死亡保険でも「元本割れ」。

今回は、先日弊社スタッフからの依頼で、50代男性向けに「引受基準緩和型終身保険」の設計書を作成していた際に、気づいたことについてサクッと書いてまいります。

結論から申しますと、それはいわゆる「元本割れ」です。

もう少し詳細に申しますと、

契約後、一定の年数が経過すると「払込保険料累計」が「死亡保険金」を上回る逆転現象

―が生じてしまうのです。この逆転現象は保険料をずっと払い続ける「終身払い」に限った話ではなく、70歳や75歳といった年齢に達した時点で、保険料の払込が終わるものでも生じることが分かりました。

保険料払込年齢70歳の場合では、67歳の時点で払込保険料累計額が死亡保険金額を超えてしまい、とても推奨できるものではありませんでした。

その原因のひとつは、標準利率(責任準備金の計算基礎率のひとつである「予定利率」のこと)の改定に伴う料率改定です。

もともと割高な保険料が設定されていたところに、料率改定により更に保険料が引き上げられたので、逆転現象が改定前に比べて起こりやすくなってしまいました。

引受基準緩和型の保険商品は、通常の告知を必要とする保険商品への加入が困難な人にとって、有力な選択肢なのですが、契約後になるべく早期に死亡しないと…というのでは困ります。


以上です。

画像
↑、吸水中のモンシロチョウ(3月下旬撮影)。

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