順調なライフネット生命の滑り出し―加入層は想定どおり。7月末時点における契約件数760件。

8月25日の日本経済新聞・朝刊に、ライフネット生命保険社長・出口治明氏のインタビュー記事がありました。

…記事には、

< 「7月末時点の契約件数は760件。年齢は想定どおり30歳代が圧倒的に多い。死亡保険金の額は平均2000万円。1500万円を想定していたのでちょっと多い」>

という出口氏のコメントがありました。このことから、ライフネット生命の滑り出しは順調と思われます。また、ライフネット社のメインターゲットは団塊ジュニアとそれに比較的近い年齢層であると思われます。

外資、カタカナ系、損保系、国内大手が死亡保障の獲得にしのぎを削る激戦区です。「ネットならではの低廉な保険料で保障を提供する」という同社がどこまで伸びるでしょうか?

日経がしばしば煽っているように既存の生保チャネル(営業職員網などの対面チャネル)を変えるだけの存在となるのでしょうか?

個人的には、そこまではいかないと思っております。「対面チャネルならではのニード喚起とその過程における利益の発見」がないネット生保は、選択肢の1つとして定着した後に伸び悩むのではないかと考えております。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

【マネーこの人に聞く:ライフネット生命保険社長・出口治明氏―ネット生保の販売手ごたえは?低保険料に30代が関心】
 家計が払い込んだ生命保険料は2006年時点で一世帯当たり約52万円。1990年代のピークから2割減ったものの、月4万円を超す。低保険料を打ち出し、インターネット専業で生命保険の販売を5月に始めたライフネット生命保険の出口治明社長に、新ビジネスの手応えを聞いた。

 ―ネットで生保を売る狙いはどこに?
 「保険料を安くしたかった。生保保険料は規制価格の純保険料と、自由価格の付加保険料で成り立つが、付加保険料の6割は販売経費だ。既存生保は営業職員を大量に動員し、膨大な労務管理費がかかる。販売コストを抑えるにはネットしかなかった。商品も特約をなくし、シンプルにしてシステム費用を抑えた」

 ―開業からの加入状況はどうですか。
 「7月末時点の契約件数は760件。年齢は想定どおり30歳代が圧倒的に多い。死亡保険金の額は平均2000万円。1500万円を想定していたのでちょっと多い」

 ―ネット加入の利点はどこにありますか。
 「いつでもどこからでも入れること。営業職員を介さず自分で申し込むので、従来のような申込書類の入力ミスもない」

 ―顔の見えないネット経由の加入に不安を抱く人もいるのでは。
 「平日は夜10時までコールセンターを開けて対応している。よく、健康状態を虚偽告知する人が増え、保険金の支払いが膨らんで経営を圧迫しないかと指摘されるが、紙の告知に比べて数倍の質問を用意した。ウソの告知はしにくいはずだ」

 ―生命保険選びのポイントは。
 「複数の会社の保険を比べること。昔は生保会社の営業職員を通じて入るしかなかったが、今は家電量販店で品物を選ぶ感覚で保険商品を比べられる。ニーズに合い、少しでも安い商品を選べばいい。保障額も何回か試算してみるといい。ネット生保のサイトでは必要保障額を試算できる」

 「死亡保険の場合、保険期間が10年定期商品がいいと思う。例えば30歳から40歳になる間に家族の構成が変われば、必要な保障も変わる。定期保険は終身保険より保険料は高いが、10年単位で保険を見直すのが合理的だと考えている」

▽メモ
 記者(27歳、配偶者と子供1人)が試算した必要保障額は2800万円で、今の契約内容とそう違わなかった。さらに細かく保険料を比べるには根気が必要。ネットも有効活用して賢く選びたい。


以上です。

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この記事へのコメント

がくがくダック
2008年08月27日 21:06
ライフネット生命なんですが、ネット販売の
場合、個人的に言うと、金融庁の指針自分なりで判断すると比較検討・販売話法からコンプライアンスで見ると・本当に教科書どうりにしてください・・味も素っ気も無い感じで、それこそ、ネットにデメリット・メリット掲示すれば、売れる感じになってますよねぇ・・最近アヒルもそうですけど金太郎飴に、なって他社にたいする保険の違い比較検討もネットに掲載したほうが良いのかなぁ・・規制緩和が逆に消費者に伝わりにくくなっている感じが見受けられますねぇ・・色々有るとは思いますけど・・対面販売は、人間対人間ですから良いんですが・・決められたとうりにしていかなければならない。
現役保険営業マン
2008年08月27日 23:00
がくがくダックさん、こんばんは。
一番コメントありがとうございます。
…そうですねぇ。確かに指針をそのまま忠実に厳格に遵守しようとすれば、無味乾燥した感じとなってしまいますね。ただ、それは「法的ルール」という現場サイドが臨機応変に運用できないものですから、どうしてもそうなってしまうかと思います。「マニュアル」でしたらある程度は可能かもしれませんが…。
2008年08月28日 16:44
んにちは。

え!! 7月末時点の契約件数は760件。。
たったの760件ですか。それで順調。個人的には少なく感じます。ミニ保険(小額短期)並みですね。
まー、これからかも知れませんね。

私も現役さんと同じ意見です。
もちろん忌み嫌っている訳ではなく、ライフネットさんのチャレンジ精神を応援しています(心の中でww)。
ただし、生命保険で生計を立てている者から言わせてもらえば、
「そんなに甘くないよ」
、、、、ただそれだけです。

第三分野と第二分野は、まだネットになじみやすいと思いますが、第一分野はある程度の件数に達したらネット上では伸び悩むと考えています。
現役保険営業マン
2008年08月28日 17:14
佐藤さん、こんにちは。
コメントお待ちしておりましたwww。
…ハハ、佐藤さんは少ないと感じますか。私自身は判断に迷ったので、無難に相手をヨイショする方を選びました^^;
…そうですね。私もネットならではの特徴や利点を並び立てて、保険商品をそろえればどんどん契約が伸びていく、なんてことが起きるほど甘くはないと思っております。

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