「引受基準緩和型医療保険」の需要が高まっているそうです。

3月5日の日本経済新聞・朝刊に、引受基準緩和型医療保険についての記事がありました。

記事によりますと、

< 持病がある人でも加入しやすい医療保険を販売する保険会社が増えている。「引き受け基準緩和型」と呼ばれ、加入条件となる健康状態の確認事項が一般の医療保険より少ないのが特徴だ。これまで保険加入を諦めていた人たちの間で需要が高まっている。>

とのことです。

【管理人の感想など】
1.引受基準緩和型の保険とは?

「引受基準緩和型の保険」とは、告知の項目を少なくし、通常の告知を必要とする保険商品に比べて、健康上のリスクが高い人でも加入できる可能性を高くした保険商品のことです。

医療保険と終身保険にこの引受基準緩和型が存在します。特に多いのが医療保険です。TVCMでご覧になった方も多いかと存じます。

2.契約の申込ができる人は、全ての項目が「いいえ」の人のみ
引受基準緩和型の保険商品に契約の申し込みができる人は、設定されている告知項目が全て「いいえ」の人だけです。1つでも「はい」の場合はできません。

3.「無選択型」から「引受基準緩和型」へ
健康上のリスクが高い人向けの保険商品といえば、かつては告知を必要としない「無選択型」が主力でしたが、引受基準緩和型が登場して以降、無選択型の販売量は落ち込み、その役目を終えたと判断して、販売を停止(新規契約の停止)した保険会社もあります。

4.保険料は割高
通常の告知を必要とする保険商品に比べて、告知の項目を少なくし、健康上のリスクが高い人でも加入できる可能性を高めているだけでなく、加入前に罹患していた疾病の悪化による入院等も保障するので、保険料を割高に設定しています。

5.契約日からその日を含めて1年間は保険金や給付金額は申し込み額の半分
引受基準緩和型の保険は、契約日からその日を含めて1年間は「支払削減期間」となっており、その間に保険金や給付金の支払事由に該当した場合、支払われる保険金や給付金額は申し込み額の半分です。

6.過去の疾病や傷害(既往症)次第では、通常の保険商品が有利の場合もあります
記事にもありますが、既往症次第では、通常の告知を必要とする保険商品に、「部位不担保」「保険料の割増」といった特別条件付で加入でき、保険料の負担や保障内容の面で、引受基準緩和型よりも有利となる場合があります。

管理人は、既往症があるお客様の場合、まず引受基準の目安でチェックし、さらに管轄支社の代理店担当者に、「事前査定を行ったうえで、通常の保険商品の契約を勧めることが可能かどうか?」を確認してから、引受基準緩和型の保険商品を提案していました。

【記事の内容】
以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2014年3月5日朝刊―

【「持病あり」保険選びに幅―保険料は通常よりも割高】

 持病がある人でも加入しやすい医療保険を販売する保険会社が増えている。「引き受け基準緩和型」と呼ばれ、加入条件となる健康状態の確認事項が一般の医療保険より少ないのが特徴だ。これまで保険加入を諦めていた人たちの間で需要が高まっている。

 大手通販のニッセンホールディングス傘下の通販系保険代理店ニッセンライフ(京都市中京区)では、昨年7月末から持病や既往症がある人向けに保険を紹介する「持病があっても安心ナビ」を稼動させた。ネット上で自分の年齢、性別、病名、治療状況などを選択していくと、申し込みできる可能性のある保険商品が自動的に紹介される仕組みだ。

 同社では2009年ごろから持病のある人向けの商品販売に力を入れ始めた。複雑な仕組みを理解してもらうため、電話対応にも注力している。持病のある人向けのフリーダイヤルを設置し、専門の相談員が話を聞ける体制を整えた。同社は「時間を気にせずネットで検索してもらい、不明点があれば電話をしてほしい」と話す。

◇加入条件緩く
 一般的に保険に加入する際には、自分の健康状態を保険会社に「告知」する必要がある。その内容次第で、入院したり、手術を受けたりする可能性が高いと保険会社に判断された場合には、加入を断られることがある。

 引き受け基準緩和型では、この告知内容が普通の医療保険より少ない。例えばアメリカンファミリー生命保険(アフラック)の「もっとやさしいEVER」では、(1)過去1年以内に医師から入院・手術などを勧められ、診療が完了していない疾患はあるか(2)過去2年以内に糖尿病や心筋梗塞などの病気で入院したことがあるか(3)過去5年以内にがんや肝硬変などで医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか―の3条件が「いいえ」ならば、基本的に保険に加入できる。

 これまで精神疾患を抱える人は保険に入りにくかったが、この「もっとやさしいEVER」の条件なら、うつ病で通院・投薬していても、保険に入れる可能性が高い。「もっとやさしいEVER」は12年に従来商品を刷新して新発売したもので、保険料も最大3割近く引き下げた。

 健康状態の確認事項は一般的な医療保険では約10項目だが、引き受け基準緩和型では3~5項目程度だ。ただ、商品によって項目数や中身は異なるので、よくチェックした方がよさそうだ。

 持病のある人向けの医療保険では、メットライフアリコ生命保険が2000~10年に過去の病歴を一切問わない「無選択型」を一時販売していた。しかし、保険には容易に入れても保険金の支払い条件が厳しいため、普及しなかった。その後、住友生命保険が引き受け基準緩和型の「千客万頼」を05年に発売。外資系や通販系を中心に発売が相次いだ。

 最近では、東京海上日動あんしん生命保険が今年2月に「メディカルKitラヴR」を発売したばかりだ。70歳まで健康なら、払い込んだ保険料が全額返金される同社の医療保険「メディカルKitR」を持病がある人向けにアレンジした。掛け捨て型の保険でお金を無駄にしたくないと考える層から支持されている。

 30歳から契約可能とする商品が多いなか、20歳から加入対象に設定した。「若くして病気になった人もできるだけ引き受けたい」(開発を担当した小島典子商品開発グループ課長)。オリックス生命保険の「キュア・レディ」も20歳から契約できる。

◇1年間は給付半額
 引き受け基準緩和型の医療保険に加入する際には、いくつか注意手もある。まず、どの商品も加入後1年は契約した保障の半額しか保険金が給付されないのが一般的だ。さらに病気になるリスクが高い分、保険料も割高だ。40歳の男性が引き受け基準緩和型の医療保険に入る場合、「通常の医療保険の1.5倍~2倍近くの保険料がかかる」とファイナンシャルプランナーの藤川太氏は指摘する。

 藤川氏は「まずは普通の医療保険にチャレンジするのも手」と進める。持病のある人でも、条件付きなら普通の医療保険に加入できるケースがあるからだという。例えば肝臓や子宮など体の一部を一定の期間だけ保険の対象外とするなど条件をつければ、健康な人と同じ普通の保険に加入できることもある。これなら一定期間が過ぎれば普通の保険と同じ保障を受けられる。

 生命保険文化センターの12年度の調査によると、生命保険に加入しない理由として「健康上の理由や年齢制限のため、加入できない」と答えた人が約2割いた。

 持病のある人ほど将来の健康や医療費に不安を抱くのは普通で、引き受け基準緩和型の普及は朗報といえる。商品が増えたことで競争が起こり、相談体制などサービスの向上も進んでいる。自分の病状や家計と相談しながら、じっくり商品を選びたい。


以上です。

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↑、雨上がりの路面で吸水中のルリシジミ(昨年7月撮影)。

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