個人年金保険が注目を集めているそうです。

2月11日の日本経済新聞・朝刊に、個人年金保険についての記事がありました。

記事によりますと、

< 公的年金の補完として、民間の個人年金保険が注目を集めている。中でも、株式や債券などの運用成績によって将来の受取額が変わる変額個人年金保険を活用する人が増えている。個人年金の受け取りと支払の期間や方法には様々な種類がある。それぞれの特長を踏まえて、自分にあった「自分年金」を見つけよう。>

とのことです。

【管理人の感想】
1.所得代替率って世代間格差を示すものですか?

日本経済新聞は老後に受け取る公的年金について、

< 公的年金を巡っては、少子高齢化に伴って財政が厳しさを増している。厚生労働省は年金制度を維持するためにも、支給額の伸びを賃金や物価の上昇分より抑える「マクロ経済スライド」を初めて発動する。2015年4月からの年金受取額は14年度に比べて0.9%増にとどめる。

 マクロ経済スライドは物価が下落し続けるデフレ化では発動できない制約があり、当初の計画から8年遅れた発動となった。そのため保険料の支払額と受給額にギャップが生じており、世代間の格差が浮き彫りになっている。例えば、14年時点で65歳の人は現役世代の収入の約63%の年金を受け取れるが、同30歳の人は現役世代の収入の50.6%しかもらえない見込みとなっている。>


―と述べています。

あの~日経さん、主に厚生年金で使われている「所得代替率」のことを取り上げているようですが、ずいぶんと捻じ曲げていませんか?

厚生労働省の「所得代替率の見通し~実際、どのくらい受け取るのか」を見る限り、どう考えても世代間格差の指標として取り扱うのは不適切すぎると思います。

2.定額と変額
個人年金保険には

①契約時に受け取る年金額が確定する「定額型」

②特別勘定(株式や国内外の債券など)の運用成績次第で、受け取る年金額が増減する「変額型」


があります。

また、定額型の個人年金保険には、「円建て」と「外貨建て(米ドル建て等)」の2種類があります。

外貨建ての定額個人年金保険には「為替リスク」が、変額個人年金保険には運用リスクがそれぞれあり、それらリスクによる損失(年金受取額の減少やマイナスリターン)は契約者の責任になります。

外貨建ての個人年金保険や、変額個人年金保険の保険料には、損失が出てもかまわない資金(「余裕資金」)をあててくださいね。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2015年2月11日朝刊―

【将来見据えて「自分年金」―変額型保険増える利用】

 公的年金の補完として、民間の個人年金保険が注目を集めている。中でも、株式や債券などの運用成績によって将来の受取額が変わる変額個人年金保険を活用する人が増えている。個人年金の受け取りと支払の期間や方法には様々な種類がある。それぞれの特長を踏まえて、自分にあった「自分年金」を見つけよう。

 公的年金を巡っては、少子高齢化に伴って財政が厳しさを増している。厚生労働省は年金制度を維持するためにも、支給額の伸びを賃金や物価の上昇分より抑える「マクロ経済スライド」を初めて発動する。2015年4月からの年金受取額は14年度に比べて0.9%増にとどめる。

 マクロ経済スライドは物価が下落し続けるデフレ化では発動できない制約があり、当初の計画から8年遅れた発動となった。そのため保険料の支払額と受給額にギャップが生じており、世代間の格差が浮き彫りになっている。例えば、14年時点で65歳の人は現役世代の収入の約63%の年金を受け取れるが、同30歳の人は現役世代の収入の50.6%しかもらえない見込みとなっている。

 そのため公的年金以外で老後の資産を支える手立てのひとつとして、支払った保険料を、将来一括か分割した年金の形で受け取れる個人年金を利用する人が増えている。個人年金には将来の受給額があらかじめ決まっている定額年金と、運用の成績によって受給額が変わる変額個人年金がある。こうした保険を主に取り扱うのは生命保険会社で、利用したい人は保険代理店や証券会社などの窓口で契約できる。

◇資産目減りに対応
 変額年金は株式などの価格変動が比較的大きい資産で運用し、運用成績次第で受給額が増えたり減ったりするのが特徴だ。低金利が続くなか、将来の受給額を少しでも増やしたい人の間で人気が高まっているという。インフレによる資産の目減りに対応できる点も選ばれる理由だろう。ただし、国債中心で運用する定額年金と違って、支払った保険料よりも受取額が少なくなるリスクもあるので注意が必要だ。

 運用成績による資産の目減りリスクが低く、将来の受取額が契約時にあらかじめ決まっているのが定額個人年金だ。リスクが低い分、利回りも低く設定されている。商品によっては銀行の定期預金と同じようなものものある。定額年金のなかには運用利回りが予定を上回った際に、利差分を配当として受取額に上乗せする商品もある。

 定額年金で気をつけたいのは、途中解約すると元本割れのリスクがあることだ。早期解約すると、支払った分の金額が戻らないケースもあるため、あくまで年金原資という目的で加入するのが望ましい。

 円建てより運用利回りが高いと人気が出ているのが外貨建て商品だ。第一フロンティア生命保険では「プレミアジャンプ」の販売件数が14年4~9月期に6万件を超え、前の期から一気に7倍に拡大した。支払った保険料を定額部分と変額部分に組み合わせて運用する特長がある。

 外貨建て保険は円高が進むと円換算した際の受取額が目減りするリスクがあるが、同商品は外貨での受け取りもできる。子供の留学や海外旅行など、外貨を使う人のニーズがあるという。

 保険を選ぶ際には、保険料の支払い方法も考慮する必要がある。平準払いでは保険料を月ごとに分割して払うため、コツコツと資産設計したい人に向いているといえる。資金に余裕があれば、一時払が全額を前払いで払う全期前納にすれば、保険料が安く抑えられる。例えば、住友生命保険の「たのしみワンダフル」の場合、全期前納では平準払いに比べて支払う保険料が年ごとに0.3%安くなる。

 個人年金の魅力のひとつは、年金の受け取り方法を自分の利用ニーズに合わせて選べることだ。定期年金は有期年金とも呼ばれ、5年や10年などあらかじめ決まった期間で年金を受け取ることができる。受給開始後すぐに死亡した場合、残りの年金は受け取れなくなるため、保険料の払い損になる可能性はある。ただし、その分保険料は安くなる傾向がある。

◇払い損のリスク
 終身年金は公的年金と同じで、生涯にわたって年金を受け取れる仕組みだ。ただし、終身給付型の保険商品では、保険料は割高なケースが多い。給付開始後すぐに死亡した場合、保険料が無駄になる可能性もあるため利用する際には注意したい。

 もらえる年金期間をはじめに設定しておくのは、確定年金だ。受給金額が決まっているため、払った保険料が無駄になるリスクはなくなる。受給期間は10年、15年ものが多い。期間中に被保険者が死亡した場合には相続人へ保険金が支払われる。その際は、一時金か年金の受けとしての受け取りを選べる。

 個人年金は税制面で優遇を受けられる点もメリットだ。12年以降の契約分では、個人年金の枠が新たに加わり、最大4万円が所得税の課税所得から控除される。ただし、変額個人年金については、年金ではなく一般生命保険の控除枠になるので注意が必要だ。


以上です。

画像
↑、ハルジオンにやってきたヒラタアブ(昨年5月撮影)。

↓2月13日19:00現在で2位…横ばい状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。
人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

↓現在18位…横ばい状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。
マネポケ金融投資ブログランキング!
マネポケ金融投資ブログランキングへ

↓2月13日19:00現在で14位…下がってしまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。
にほんブログ村 保険へ
にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ
にほんブログ村

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック