最近の医療保険の特徴について。
今回は業界復帰後に取り扱い始めた、最近の医療保険の特徴をサクッと述べてまいります。
では、早速本題です。
【最近の医療保険の特徴について】
1.生活習慣病を長期保障。それ以外は入院日数の短期化に対応
最近の医療保険の特徴としてまず目に付くのが、一入院日数の変化です。かつては生活習慣病でもそうでない病気や傷害でも一入院日数は同じでした。
しかし、最近の医療保険は
保険会社が約款に定める所定の生活習慣病(三大生活習慣病、または七大生活習慣病)による入院は長期保障または日数を無制限で保障し、それ以外の疾病や傷害による入院は入院日数の短期化に合わせて、一入院日数を60日などに短縮
というのが主力となっています。
2.手術の保障対象範囲拡大
かつての医療保険は保障対象とする手術は「治療を直接の目的とし、かつ約款記載の88種類」で全社共通でしたが、最近は
「治療を直接の目的とし、かつ医科診療報酬点数豹に手術料・放射線治療量が算定されるもの」
を保障の対象としています。
3.放射線治療による給付金の支払い要件に変化
手術給付金の「対象となる手術」に含まれている放射線治療ですが、かつては「悪性新生物根治放射線照射(50グレイ(あるいは5000ラド))以上の照射で、施術の開始日から60日の間に1回の給付を限度とする」が支払い事由の要件で、全社共通でした。
しかし、最近では
①医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為であること(血液照射は除きます)。
または、
医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為(歯科診療報酬点数表により放射線治療料に放射線治療寮の算定対象として定められている診療行為は含みます。)
②先進医療に該当する放射線照射または温熱療法による診療行為。
※施術の開始日から60日に1回の給付を限度とする。
あるいは、
※放射線治療給付金が支払われることとなった直前の放射線治療を受けた日からその日を含めて60日の間に1回の給付を限度とします。
―などとしているものが出てきています。
抗がん剤併用による放射線治療では、30~40グレイで腫瘍制御が可能となっているなど、放射線治療の現状に対応するため、給付金の支払い事由から「50グレイ(5000ラド)以上」、という線量の要件を撤廃したものと思われます。
4.保険料払込免除
最近の医療保険には、特約を付加することで
三大疾病により、約款に定められている状態になった場合は、以後の保険料の払い込みを免除する
―というものが出てきています。
以上です。
↑、オオアオイトトンボ・オスをマクロレンズで等倍撮影(13年10月撮影)。
↓7月27日23:00現在で1位…ありがとうございます。
皆様のワンクリックをお待ちしております。
人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ
↓現在18位…横ばい
状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。
マネポケ金融投資ブログランキング!

↓7月27日22:00現在で9位…ちょっと下がって
しまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。
にほんブログ村 保険へ

にほんブログ村
では、早速本題です。
【最近の医療保険の特徴について】
1.生活習慣病を長期保障。それ以外は入院日数の短期化に対応
最近の医療保険の特徴としてまず目に付くのが、一入院日数の変化です。かつては生活習慣病でもそうでない病気や傷害でも一入院日数は同じでした。
しかし、最近の医療保険は
保険会社が約款に定める所定の生活習慣病(三大生活習慣病、または七大生活習慣病)による入院は長期保障または日数を無制限で保障し、それ以外の疾病や傷害による入院は入院日数の短期化に合わせて、一入院日数を60日などに短縮
というのが主力となっています。
2.手術の保障対象範囲拡大
かつての医療保険は保障対象とする手術は「治療を直接の目的とし、かつ約款記載の88種類」で全社共通でしたが、最近は
「治療を直接の目的とし、かつ医科診療報酬点数豹に手術料・放射線治療量が算定されるもの」
を保障の対象としています。
3.放射線治療による給付金の支払い要件に変化
手術給付金の「対象となる手術」に含まれている放射線治療ですが、かつては「悪性新生物根治放射線照射(50グレイ(あるいは5000ラド))以上の照射で、施術の開始日から60日の間に1回の給付を限度とする」が支払い事由の要件で、全社共通でした。
しかし、最近では
①医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為であること(血液照射は除きます)。
または、
医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為(歯科診療報酬点数表により放射線治療料に放射線治療寮の算定対象として定められている診療行為は含みます。)
②先進医療に該当する放射線照射または温熱療法による診療行為。
※施術の開始日から60日に1回の給付を限度とする。
あるいは、
※放射線治療給付金が支払われることとなった直前の放射線治療を受けた日からその日を含めて60日の間に1回の給付を限度とします。
―などとしているものが出てきています。
抗がん剤併用による放射線治療では、30~40グレイで腫瘍制御が可能となっているなど、放射線治療の現状に対応するため、給付金の支払い事由から「50グレイ(5000ラド)以上」、という線量の要件を撤廃したものと思われます。
4.保険料払込免除
最近の医療保険には、特約を付加することで
三大疾病により、約款に定められている状態になった場合は、以後の保険料の払い込みを免除する
―というものが出てきています。
以上です。
↑、オオアオイトトンボ・オスをマクロレンズで等倍撮影(13年10月撮影)。
↓7月27日23:00現在で1位…ありがとうございます。


人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ
↓現在18位…横ばい


マネポケ金融投資ブログランキング!

↓7月27日22:00現在で9位…ちょっと下がって


にほんブログ村 保険へ

にほんブログ村
この記事へのコメント