現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

アクセスカウンタ

zoom RSS がんによる退職は診断から1年以内。アフラック調査結果。

<<   作成日時 : 2018/11/03 23:43   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

11月1日、アフラック生命保険はHP上に、「がん就労に関する調査2018」の調査結果を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
  • 11/1・ニュースリリース 「がんと就労に関する調査報告」(PDF)

    【管理人の感想】
    調査結果の概要は以下のようにまとめられていました。

    1)がん治療は中長期に及ぶ通院が必要であり、2年目以降も私傷病で休める社内休暇制度が必要である。

    2)人事考課の基準の不一致は、モチベーション低下による離職、もしくは、挽回するための過剰労働・バーンアウトを招く一因になりうる。中長期的な見守り、落ち込み方に応じた支援が必要である。

    3)支援を提供する側(企業)と受け止め側(患者)の「した⇔された感ギャップ」が存在。ニーズに応じたきめ細やかな情報提供を行う必要性がある。

    4)がんのことを相談せず一人で抱え込んでしまう現状があり、背景には職場に対する諦めの感情が存在。会社側は相談に応じる姿勢を示し、相談したら物事が好転するという信頼感を醸成する必要がある。

    5)両立支援には産業医が果たす役割が重要であるが、社員に産業医が認識されていないのが現状。存在を明確化する必要がある。

    6)経営者の産業医も活用できておらず、産業医を有効活用する情報提供が必要である。

    7)経営者のがん患者の雇用に対する不安は大きく、経営者に対する情報提供や相談窓口の啓発が必要である。

    8)企業が両立支援を考える上で知っておきたい情報を、患者から提供できていない。本人・主治医・企業の間で治療計画に対する情報共有が必要。両立支援プランはその支援ツールとして期待できる。

    9)両立支援に関わる企業の負担感は高く、経済面での支援が望まれている。

    10)離職による収入減少は、大きい。再就職に至るまで2年以上かかるケースもあり、治療費やローン、税金などの支払いを考慮すると、現状の生活レベルを維持するための補填を考慮する必要がある。

    11)今後必要な支援としては、傷病手当金の分割取得化や社会保険料の減免、がん患者雇用助成制度など、法制度支援へのニーズが高い。

    12)社員の健康増進に対する企業の取組は、健康診断・禁煙にとどまっているのが現状。健康経営、働き方改革、働き甲斐といった、視野の広い啓発が必要である。

    13)社員の健康増進に対する取り組みは、企業への帰属意識の獲得やモチベーションの増加へつながる可能性を秘めている。


    …この中で、特に気なったのは、1)と10)についてです。まず1)ですが、

    「がんと診断されたとき、診断から1年以内で治療・体調不良・通院・検査などにより仕事を休んだのは、1年間で何日ぐらいですか」

    という質問に対して

    〇全体…65.8日

    〇就労継続群…43.5日

    〇退職群…88.2日


    となっていました。そして診断から2年目以降では

    〇全体…30.9日

    〇就労継続群…16.1日

    〇退職群…45.7日


    となっていました。

    また、病期別における休んだ平均日数についても結果が出ています。診断1年目では

    〇0期:就労継続群…18日。退職群…15.1日。

    〇T期:就労継続群…43.8日。退職群…42日。

    〇U期:就労継続群…37.8日。退職群…68.7日。

    〇Ua期:就労継続群…27.2日。退職群…77日。

    〇Ub期:就労継続群…61日。退職群…57.6日。

    〇V期:就労継続群…110.8日。退職群…147.6日。

    〇W期:就労継続群…40日。退職群…231.4日。


    となっていました。そして、診断2年目以降では

    〇0期:就労継続群…7.1日。退職組…2.4日。

    〇T期:就労継続群…12.7日。退職群…9.3日。

    〇U期:就労継続群…11.7日。退職群…58.7日。

    〇Ua期:就労継続群…11.5日。退職群…80.1日。

    〇Ub期:就労継続群…12日。退職群…30.2日。

    〇V期:就労継続群…56.5日。退職群…156.2日。

    〇W期:就労継続群…20.5日。退職群…134.6日


    となっていました。ステージU以降で休まざるを得ない日数が増えており、特に退職に至った人たちの日数の多さに驚きました。

    次に10)ですが、

    「がんと診断された後、働き方が変わること等により収入の減少はありましたか」

    という質問に対し「減少した」という回答の割合は53.4%でした。

    そして、減少の割合についてですが、勤労継続群では「2割程度」が33.3%で最も多く、退職群では「10割程度」が27%と最も多く、次いで「5割程度」が20.2%となっていました。

    十数年前に、ご主人ががんに罹患したため退職し、その後亡くなったというご家族に会ったことがあります。

    収入が激減したため、途中で住宅ローンの返済が滞り、その分を売却して清算しようとしてもなかなか売却が決まらず、大きな経済的ダメージを受けてしまっていたことを今でも覚えています。

    また、

    「がんと診断されたときにお勤めしていた会社をお辞めになったのは、診断からどのくらいの期間が経過してからですか」

    という質問に対する回答の約9割が、診断から1年以内の退職でした。その内訳ですが「診断直後:13.6%」「1ヵ月以内:19.4%」「1〜3ヵ月経過:23.3%」「3〜6ヵ月経過:13.6%」「6ヵ月〜1年経過18.4%」でした。

    診断直後に退職された方が1割以上もいるという結果に驚きました。

    では、再就職の時期は?と申しますと、

    「再就職したのは、前の会社をお辞めになってからどのくらいの期間が経過してからですか」

    という質問に対し、最も多かったのは「2年以上経過してから」で32%を占めていました。

    なお、それ以外の回答ですが、「1ヵ月以内:2.3%」「1〜3ヵ月経過:11.7%」「3〜6ヵ月経過:17.5%」「6ヵ月〜1年経過:18.4%」「1年〜2年経過:17.5%」となっていました。

    退職してしまうと収入の減少幅が大きく、その期間が決して短期間では済まないことが多いということがよくわかります。


    以上です。

    画像
    ↑5月に撮影したアオサナエ・♂。本種は日本だけに生息するトンボです。

    ↓11月3日23:30現在で3位…横ばい状態です。皆様のワンクリックをお待ちしております。

    人気ブログランキング

    ↓11月3日23:00現在で8位…大きく下がってしまいました。皆様のワンクリックをお待ちしております。
    にほんブログ村 保険へ
    にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ
    にほんブログ村
  • にほんブログ村 その他生活ブログ 保険へ 人気ブログランキングへ
    ブログサークル
    ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!
    web拍手 by FC2

    テーマ

    注目テーマ 一覧


    月別リンク

    ブログ気持玉

    クリックして気持ちを伝えよう!
    ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
    →ログインへ
    気持玉数 : 1
    ナイス

    トラックバック(0件)

    タイトル (本文) ブログ名/日時

    トラックバック用URL help


    自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

    タイトル
    本 文

    コメント(0件)

    内 容 ニックネーム/日時

    コメントする help

    ニックネーム
    本 文
    管理人へのお問い合わせはここをクリックしてください。メールフォームが開きます。
    がんによる退職は診断から1年以内。アフラック調査結果。 現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる