慢性痛…「治らない」と諦めずにペインクリニックを受診しましょう。

12月22日の日本経済新聞・夕刊に、慢性痛とペインクリニックに関する記事がありました。

記事によりますと、

< 医師にどこも悪くないと言われる、検査でも異常が見つからない―にもかかわらず3ヵ月以上痛みが続くようなら、それは「慢性痛」だ。どうせ治らないと諦める前に、痛み治療が専門のペインクリニックを受診してはどうだろう。新薬も登場しており、自分に合った治療法が見つかるかもしれない。



 検査などで異常は見つからないが3ヵ月以上続く痛みを慢性痛という。国内の患者数は推計で2500万人以上。その治療を専門に手掛けるのがペインクリニックだ。治療を担当するのは麻酔科医ら専門医で、病院のペインクリニック科のほか、専門の診療所も開設されている。>


とのことです。

…慢性痛に悩まされている人は多く、膝の慢性痛では820万人以上、腰の慢性痛では1020万人以上が悩まされているそうです。

慢性痛は決して珍しい病気ではありません。膝や腰が慢性的な痛みを発していれば、日常生活に支障が出るだけでなく、心理的にも悪い影響が出てしまいますよね。

慢性痛の中には激しい痛みを伴い、治療が困難な複合性局所疼痛症候群というタイプもあります。痛みはなかなか人に理解されないものですが、我慢したり無理をしたりすることは禁物です。

早いうちに適切な治療を受けるようにしましょう。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2016年12月22日夕刊―

【ペインクリニック 専門医が力に―検査で異常なし…でも痛みが続く。新薬登場、治療に選択肢】

 医師にどこも悪くないと言われる、検査でも異常が見つからない―にもかかわらず3ヵ月以上痛みが続くようなら、それは「慢性痛」だ。どうせ治らないと諦める前に、痛み治療が専門のペインクリニックを受診してはどうだろう。新薬も登場しており、自分に合った治療法が見つかるかもしれない。

 「ぎゅーっと締め付けられるような痛みがずっと続いた」

 東京都板橋区の日本大学付属板橋病院。2年前から同院のペインクリニック科に通う76歳の女性は、11年前に乳がんの手術を受けて以来、背中の痛みに苦しんでいた。乳がんは完治したが、背中の痛みは治まる気配がなく、検査をしても原因がわからなかった。

 「医師に『もっとひどい人もいる』と言われ、諦めていた」と女性。しかし、4年前に痛みが悪化した。10分と立っていられず食事もできない。体重は8キログラム落ち、ほとんど寝て過ごすようになったという。

 2年ほどして石の紹介でペインクリニック科を訪れた。「先生に『1分でも痛みを消せるように頑張ろうね』と言われ、痛みを認めてもらえたことがうれしかった」。現在は薬で治療している。「まだ痛む時もあるがだいぶ楽になった。何より気持ちが前向きになった」。今では週3回、ジムでヨガを楽しんでいる。

◇患者2500万人超か

 検査などで異常は見つからないが3ヵ月以上続く痛みを慢性痛という。国内の患者数は推計で2500万人以上。その治療を専門に手掛けるのがペインクリニックだ。治療を担当するのは麻酔科医ら専門医で、病院のペインクリニック科のほか、専門の診療所も開設されている。

 ペインクリニックでは主に神経ブロック注射や投薬療法がおこなわれる。以前は鎮痛剤の種類が少なく効果的な治療がなかなかできなかったが、最近「トラマドール」「リリカ」などの新薬が続々登場。慢性痛の治療も変わりつつある。日大付属板橋病院の加藤実部長は「薬の選択肢が増えたことで一人一人の症状に合った薬を処方できるようになった」と語る。

 例えば炎症などが原因のズキズキとした痛みにはまず通常の鎮痛剤を処方。それが効かない場合は「弱オピオイド」と呼ばれる強めの薬を使う。「もう治らないのでは」といった不安で痛みが増すこともあるため、「カウンセリングなどで患者の不安を和らげることも大事だ」(加藤氏)。

◇具体的に伝える

 ペインクリニックを受診する前に、「まず主治医に痛みについてしっかり話すことが大切」と加藤氏は助言する。ほとんどの場合、痛みは疾患などのサインとなっている。身近な主治医に相談し検査などで異常がないかを確認。痛みの原因となる疾患を治療することで痛みが治まることもある。

 ペインクリニックにかかる際は、かかりつけの医療機関の紹介状やそれまでの検査結果があった方が治療がスムーズに進む。また、痛みが始まった時期や治療で用いた薬など「痛みの履歴」も準備しておこう。

 一般社団法人マイインフォームド・コンセント理事長の佐伯晴子氏は「ただ『痛い』だけでなく、いつ、何をするとどう痛いのか具体的に伝えるとよい」と話す。痛みの種類を見分けられ、治療もしやすい。「普段から痛みを感じたら神に書き留めるなど医師に伝えるじゅびをしておきたい」(佐伯氏)。

 慢性痛の治療に際しては「目標設定も大切」と加藤氏。「治療をしても痛みがゼロになることは少ない。多少痛んでも家事や仕事ができる、趣味の運動ができるなどの目標を設定すると治療方針を決めやすい」という。専門医のサポートを受ければ、痛みと上手に付き合っていくことも可能だ。


以上です。

画像
↑、クヌギの樹液を吸うヒオドシチョウ(5月撮影)。

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この記事へのコメント

ろくろ
2016年12月29日 00:23
いつも情報ありがとうございます。
武士のDNAでしょうか?
日本人って、ついつい「根性」「我慢」を優先してしまいがちですよね。

私が思うに、、病院の外来は(平日休んでいいから)土日祝日にこそ営業するべき!!と思うんですよ。
そうすれば、学校行きながらでも、働きながらでも治療が出来ますから・・
現役保険営業マン
2016年12月29日 18:43
ろくろさん、こんばんは。
痛みを我慢して、ケガをおして…を美徳化している背景には、「自己犠牲の精神」があるのかもしれませんね。

おっしゃるとおり、月曜休みにして土・日・祝日に受診できるようにすることは平日に受診できない人、しにくい人にとって大変ありがたいと思います。

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