その「足の冷え」、「むくみ」は病気のサインかもしれませんよ。

11月8日の日本経済新聞・夕刊に、足のひえやむくみが初期症状のサインとなって現れることがある血管障害ついての記事がありました。

記事によりますと、

< 11月には行って冬の寒さが近づいてくると、足先のひえやむくみ、かゆみを訴える人がいる。加齢や体質が原因と思いきや、足の動脈や静脈で異常が見つかる場合がある。重症になると歩けなくなるだけでなく、命にも関わるので注意が必要だ。>

とのことです。

・・・記事がメインとして取り扱っているのは「閉塞性動脈硬化症」と「下肢静脈瘤」です。

閉塞性動脈硬化症は、当Blogでも過去に取り上げましたが、この病は主に下肢の動脈が狭くなったり詰まったりして十分な血流が確保されなくなり、最悪の場合は足の先端などが壊死して切断することもある病気です。

比較的早い段階での症状は足の冷えや痺れ、一定の距離を歩くと痛みが生じて歩けなくなってしまう「間歇性跛行」です。

そこから悪化していくと安静時疼痛が生じるようになり、さらに悪化すると潰瘍や壊死が生じて足を切断することになります。

糖尿病の患者さんで、神経障害を起こしている場合は特に注意が必要です。と申しますのも、神経が障害されているために傷が出来ても痛みを感じることがなく、傷がいつまでたっても治らず潰瘍を生じたり、壊死を起こしてしまっていても痛みが少ないからです。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2013年11月8日夕刊―

【足の冷え・むくみ 血管障害の恐れ―加齢・体質と勘違い怖い、歩けなくなり、壊死も】

 11月には行って冬の寒さが近づいてくると、足先のひえやむくみ、かゆみを訴える人がいる。加齢や体質が原因と思いきや、足の動脈や静脈で異常が見つかる場合がある。重症になると歩けなくなるだけでなく、命にも関わるので注意が必要だ。

 東京都の70代の男性Aさんは最近、歩くたびに足に痛みが走り、近くの公民館に行くのも一苦労。最近は足が細くなり、爪や毛が伸びなくなってきた。「もうこの年だから」と放置していたが、心配した家族の紹介で病院にいくと「閉塞性動脈硬化症」と診断された。

◇当初、自覚症状なし
 閉塞性動脈硬化症は手や足の血管に動脈硬化が起こり、血管の幅が狭くなったり、塞がれたりして血流が不足する病気だ。主に足が多い。初めのうちはほとんど自覚症状がないが、進行すると少し歩いただけで痛み出す。休むとまた歩けるようになる。

 山王メディカルセンターの重松宏血管病センター長は「日本では100万人程度の患者がいるが、症状が出ない潜在患者は300万~400万人いるとされる」と話す。歩けなくなる症状がさらに重くなると「足の傷が治りにくくなって壊死(えし)し、最悪の場合は切断を余儀なくされる」と注意を促す。

 動脈硬化を引き起こす原因は、加齢や喫煙、高血圧のほか、糖尿病も原因の一つ。早いうちに病院に行けば、末梢(まっしょう)動脈の血管を詰まらせる血の塊を溶かす薬剤もあるので、深刻な事態を防げる。食事や食生活を見直せば予防できる。

 ただ、問題なのは足の症状だけではない。帝京大学臨床研究センター長で、寺本内科・歯科クリニックの寺本民生内科院長は「足の動脈硬化は体のどこかで動脈硬化が起こっている恐れを表すサイン。将来、脳梗塞や心筋梗塞の恐れがある」と強調する。

 そのため「60歳以上を過ぎた時点で足の動脈硬化の状態を調べる血圧測定の検査(ABI検査)などを受けた方がよい」とアドバイスする。

 足の冷えやむくみを起こす症状は動脈に限らない。足の静脈の血管が逆流しても、冷えやしびれ、むくみの症状が現れる。下肢静脈瘤という血管疾患だ。

 下肢静脈瘤は全身に回った血液が心臓に戻る静脈に異常が起きる症状。血流が逆流するのを防ぐ「弁」が壊れ、血液が血管内にうっ血する。総合東京病院(東京・中野)血管外科の佐久田斉部長は「放置しておくと、むくみが酷くなり足の血管が浮き出てボコボコになる。黒っぽく色がついて、皮膚が硬くなり、やがて歩くの困難になる」と説明する。

◇早めに専門医に
 主に長時間の立ち仕事で足の血管が圧迫される人やホルモンバランスが崩れた出産後の女性に起きやすい。強い痛みで歩行が難しくなるが「重症になると血栓ができて(肺の血管などが詰まる)エコノミークラス症候群を併発する人もいる」(佐久田部長)。症状に心当たりがある人は、早めに血管外科などの専門外来に相談しよう。

 特に静脈の弁は一旦壊れると、元には戻らない。治療は逆流している静脈を切除するため、体への負担は重い。レーザー治療が普及して、日帰りで手術を受けられるが、手術後に足が突っ張ったり、皮下出血が2週間程度消えなかったりして、生活の質(QOL)の低下は避けられないという。長時間の立ち仕事を避けるほか、弾力のあるストッキングをはくなどで発症や症状が重くなるのを防ぐ方法がある。

 静脈せい、動脈性の疾患にしろ、痛みやむくみといった症状がほとんどなので特に高齢者の中には病院に行かず我慢している人も多い。

 しかし「特に動脈の場合は、早期に見つけて治療を始めないと死に至る。恐ろしい疾患だ。脳や心臓など全身に関係する血液疾患という認識が大切」(重松センター長)。その意味で足の痛みやしびれがまだ出ていない無症状の潜在患者を見つける必要があるという。

 また動脈、静脈の血管障害以外に、神経が原因のこともある。腹部脊柱管狭窄症と呼ばれ、脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭くなり、神経が圧迫されて足にしびれや冷えが起きる。

 加齢も影響してくるが、椎間板ヘルニア、骨粗しょう症、脊椎の腫瘍などで引き起こされるとも言われている。この場合整形外科などの専門医で診断を受ける必要がある。いずれにしても、自己判断は禁物だ。

 症状が出ているのに「年だから」「冷え性の体質だから」と放っておくと、深刻な事態に陥る恐れがあるのが足の血管障害だ。少しでも不安を感じた場合、できるだけ早めに血管外科など専門の医師に相談することが大切だ。


以上です。

画像
↑、河原に舞い降りたコオニヤンマ(6月撮影)。

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