生命恨んでます。
現役保険営業マン
2006年03月21日 13:23
むうさん、コメントありがとうございます。
…契約する人から見れば本当に「当たり前」のことですよね。
「確認書」を作成したくない理由は保険会社の経営陣が責任を明確にしたくないだけではないでしょうか?
そのようなことではお客様に信用されないだけです。

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