心臓リハビリテーションを行う医療機関が徐々に増えてきているそうです。

2月24日の日本経済新聞・夕刊に、心筋梗塞・狭心症・心不全などの手術後に、再発防止や早期の社会復帰のために行う、「心臓リハビリテーション」についての記事がありました。

記事によりますと

< 心筋梗塞や狭心症、心不全などの手術後に、早期の社会復帰や再発防止のために運動療法などを取り入れる「心臓リハビリテーション」を実践する医療機関が徐々に増えている。退院後も含めてリハビリを続けることが再発防止などに役立つ体。18日に心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇陛下も、体を動かすなどのリハビリを始められた。心臓リハビリの実践例を紹介する。>

とのことです。

…記事にもありますが、先日、狭心症のために冠動脈のバイパス手術を受けられた天皇陛下も、この心臓リハビリテーションをされています。

再発の防止は当然のことながら、陛下が強く希望されている東日本大震災の慰霊式典へのご出席のためでもあるのでしょうね。

さて、リハビリテーションと申しますと、事故や脳卒中の患者が行うもの、という印象があるため、心臓リハビリテーション、というものがあるとは、今回の記事を読むまで知りませんでした。

手術法や治療器具の進化に目を奪われがちですが、こうしたリハビリが行われるのはとても重要ですね。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2012年2月24日・夕刊―

【心筋梗塞や狭心症など、心臓リハビリで再発防止―医療機関導入増える。運動や生活習慣改善】

 心筋梗塞や狭心症、心不全などの手術後に、早期の社会復帰や再発防止のために運動療法などを取り入れる「心臓リハビリテーション」を実践する医療機関が徐々に増えている。退院後も含めてリハビリを続けることが再発防止などに役立つ体。18日に心臓の冠動脈バイパス手術を受けた天皇陛下も、体を動かすなどのリハビリを始められた。心臓リハビリの実践例を紹介する。

 関西地方に住む60代のAさんは昨年、急性心筋梗塞の手術を受けた。手術は成功し、数日後から病院内で一定の距離を歩くなど心臓リハビリテーションを始めた。退院した後も週1~3日通い、歩行や自転車の軽い運動、体操などを合計で1時間ほどこなす。看護師などと気軽に話ができるため、「一人暮らしでも再発の不安を抱え込まずにすむ」とAさんは話す。経過は良好という。

 ◇死亡リスク2割減
 心筋梗塞では血管が細くなった箇所にカテーテル(細管)を入れて広げるなど体の負担が比較的少ない手術が普及し、患者の入院日数は大幅に縮まっている。以前は胸を開く手術も多く約2ヵ月入院していたが、カテーテル手術なら多くのケースで約2週間で退院できるという。

 医療技術の進歩で、発症直後の死亡率は下がったが、心筋梗塞や狭心症には再発する恐れも残っている。そこで注目を集め始めたのが運動療法の組み合わせだ。

 欧米チームの研究によると、運動療法に数ヵ月取り組むと手術後の死亡リスクが約2割減ることが分かった。手術後に標準的な薬を服用するのとほぼ同じ効果があるといわれるほどだ。日本でも運動療法を実施すると2年以内の再入院率が半減したとの報告がある。

 国立循環器病研究センターが実施している一般的な心臓リハビリは次のような手順で進む。心筋梗塞のカテーテル手術を受けた場合、ベッドに寝ているのは1日ほど。順調なら2日目には立ち上がり、4日目には200メートル歩く。5~6日目には医師が患者ごとに作った歩行や自転車などの運動メニューを徐々に始める。退院後も通院して3~5ヵ月は継続する。

 リハビリは看護師や理学療法士などのもとで実施するのが原則で、決して無理はしない。入退院時や3ヵ月経過時などに面接し、個人に合わせて取り組む。同センターの後藤葉一・循環器病リハビリテーション部長は「軽く汗ばむくらい。速足で20~30分歩く程度が目安」と解説する。

 こうした運動を週3回以上実施すれば効果が得られるが、「実際に通院できるのは仕事を既にリタイアした高齢者で、一人で病院に来られる人が多い」と兵庫県立尼崎病院循環器内科の谷口良司医長は指摘する。退院後、仕事に復帰した人は時間的な制約から通院が難しく、十分なリハビリができない場合も少なくない。

 そこで、通院できない場合は在宅でこなせる運動メニューを医師に考えてもらう。無理せず取り組むのが鉄則で、もし胸の痛みなどが出たら安静にして薬を使う。それでも治まらない場合は救急車で病院に向かう。一部のスポーツクラブでは状態のよい人を受け入れ、医師の紹介状に沿った運動メニューを実施する例もある。

 ただ、手術を受けた患者全員がリハビリをするわけではない。人工透析などを受けておりもともと歩行が困難な人には不向きだ。脳卒中などの病気をかかえている場合は、手足などを動かすための軽い運動メニューをこなす。

 運動と並んで重要なのが生活習慣の改善だ。心筋梗塞などを起こす動脈硬化の危険因子である高血圧や高脂血症、肥満、運動不足などのリスクを下げるためだ。国立循環器病研究センターは薬や食事、病気などについて40分の講義を週に4回実施。患者がすべて終了するのには約1ヵ月かかるという。

 生活習慣の改善目標はメタボリック症候群対策より難しい。京都大学病院循環器内科の小笹寧子助教は「特に塩分の摂取に気をつけてほしい。心筋梗塞の場合、1日6グラム以下が推奨されている」と話す。日本人の平均は10グラム超なので注意が必要だ。コレステロールやカロリーの摂取も控える。心臓病を確実に悪化させるので禁煙は欠かせない。

 ◇心理面もサポート
 心理面のサポートも大切だ。手術後、特に後遺症がないにもかかわらず、社会復帰に不安を覚える患者は多い。欧米では臨床心理士や精神科医が入ったチームで対応するのが一般的だが、日本はまだ少なく、医師や看護師で対応することも多い。「運動し、さらに看護師などと話すだけでも不安の解消に役立つ」(尼崎病院の谷口医長)。運動を続けることで、自分の体への自信を徐々に取り戻していく場合が多いようだ。

 心臓リハビリの課題は一般の認知度が低いこと。取り組む病院も徐々に増えているが、全国の主要病院の約1割にとどまるという調査もある。リハビリ用のスペースが必要になるため、小さな病院では実践しにくい。

 手術を受けた病院が実践していない場合、外来でリハビリを受けられる病院を紹介してもらおう。運動は生涯続けるのが理想だ。後藤部長は「生死を分けるということよりも、より快適に生活するための取り組みとして認識してほしい」と話している。


以上です。

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↑、昨年の10月中旬から下旬に撮影した昆虫です。

1枚目はササキリ(メス)の褐色型。2枚目は小白の栴檀草にやってきたキタテハの秋型。越冬に向けて食事をしています。3枚目はトノサマバッタの褐色型。4枚目は産卵を終え、命が尽きる寸前のセスジツユムシのメス―です。

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