外貨建保険、銀行窓販でブレーキ。日経報道。

3月6日の日本経済新聞・朝刊に、銀行窓販での外貨建保険に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 銀行の窓口で扱う外貨建保険が急減している。米ドルや豪ドルなど外貨建商品は銀行窓販での取扱が増えていたが、19年度は3年ぶりの減少に転じる見通しだ。リスクを十分認識しないまま購入した顧客からの苦情が目立ち、金融庁が問題視している。生保にとって銀行窓販は有力な販路で、戦略の見直しを迫られている。>

とのことです。

…新契約が落ち込んだ大きな要因は、金利低下に伴う予定利率の引き下げが相次いだことにあるようです。弊社が取り扱っているソニー生命の米ドル建一時払終身保険も、予定利率引き下げの通知がありました。

そうした「貯蓄性」の低下に加えて、金融庁が問題視しているとされているのが、契約を巡る相談件数の増加です。国民生活センターが先月下旬に公表した相談事例を見ると、そうした報道が出ても不思議ではありません。

銀行窓販そのものが顧客の利益保護の観点からみて失敗だったということですね。

【記事の内容】

以下、記事の内容です。

―日本経済新聞 2020年3月6日朝刊―

【銀行窓販で外貨建保険急減―19年4~12月、販売額2割減】

 銀行の窓口で扱う外貨建保険が急減している。米ドルや豪ドルなど外貨建商品は銀行窓販での取扱が増えていたが、19年度は3年ぶりの減少に転じる見通しだ。リスクを十分認識しないまま購入した顧客からの苦情が目立ち、金融庁が問題視している。生保にとって銀行窓販は有力な販路で、戦略の見直しを迫られている。

 外貨建保険は米ドルや豪ドルなどで運用する保険商品で、円建よりも相対的に利回りが高いことが特徴だ。一方、為替変動に伴う元本割れのリスクも抱えている。

◇トラブル相次ぐ
 「代理店に対する適切な管理が行えないのであれば、外貨建保険の販売を行うべきではない」。2月下旬、金融庁幹部は生命保険各社の首脳陣との意見交換の場で、外貨建保険の販売の可否にまで踏み込んだ。

 その前日には国民生活センターが契約トラブルが増えていると報告書を公表した。問題が再三指摘されても苦情が減らない状況に当局が業を煮やした格好だ。

 「定期預金のつもりが保険だった」「元本保証を約束されたが違っていた」―。外貨建保険は生保本体でも扱っているが、生保の営業職員による販売については金融庁は問題視していない。

 銀行窓販でトラブルが目立つのは保険だと認識せず、預貯金だと思って契約するケースがあるためだ。退職金など老後資金の運用で高齢者が契約し、苦情に発展する場合が多い。銀行員は販売時に研修は受けるものの、外貨建商品の仕組みに精通しておらず、為替リスクの説明が不十分なケースがある。

 足元では販売が大きく落ち込んでいる。業界推計によると、窓販における外貨建保険の販売額は約2.3兆円と、19年4~12月期に前年同期に比べて2割以上減った。

 世界的な金利低下が外貨建商品を直撃し、運用面の魅力が下がっているためだ。大手生保が販売する米ドル建て10年物の終身保険の利率※は19年初めには3%だったが、足元では1%台半ばの水準にまで落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大で米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切るなど、販売環境は一段と悪化している。

※「米ドル建て10物の終身保険の利率」って…何を言っているのかさっぱり分かりません。米ドル建て10物の終身保険なんて存在しません。おそらく、米国債10物の利回りと、米ドル建終身保険の予定利率を混同しているものと思われます。原稿チェックで誰も気が付かないとは…記者の質がかなり落ちていますね。

◇販路の見直しも
 苦情増加を受けて、慎重な販売姿勢に転じている銀行もある。

 窓販市場全体では外貨建商品の販売比率は8割超と圧倒的だが、局所的に円建と比率が逆転し始めた。あるメガバンクは19年度秋以降、保険窓販の外貨建の比率が5割を下回り始め、12月単月は3割を切った。

 業界推計でも4~12月の円建商品の販売額は約5000億円と、15%増となった。メガバンクなどが支店の評価基準を見直しておりことも背景にある。顧客の意向に沿わないのに高い販売手数料の保険を勧めるのではなく、顧客の預かり資産残高を重視し始め、手数料の安い円建でも扱いやすくなっているという。

 複数の販売チャネルを持つ大手生保は窓販以外に力を入れ始めた。第一生命ホールディングスでは、窓販主体の第一フロンティア生命保険の商品を最も販売しているのは第一生命本体だ。営業職員で外貨建商品を販売できる資格保有者を増やしている。日本生命保険もグループ内での商品相互供給を始める。

 明治安田生命保険は自前の来店型保険ショップを4月に1.4倍に拡充する。契約後に顧客フォローしやすい自前のチャネルに力を入れる。窓販の逆風が強まる中で、各社は販売戦略の見直しを進めている。


以上です。

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↑、カメムシを捕食したシオヤアブ・♀(昨年6月撮影)。

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