帯状疱疹、水痘ワクチンで予防しましょう。

5月8日の日本経済新聞・朝刊に、帯状疱疹に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 激しい痛みを伴う帯状疱疹は、体の奥に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再活性化して発症する。厚生労働省は、水痘ワクチンの効果・効能に「50歳以上の帯状疱疹の予防」の追加を承認した。ワクチン接種により健康被害が生じた場合、公的な救済措置の対象となる。帯状疱疹は痛みが長引く場合もあり、高齢者では発症をきっかけに寝たきりになる人もいる。専門家はワクチンでの予防を推奨している。>

とのことです。

…水ぼうそうといえば、子供の病気で誰もが感染するというイメージがあります。管理人も幼い頃に感染した記憶があります。

しかし、現在ではワクチンの普及により年間の患者数は劇的に減少しているそうです。

さて、その水ぼうそう、いったん治ってもウイルスが体内から排除されたわけではありません。知覚神経の神経節に潜んでいて、体力や免疫力が低下すると再び悪さをします。

そのため、過去に水ぼうそうに感染したことがある人なら、誰もが帯状疱疹を発症する恐れがあるそうです。

帯状疱疹は、帯状疱疹後神経痛という慢性的な痛みが残ることがありますから、決して甘く見てはいけません。

ワクチン接種によって予防できる病気は積極的に接種を受けるべきですね。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2016年5月8日朝刊―

【帯状疱疹 ワクチンで予防―水ぼうそうウイルス再活性化。「接種で症状軽減」報告も】

 激しい痛みを伴う帯状疱疹は、体の奥に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再活性化して発症する。厚生労働省は、水痘ワクチンの効果・効能に「50歳以上の帯状疱疹の予防」の追加を承認した。ワクチン接種により健康被害が生じた場合、公的な救済措置の対象となる。帯状疱疹は痛みが長引く場合もあり、高齢者では発症をきっかけに寝たきりになる人もいる。専門家はワクチンでの予防を推奨している。

 横浜市に住む90代の女性はある日、腰のあたりにピリピリとした痛みを感じた。痛みはだんだんひどくなり、数日後、左側だけに赤い発疹を生じた。衣服を着るだけで痛く、日常生活に支障をきたすほどになった。家族に連れられて病院を受診、帯状疱疹と診断された。抗ウイルス薬などを飲んで症状は改善したが、完治するまで1ヵ月以上かかった。

 帯状疱疹は、加齢や過労、ストレスなどで免疫の働きが低下して発症すると考えられている。がんや糖尿病、アトピー、膠原(こうげん)病や妊娠がきっかけになる場合もある。チクチク、ピリピリする痛みが起こった後、数日で体の左右どちらか片側に赤い発疹ができて帯状に広がり、水ぶくれになる。

 発疹ができやすいのは胸、腹部、背中、顔、頭部など幅広い。重症化すると、顔や頭部では視力障害が起こったり、顔面神経麻痺を起こして口が閉じられなくなったりする。

 帯状疱疹の原因は子供の頃に感染しやすい水疱・帯状疱疹ウイルスだ。水ぼうそうが治った後もウイルスが体内の神経節に潜伏する。

 病原体を攻撃するリンパ球は、一度ウイルスに出会うと形を記憶し、ウイルスが神経節から出ないようパトロールしている。過労や加齢でリンパ球の数が減ると、ウイルスが活性化して神経節から飛び出し、神経に沿って表面に現れる。

 5~7人に1人が一生のうち一度は帯状疱疹を発症するといわれる。ほとんどの人が原因ウイルスに感染しており、誰にでも発症する可能性がある。

 年齢別にみると、50歳以上の発症が多い。20台でかかる人もいるが、30代で家族を持つと子供が水ぼうそうにかかった際に、新たにリンパ球がウイルスと出会い免疫力が高まる。それが50代で「子供の頃にウイルスを記憶したリンパ球が減る」(まりこの皮フ科の本田まりこ医師)。

 乳幼児では水ぼうそうを防ぐため、2014年10月から水痘ワクチンの定期接種が始まった。中身はあらかじめ毒性を弱めたウイルスだ。

 大人のワクチン接種では全額自費で、費用の目安は1万円前後。効果は10年程度とされる。

 これまではワクチンで重大な副作用が起こっても救済措置が無かったが、今回、水痘ワクチンの効果・効能に50歳以上の予防が追加所運され「国のお墨付きがもらえた」(本田医師)。

 ワクチンで帯状疱疹も防げると疫学調査で分かり、欧米では定期摂取が進んでいる。ワクチンでウイルスを体内に入れると、リンパ球がウイルスを記憶し、体内に潜むウイルスが活性化することを防ぐ。

 乳幼児で水ぼうそうの定期接種が始まり、水痘患者の減少が期待できるが、逆に帯状疱疹の患者は増える可能性があるという。

 原因ウイルスに出会う機会が減り、免疫力が活性化せず、リンパ球が減り続けてしまうからだ。特に1人暮らしの高齢者や、若い人でも忙しい毎日を送る人などは「接種を推奨する」(本田医師)。

 治療には抗ウイルス薬や鎮痛剤を使う。「なるべく早く治療を始めるのが重要だ」(東海大学の馬渕智生准教授)だ。早めに対処すれば、早く治る可能性が高い。

 まれに完治した後も痛みが続く場合がある。帯状疱疹後神経痛と呼ぶ後遺症だ。高齢者や体力が落ちている時や、皮膚の症状が激しいと起こりやすいという。

 帯状疱疹にかかったら、まずは体を休める。水ぶくれが乾いてかさぶたになったら、「日常生活にできるだけ早く戻す」(馬渕准教授)。

 高齢者の場合、1週間寝込むと筋肉の量が落ちる。筋肉が落ちると、少し動いただけで痛かったり、思うように動けなくなったりする。そのまま動かないとさらに筋肉が減る。痛いからといっていつまでも寝込むと、神経痛か筋肉痛か分からなくなる。少しずつ元のペースに戻すよう努めよう。


以上です。

画像
↑、アメリカハナミズキで鳴いているアブラゼミ(昨年8月撮影)。

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