「無認可共済」ベルル共済の破綻について②:「お金は返ってこない」

前回*の続きです。10月20日の高知新聞・夕刊が、突然営業を全面停止した「ベルル共済」に関する続報を伝えています。

*前回の記事はこちら。
  • 「無認可共済」ベルル共済の破綻について①:「すべては後の祭り…」

    記事によりますと、高知支社の社員が独自の判断で出社し事務所を開けたところ、電話が鳴り止まなくなり、午前9時前から加入者が事務所に詰め掛け始め、社員に「お金を返して!!」と詰め寄ったそうです。

    …加入者の「お金を返して!!」という訴えは当然です。が、いかんせん相手が悪すぎます。

    詳しくは次回以降に書きますが、どうやらこの「ベルル共済」、共済とは名ばかりの悪徳業者だったようです。

    そういう業者にお金を払ったら最後、まず1円も戻ってこない確率が非常に高いと思われます。過去の類似事件(オレンジ共済事件等)でもまず相手にお金が残っていませんでしたから…。

    加入していた方たちには「お気の毒ですね」としか言いようがありません。

    【記事の内容】

    以下、記事の内容です。

    【「お金返して」顧客悲鳴 ベルル共済高知支社騒然】
     「一体どうなっちゅう」「詐欺みたいなもんやいか」―。四国四県で共済商品などを販売してきた「ベルル生命医療保障共済会」(本部・徳島市東大工町1丁目)の突然の営業停止が明るみに出た20日、高知市南はりまや町1丁目の同社高知支社には朝から数十人の契約者が詰め掛けた。老後の生活資金を積み立てたり、疾病に備えて共済に加入していた人たちは、一切の説明が無いままの営業停止に憤り、「お金を返して」と社員に詰め寄った。

     高知支社には19日、本社から突然、「事務所を閉めろ」と指示があったが、同支社は「顧客に対応しないわけには行かない」と、20日午前8時前後から社員3人が独自の判断で電車通り沿いのビルにある事務所に出社。すぐに机上の固定電話や携帯電話が鳴りやまなくなった。

     しかし、同支社員も本社との連絡がつかず、十分な説明はおろか、解約の手続きすらできない状態。受話器を握り、「すみません。正直なところ解約の手続きが取れないんです」と謝罪を繰り返した。

     午前9時前からは、不安そうな表情で契約者が続々と事務所に詰め掛け始め、1時間後には20~30人に。「皆さんのお金がどこにあるのか分からない。お金を確保するには警察に動いてもらうしかない」と頭を下げる社員に、「老後のお金がないなった」「自分の人生をかけていたんですよ。(破綻した際も)補償されちゅうと思いよった」と悲壮な声が上がった。

     7年間から介護医療共済に加入していた高知市の自営業の男性(63)は「今までの積み重ねがパーになった」と憤り、同社の社債を200万円購入していた主婦(33)は「信頼していたのに。お金は戻るものなら、少しでも戻ってほしい…」と沈痛な表情。

     また、夫が建築業を営んでいるという同市の主婦(55)は「年金(の積立金)を5、600万円やっていた」と話し、「銀行より金利がいいと思って。元金が保証されないというのは初めて知った」と当惑していた。

     同社は、今春の保険業法改正まで監督官庁がなく、経営破たんの際の補償制度がない「無認可共済」として運営されていたが、契約者の中にはこうした制度を詳しく知らないまま共済に加入するなどしていた人もいるという。

     一方、徳島市の同社本部は同日朝、事務所が閉ざされ、ガラス扉に「本日は休業させていただきます」の張り紙が1枚あるだけだった。


    以上です。

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