がん拠点病院、抗がん剤、放射線の専門医が不足!!

7月1日の日本経済新聞に、いわゆる「がん拠点病院」に関する記事がありました。

記事によりますと、

〈地域のがん医療の要として国が指定した「がん診療連携拠点病院」で、抗がん剤と放射線治療のいずれの専門医もそろっているのは半数に満たないことが、日本経済新聞社の調査で分かった。地方の病院を中心に6分の1には、どちらの専門医もおらず、人材難を背景にした診療体制の地域差が浮き彫りになった。〉

とのことです。

…肝心の拠点病院ですら半分以上の病院で、抗がん剤・放射線専門医のどちらかがいないとは…予想以上に人材不足が深刻なようで、驚きました。

…それにして、なぜこうも専門医の不足が急速に顕在化してきたのでしょうか?医師の制度が治療方法の多様化と専門化に対応できなかったのでしょうか?

非常に気になります。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

【抗がん剤・放射線専門医:がん拠点病院、常駐は半数未満】
 地域のがん医療の要として国が指定した「がん診療連携拠点病院」で、抗がん剤と放射線治療のいずれの専門医もそろっているのは半数に満たないことが、日本経済新聞社の調査で分かった。地方の病院を中心に6分の1には、どちらの専門医もおらず、人材難を背景にした診療体制の地域差が大きく浮き彫りになった。

 また、拠点病院の充実した診療体制を担保するための指定要件を満たしていない病院も2割以上あった。要件の1つである「相談窓口への専任者の配置」は21%がクリアしておらず、患者の痛みを和らげる「緩和ケアチーム」の整備や、患者情報を管理する「院内がん登録の実施」という要件も、それぞれ2%が未実施だった。

 日本臨床腫瘍(しゅよう)学会が認定する抗がん剤治療の専門医(または暫定指導医)がいる病院は70%、放射線治療の専門家である日本放射線腫瘍学会の認定医は58%にとどまった。どちらもいるのは47%。逆に16%は両方ともいなかった。

 6月に閣議決定した国のがん対策推進基本計画が求める「全国どこででも安心・納得できるがん医療」を実現するには、拠点病院の機能強化が急務といえそうだ。

 ◇調査は今年5月~6月、国が指定する全国286のがん診療連携拠点病院に調査票を送付して実施。74.5%にあたる213施設から回答があった。


以上です。

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この記事へのコメント

2007年07月03日 19:46
こんばんは!

せっかく素晴らしい治療法が開発されても、施術できる医師がいないのではどうしようもないですね…

がん治療のユニバーサルサービスが早く実現できます事を望みます!
2007年07月03日 19:59
本当に切実な問題ですよね。今後ますます高齢化が進む中医師不足が加速している現状。恐いですね。詳しいことは判らないのですが、現行の医療制度が医師の不足を加速させているとも聞きました。在宅医療、緩和ケアなどが促進される中にあって、医療水準を維持できるのか不安になりますね。
現役保険営業マン
2007年07月03日 21:58
ともさか保険事務所さん、こんばんは。
一番コメントありがとうございます。
…そうなんですよね。どんなに素晴しい抗がん剤や放射線治療技術があっても、それを使いこなせる人材がいなければ何の意味もありません。
ひとりでも多くの優秀な専門医が揃うこと願っておりますが、いかんせんすぐに優秀な専門医にはなれませんからねぇ…。
現役保険営業マン
2007年07月03日 22:04
gooddayさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
…おっしゃるとおりです。これから多くの優秀な専門医が必要とされるというのに、現状を見ると恐ろしくなります。
一体なぜ、何が原因でこのような「専門医不足」が起きたのか?そういったことも明らかにすべきではないかと存じます。
2007年07月04日 07:46
おはようございます。
今の会社のお客様がドクターメインなので思うのですが、医者になるのにお金がかかりすぎるのも、医師不足の原因の一つだと思います。
普通家庭の子供で医大に行って医者になるのは、金銭的に相当厳しいと思います。
医者家庭でも、教育費の捻出に気を揉んでいるところもあるくらいですから・・・
それだけが原因ではないと思いますが、目先の医師不足だけでなく、これからの子供たちが医師を目指しやすい環境作りも大切だと思います。
現役保険営業マン
2007年07月04日 09:11
とことこママさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
…なるほど、医学部はそんなに費用負担が重いのですか。確かに1つの要因として考えられますね。
…おっしゃるとおりです。次世代のことをきちんと考えて、そのようなことに取り組む必要があるでしょうね。

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