医療保険などで保障される手術の種類の変遷

今回は、医療保険や医療保障関連の特約で保障される手術の種類の変遷について、サクッと述べてまいります。

では、早速本題です。

【移り変わってきた保障される手術の種類】
1.現在の主流は?

現在の医療保険で保障される手術の種類は

①「公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に手術料の算定対象として列挙されている手術」



②「約款記載の88種類」

の2通りです。

そのうち、主流となっているのは①です。住友生命保険が2004年に投入した医療保険「ドクターOK」(既に販売停止)が最初だったと記憶しております。

2.「88種類」はいつから始まった?
今でこそ主流の座から退いた「約款記載の88種類」ですが、かつてはこの88種類で全社統一されていました。

既に契約されている医療保険や医療保障関連の特約で保障される手術の種類においては、依然、大半を占めているものと思われます。

では、この88種類はいつから始まったのか?正確な時期は残念ながら特定できませんでしたが、信頼できる資料・「民間医療保険の戦略と課題」のP206「表8.2 1987年改定における保険料計算基礎率」に

<手術:昭和56年-Ⅱ、昭和56年-Ⅲ、昭和57年-Ⅱ、有診査・男女計・年齢計を145項目別に集計、推定分を合算。145項目から88項目に組み換え>

―とありました。このことから、保障される手術の種類が88種類に全社統一されたのは、1987年(昭和62年)からではないかと思われます。

3.「全社統一」はさらに前
ちなみに、「保障される手術の種類の全社統一」そのものがなされたのはさらに前で、1981年のことです。そもそもなぜ統一されたのかについても含めて、「民間医療保険の戦略と課題」・P101には次のようにありました。

< 生保業界においては1974年頃から、疾病・手術関係特約の本格的販売がなされ、先進医療技術の進歩に伴う医療費の高騰を背景として、契約量の着実な伸びがみられた。医療保障分野への需要の高まりにともない、1976年までには、全ての生命保険会社が、特約の形で疾病保険を販売するようになった。しかし、商品内容や給付内容に差異が生じて問題になったことを契機に、疾病・手術関係の特約の統一化が1981年10月になされた。…>

なお、P206「表8.2 1987年改定における保険料計算基礎率」を読む限り、145種類で全社統一されたようです。

※参考・引用:「民間医療保険の戦略と課題」(堀田一吉)

民間医療保険の戦略と課題
勁草書房
堀田 一吉

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画像
↑彼岸花にやってきたキアゲハ・夏型(13年9月撮影)。

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