生保業界に「健康増進型保険」の波が来る!?日経報道。

10月21日の日本経済新聞・朝刊に、健康増進型の保険商品に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 健康改善で保険料を割り引いたりキャッシュバックしたりする「健康増進型保険」が広がりそうだ。きっかけはSOMPOホールディングス傘下のSOMPOひまわり生命保険。大場康弘社長が2025年度までに「原則全ての個人保険商品を健康増進型に切り替える」と宣言した。全面転換する生保は初めて。大手生保が追随すれば保険料体系のあり方に一石を投じそうだ。>

とのことです。

【管理人の感想】
健康増進型の保険といえば、大手国内生保の住友生命や第一生命、住友生命が商品を投入し、CMにも力を入れていますね。CMをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

1)住友生命の場合は、対象となる保険商品加入時に健康増進プログラム利用(有料、別途負担)を申し込んで、健康増進に励んでもらう。

2)第一生命の場合は健康診断書を提出すれば、その時点で一定の割合で保険料が安くなる(ただし、対象となる保険種類とならない種類があります)。

3)明治安田生命の場合は、対象となる保険商品に特約を付加して、毎年保険会社に保険会社の基準を満たす健康診断書を提出すると、保険会社はその結果に応じて毎年キャッシュバックランク(A~D)を判定し、キャッシュバック金額を計算して支払う。

-と保険会社によって異なります。

ひまわり生命は保険本来の機能と健康を応援する機能を組み合わせた「インシュアヘルスシリーズ」として、収入保障保険や乳がん応援サービス・商品、認知症保障保険、医療保険などを投入しています。

5年後までに従来の死亡保険や第三分野の保険を順次引き受け停止とし、インシュアヘルスシリーズに置き換えていくとのことです。

ただ、死亡保険の中でも終身保険は対象外となり、養老保険も対象にならないでしょう。死亡保険で順次置き換えられていくのは定期保険ではないかと思います。

第三分野では、がん保険や介護保障保険の新商品投入や切り替えが行われるかもしれませんが、健康増進型の保険としての基礎率をどう設定するのかが大きな課題ではないかと思います。

【記事の内容】
以下、日経の記事の内容です。

-日本経済新聞 2020年10月21日朝刊-

【生保に「健康増進型」の波-体重改善・禁煙で保険料割引 SOMPO系、全面転換】

 健康改善で保険料を割り引いたりキャッシュバックしたりする「健康増進型保険」が広がりそうだ。きっかけはSOMPOホールディングス傘下のSOMPOひまわり生命保険。大場康弘社長が2025年度までに「原則全ての個人保険商品を健康増進型に切り替える」と宣言した。全面転換する生保は初めて。大手生保が追随すれば保険料体系のあり方に一石を投じそうだ。

 SOMPOひまわり生命は貯蓄性の高い一部の保険を除き、5年後までに健康増進型ではない死亡保険や医療保険の販売を順次停止。新規契約のほぼ全てを健康増進型にする。足元で新規契約に占める健康増進型保険の割合は約25%にとどまっており、5年計画でビジネスモデルを転換する。

 販売する健康増進型保険の名称は「インシュアヘルス」。代表的なのは設定した目標に応じた血圧や体重などの改善で保険料を引き下げ、過去の加入期間に遡って保険料の差額もキャッシュバックする商品だ。契約者が禁煙し、BMI(体格指数、18~27)や血圧(最高140未満、最低90未満)を満たせば、最大3割引き。契約日に遡って還付金がもらえる。

 予防治療を始めた場合などに一時金を支給する仕組みもある。例えば同社が扱う糖尿病患者向けの医療保険では、定期的に健康診断の数値を提出してもらう。対象の数値が一定を保つか改善すると、1年に1ヵ月分の保険料を一時金として還付する。

 SOMPOひまわり生命が商品戦略を転換するのは、競争激化で違いを打ち出す必要に迫られているためだ。同社の新契約年換算保険料は19年度末で前の期比3割減の250億円にとどまった。

 大手生保のグループ会社が主力販路だった保険ショップに手を伸ばし、損保系生保は苦戦している。打開策として消費者ニーズが高まっている健康増進型保険に目をつけた。大手生保が価格破壊を恐れ、本格参入をためらっているうちに保険料の引き下げにつなげて競争力をつけたい考えだ。

 全面転換に踏み切るのは、きめ細かく契約者の健康状態を把握することができるようになったことも背景にある。IT(情報技術)を活用し健康支援サービスを提供できるように体制を組んだ。スイスの専門企業、ダカドゥ社と組み、契約者の健康状態をスコア化。健康維持をアドバイスするスマートフォン向けアプリを投入する計画だ。

 健康増進型保険に力を入れる生保は増えている。住友生命保険が最も熱心で「バイタリティー」はテレビCMも打ち、拡販中だ。主力保険の付帯する「特約」として、月額880円を上乗せしてサービスと提供している。契約件数は約50万件に達し、主力商品に特約を付けた割合(19年度、契約ベース)は約6割を占める。契約するとまず保険料を15%引き下げた上で、15%下がった状態から健康度合いに応じて数%前後する仕組み。イオングループと契約者への特典付与で提携するなど、サービスを拡充しながら顧客獲得を狙っている。

 ほかの大手生保では第一生命保険、明治安田生命保険も健康増進型保険を提供するが、商品の一つ。日本生命保険は個人向けには扱っていない。新興勢を中心に、健康増進型保険に注力する動きは広がっている。規模が小さいとはいえSOMPOひまわり生命が全面的に商品供給を始めれば、大手生保を揺さぶることになる。


以上です。

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↑ハルジオンにやってきたジャコウアゲハ・♀(5月撮影)。

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