第一生命、営業職員の評価制度を見直しへ-2022年度にも固定給重視へ。

5月12日の日本経済新聞・朝刊に、第一生命保険の稲垣社長のインタビュー記事がありました。

記事によりますと、

< 第一生命保険は2022年度にも営業職員の評価制度を大幅に見直す方針だ。稲垣精二社長がインタビューで「安定的な給与制度に移行することを考えている」と表明した。固定給の割合を高めることなどを検討する。大量採用・大量離職を前提とした営業職員のあり方を改める。>

とのことです。

【管理人の感想】
営業職員の評価制度は、今から10年以上前に主要な生損保が業務改善命令を受けた、保険金や給付金の支払い漏れや未払い、払い過ぎの問題を機に、既存契約者へのフォロー活動を重視する給与体系に移行し始めました。

その後も大低生保は固定給部分を以前よりも厚くするなど、離職率の低下を改善するために、給与体系の見直しを行ってきました。

第一生命が検討しているのはさらに踏み込んだ給与体系の見直しと思われます。給与の安定性を高めることで、中長期的な継続活動を行いやすくし、顧客からの紹介や既存契約者の追加契約、あるいは成長した子供からの新契約獲得などを見込めるようにする狙いがあるのかもしれません。

【記事の内容】
以下、日経の記事の内容です。

-日本経済新聞 2021年5月12日朝刊-

【営業職員の固定給重視 第一生命社長稲垣精二氏 「大量採用・大量離職」を変革】

 第一生命保険は2022年度にも営業職員の評価制度を大幅に見直す方針だ。稲垣精二社長がインタビューで「安定的な給与制度に移行することを考えている」と表明した。固定給の割合を高めることなどを検討する。大量採用・大量離職を前提とした営業職員のあり方を改める。

 山口県の元営業職員による19億円の詐取が20年10月に発覚した。第一生命は再発防止策を打ち出し、他に事例がないか確認している。稲垣社長は「年内に全てのお客様と確認が取れる。早くかたをつけなくてはと思っている」と述べた。全社的な調査とあわせて営業職員の採用や育成方法の見直しを進める。

 同社の営業職員は、募集実績や試験結果で昇格や降格し、給与が決まる。新人には一定の保有契約に達すれば手当が支給される仕組みもある。稲垣社長はこれらを念頭に「働きに応じた報酬が得られるシステムはいいと思うが、自立に時間がかかっている職員を長くサポートできる制度が必要だ」と指摘。22年度以降の採用者を対象に見直す考えを示した。

 背景にあるのは営業職員の定着率の低さだ。大量に採用した営業職員が短期間で大量に離職するのは生保業界共通の課題だ。明治安田生命保険は22年度から前年度実績に応じて毎月の給与を固定化する方向で検討している。仕事に対する姿勢など定性的な評価もこれまで以上に重視する。

 稲垣社長も「入社して5年以上勤務できるのは半分弱。顧客にもっと長く寄り添えるようにする必要がある」との認識を示した。離職率が高い中で、定着した一部の営業成績が優秀な職員に対しては監督が甘くなっていたことが金銭詐取につながったと指摘する声もある。離職率を抑えることで、営業職員全体の底上げを目指す。

 これまで高い離職率を補うために毎月採用してきたが、四半期ごとに変えて見極める期間を設ける。


以上です。

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↑、蝶の水飲み場にやってきたナミアゲハ・春型の♂(3月撮影)。

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この記事へのコメント

がくがくダック
2021年05月21日 23:28
ご無沙汰してます

コロナ禍で募集は好調ですか

我が家では、コロナが増えて怖くて静かにしてます

家庭菜園中心の生活ですね
現役保険営業マン
2021年05月22日 23:39

新型コロナの影響は大きいですよ。勤務先は主に損保の個人代理店の集合体なのでオンラインでの募集・面談を組織的に行うことができないレベルですので、柔軟に対応できていません。