日常生活での肺炎の約3割は、肺炎球菌が原因。定期予防接種を受けましょう。

11月21日の日本経済新聞・夕刊に、肺炎と予防接種についての記事がありました。

記事によりますと、

< 肺炎は日常生活の中でかかる場合と、病院に入院中に感染してしまう場合、口の中の最近などが誤って肺に入って起こす誤嚥(ごえん)性などに分けられる。一般の生活の中で起こる肺炎のうち、約3割は肺炎球菌が原因だ。

 肺炎球菌は肺に炎症を起こすだけではなく、「いくつかの種類では脳の炎症の髄膜炎や中耳炎、心臓の炎症、関節炎など全身に広がる場合もある」と川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は話す。日本医科大学呼吸ケアクリニックの木田厚瑞所長も「肺炎から敗血症になると高齢者は死亡率が上がる」と指摘する。

 …

 肺炎球菌が原因で肺炎になると、抗生物質で菌を排除できても肺の機能が戻りにくい。木田所長は「高齢者は肺の構造が変わり、働きが低下してしまう」と指摘する。このため専門家はワクチンを活用した予防が大切だと強調する。ワクチンは以前からあったが、今年10月から高齢者向けが公費助成を受けられる定期接種になった。国は接種を推奨している。

 2018年度までは65歳以上が5歳刻みで助成対象となっている。60~64歳も一部の病気を持つ人は対象だ。自己負担額は住んでいる自治体により異なるので、市役所などに問い合わせてみるのもよいだろう。>


―とのことです。

…西田敏行さんが登場する、65歳以上の人を対象にした肺炎予防の定期予防接種を啓発する、TVCMをご覧になった方も多いかと存じます。

病気からご自身の命を守るために、ぜひ積極的に定期予防接種を受けていただきたいものです。




【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2014年11月21日夕刊―

【高齢者に多い肺炎(上)―受けた?定期予防接種】

 急に寒くなり、風邪を引く人も目立ち始めた。こじらせて肺炎になる場合もあるので甘く見るのは禁物だ。肺炎は日本人の死因第3位で、亡くなる人の大半が65歳以上だ。高齢者には糖尿病や肺の慢性病を持つ人も多く、専門家は予防が大切だと指摘する。10月から肺炎の原因となる肺炎球菌の高齢者向けワクチンの定期接種も始まった。2回に分けて高齢者の肺炎予防策を紹介する。

 肺炎の主な症状は、せきと痰と熱だ。風やインフルエンザなどが上気道と呼ぶ喉の周辺で炎症を起こすのに対し、肺炎はもっと奥の肺にまで炎症が起こる。主な原因は様々な細菌やウイルスで、かぜが長引くと傷ついた粘膜にこれらが入り込み、肺炎を発症しやすくなる。

◇肺炎球菌が3割
 肺炎は日常生活の中でかかる場合と、病院に入院中に感染してしまう場合、口の中の最近などが誤って肺に入って起こす誤嚥(ごえん)性などに分けられる。一般の生活の中で起こる肺炎のうち、約3割は肺炎球菌が原因だ。

 肺炎球菌は肺に炎症を起こすだけではなく、「いくつかの種類では脳の炎症の髄膜炎や中耳炎、心臓の炎症、関節炎など全身に広がる場合もある」と川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は話す。日本医科大学呼吸ケアクリニックの木田厚瑞所長も「肺炎から敗血症になると高齢者は死亡率が上がる」と指摘する。

 東京都内に住む70代のAさんは、糖尿病などの持病があったが普通に暮らしていた。あるとき微熱が出て食欲がない日が続いたが、「風邪だろう」と思って市販薬を飲んで済ませた。ところが1週間後に急に息が苦しくなり、熱も上昇、夜中に救急車で運ばれた。血液検査では炎症を示す数値が通常の10倍以上に上がっていた。レントゲンでは肺が真っ白に映り、痰からは肺炎球菌が見つかった。

◇熱が出にくい
 翌日転院し、肺炎球菌により重症の肺炎と診断された。抗生物質などを使って治療し、肺炎は治ったが入院は約1ヵ月に及んだ。すっかり肺の働きが落ち、在宅で酸素を吸入することになった。

 東京医科大学の瀬戸口靖弘教授によると、若い人が肺炎になった場合は、風邪のときより高い熱や粘り気のある痰が出る。感染初期に発熱があるのは体内で病原体と戦う免疫の作用によるものだ。一方、免疫の力が低下した高齢者では熱が出にくい。「喫煙などが原因となる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などを持つ人も多く、息を一気に出す力が弱いため痰も出せないことが多い」(瀬戸口教授)

 肺炎球菌が原因で肺炎になると、抗生物質で菌を排除できても肺の機能が戻りにくい。木田所長は「高齢者は肺の構造が変わり、働きが低下してしまう」と指摘する。このため専門家はワクチンを活用した予防が大切だと強調する。ワクチンは以前からあったが、今年10月から高齢者向けが公費助成を受けられる定期接種になった。国は接種を推奨している。

 2018年度までは65歳以上が5歳刻みで助成対象となっている。60~64歳も一部の病気を持つ人は対象だ。自己負担額は住んでいる自治体により異なるので、市役所などに問い合わせてみるのもよいだろう。

 肺炎球菌は人から人につばなどで飛沫感染するが、遺伝子のタイプの変化は少ない。この点は毎年流行する型が変化するインフルエンザとは異なる。

 肺炎球菌は現在、90種類以上が見つかっている。10月からの定期接種のワクチンは23種類に対応したタイプだ。ワクチンにはもともと子供向けだったタイプもあり、こちらは13種類に対応する。この2タイプは一部の球菌の種類は重なっているが、「米国ではどちらも高齢者に対して打っている。どうしても心配な人は自費で打っても問題はない」と岡部所長は話す。

 定期接種化は今年からだが長年利用されており、副作用は少ないとされる。ただワクチン接種でショック状態などになる場合も想定し、打った後の30分は病院内にいるようにしよう。

 肺炎予防に役立つワクチンだが、万能ではない。睡眠や栄養をしっかり取り、体力や抵抗力をつけておくことが重要だ。インフルエンザに感染して肺炎になる恐れもあるので、「1週間ほど空けてインフルエンザのワクチンも打っておくとよい」と専門家は口をそろえる。


以上です。

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↑、昨年8月に撮影した昆虫たち。上からナミアゲハ・夏型、ジャコウアゲハ・夏型(メス)、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、アオメアブ。

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