「無認可共済」ベルル共済の破綻について⑬:「被害者弁護団、建設国保も含め賠償請求へ」

前回*の続きです。12月12日付の高知新聞・朝刊が、破綻したベルル共済の被害者弁護団の動向について報じていました。

*前回の記事はこちらです。
  • 「無認可共済」ベルル共済の破綻について⑫:「建設国保は知っていた!?」

    記事によりますと、〈ベルル共済被害対策弁護団(参田敦団長)は11日夜、高知市の高知城ホールで2度目の被害者相談会を開き、同共済の運営会社「ベルルライフサービス」と同社の竹中美千代常務(51)、「全国建設工事業国民健康保険組合」(建設国保、本部・東京)を被告として共同不法行為による損害賠償請求訴訟を起こす方針を提示、決定した。〉とのことです。

    …前回の記事で述べましたが、建設国保と死亡した元理事長の間で、ベルル社やその関連会社を、死亡した元理事長が引き起こした横領金の弁済という、元理事長個人の債務の連帯保証人にした公正証書を締結していたことが判明しています。

    そのような建設国保にも相当の責任があるといわざるを得ない証拠が出てきた以上、当然でしょうね。

    弁護団と警察にはとことん追求していただきたいものです。

    【記事の内容】

    以下、記事の内容です。

    【建設国保含め賠償請求へ 弁護団「共同不法行為」と判断】
     ベルル共済被害対策弁護団(参田敦団長)は11日夜、高知市の高知城ホールで2度目の被害者相談会を開き、同共済の運営会社「ベルルライフサービス」と同社の竹中美千代常務(51)、「全国建設工事業国民健康保険組合」(建設国保、本部・東京)を被告として共同不法行為による損害賠償請求訴訟を起こす方針を提示、決定した。

     同弁護団はこれまで、ベルルの元理事長から巨額の返済を受けていた建設国保に注目。さまざまな経緯を検討し、同国保からも賠償を求めるという結論に達した。

     ベルル共済の川越一・元理事長=10月死去、当時(61)=は平成7~9年にかけて高知、徳島両県の建設国保支部組織の保険料約12億円を横領。元理事長は横領金の返済を始めていた11年に共済事業を開始し、共済破たんまでに約6億5000万円を弁済していた。

     元理事長個人の債務にもかかわらず、建設国保と元理事長は16年の1月以降の弁済についてベルル社や関連会社などを連帯保証人とする公正証書を締結。債務をベルル社の資金で穴埋めし、支払いが滞れば同社側も即時完済の義務を負う仕組みをつくっていたことが明らかになっている。

     相談会には被害者約200人が出席。弁護団の谷脇和仁弁護士がこうした経緯を踏まえ、「詐欺的商法に建設国保の幹部は深くかかわり、そこまで言えなくてもそういう商売を教唆し、アドバイスしたとすれば、ベルル本体と同じ責任が建設国保にもあるのではないか」「ベルル社と建設国保の共同不法行為になり被害者から詐欺で巻き上げたカネを賠償する責任を建設国保に問えないか」との考え方を説明した。

     同弁護団は、原告団入りを希望する被害者から訴訟の委任状を年内に集める方針。「被害者の会」は既に元理事長と常務を詐欺容疑で県警に告訴している。

     問い合わせは、参田敦法律事務所、高知法律事務所の谷脇和仁弁護士、丸ノ内法律事務所の松本隆之弁護士。


    以上です。

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    この記事へのコメント

    現役保険営業マン
    2006年12月15日 10:50
    ともさか保険事務所さん、一番コメントありがとうございます。
    …はい、いよいよ本丸攻略ですね。地元紙では、年明けにも提訴という報道もされているようです。
    徹底的にやってほしいものですね。

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    • 保証人とは

      Excerpt: 保証人とは、債務者が債権者に対して一定の給付をうける取り決めをしたときに、もしも債務者が債務を弁財しない場合、これに替わって保証人が弁財をしなければならない義務を負う者をいうとされています。 Weblog: 能力アップのための情報百科事典 racked: 2006-12-28 22:07